公开(公告)号:
JPWO2023054690A1
摘要:
材料コストの増加がなく、かつ、剛性(強度)の低下による製品品質の低下がなく、軽量化することができる車両用灯具のランプハウジング、車両用灯具を提供することにある。 この発明は、ランプレンズ(2)と共に灯室(10)を形成するランプハウジング(3)である。ランプハウジング(3)は、第1部材(5)と第2部材(6)とから構成されている。第1部材(5)の剛性は、第2部材(6)の剛性よりも高い。第1部材(5)は、ランプハウジング(3)のうち、高剛性を必要とする部位に使用される。この結果、この発明は、材料コストの増加がなく、かつ、剛性(強度)の低下による製品品質の低下がなく、軽量化することができる。
权利要求:
1. 車両用灯具のランプハウジングであって、 第1部材と第2部材とから構成されていて、 前記第1部材の剛性は、前記第2部材の剛性よりも高く、 前記第1部材は、前記ランプハウジングのうち、高剛性を必要とする部位に使用される、 ことを特徴とする車両用灯具のランプハウジング。
2. 前記第1部材と前記第2部材とは、結合部を介して、相互に一体に結合されていて、 前記結合部は、凹凸結合であり、幅方向、奥行き方向、高さ方向の3方向における面当たりにより、前記第1部材と前記第2部材とを、相互に3次元的に一体に結合する、 ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具のランプハウジング。
3. 前記第1部材の結合部分の端面と前記第2部材の結合部分の端面とは、前記結合部を介して、相互に一体に結合されていて、 前記結合部は、前記第1部材の結合部分の端面、および、前記第2部材の結合部分の端面に、全面に亘って、設けられている、 ことを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具のランプハウジング。
4. 前記ランプハウジングは、3Dプリンターにより作製された3Dプリント体から構成されている、 ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具のランプハウジング。
5. 前記高剛性を必要とする部位は、車体取付部、スクリューのボス部、光軸調整機構取付部、その他の機構取付部、補強部、または、肉厚部の少なくとも1つである、 ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具のランプハウジング。
6. 灯室を形成するランプレンズおよび前記請求項1に記載の車両用灯具のランプハウジングと、 前記灯室内に配置されている光源ユニットまたはランプユニットと、 を備える、 ことを特徴とする車両用灯具。
7. 車両の車両用灯具のためのハウジングであって、 前記ハウジングの第1の部分が3Dプリンティングによって第1材料で形成され、 前記ハウジングの第2の部分が前記3Dプリンティングによって第2材料で形成され、 前記第1材料の剛性は、前記第2材料の剛性より高く、 前記第1の部分は、高い剛性が必要とされる部位に設けられる、 ことを特徴とするハウジング。
8. 前記ハウジングの第1の部分は、前記車両の車体に前記ハウジングを組み付けるための部分であり、 前記第2の部分は、前記ハウジングのうちの、前記第1の部分以外の部分である、 ことを特徴とする請求項7に記載のハウジング。
9. 前記第1の部分は、前記ハウジングに第1のユニットを組み付けるための部分である、 ことを特徴とする請求項7に記載のハウジング。
10. 前記第1のユニットは、前記車両用灯具の光軸を調整するための光軸調整ユニットを含む、 ことを特徴とする請求項9に記載のハウジング。
11. 前記第1の部分は、前記ハウジング内に設けられたスクリューのボス部分である、 ことを特徴とする請求項7に記載のハウジング。
12. 前記第1の部分は、前記ハウジング内に形成された補強のための部分である、 ことを特徴とする請求項7に記載のハウジング。
13. 前記第1の部分は、第1の端部表面と前記第1の端部表面から突出する突出部分とを有し、 前記第1の部分と前記突出部分は、前記第1材料により一体的に形成され、 前記第2の部分は、第2の端部表面と前記突出部分を収容するよう成形されるへこみ部分とを有し、 前記へこみ部分は、前記第2の端部表面に設けられる、 ことを特徴とする請求項7に記載のハウジング。
14. 前記突出部分は、鏃形状を含み、 前記へこみ部分は、前記鏃形状を収容するように成形されている、 ことを特徴とする請求項13に記載のハウジング。
15. 前記突出部分は、四角錐台形状を含み、 前記へこみ部分は、前記四角錐台形状を収容するように成形されている、 ことを特徴とする請求項13に記載のハウジング。
16. 前記第1の端部表面と前記第2の端部表面とは互いに向かい合い、前記突出部分と前記へこみ部分とは前記第1の部分と前記第2の部分のための係止構造を構成するように、前記第1の部分と前記第2の部分は成形される、 ことを特徴とする請求項13に記載のハウジング。
17. 前記3Dプリンティングは、3Dプリンターにより実行され、 前記第1の部分は、前記3Dプリンターの第1のノズルから供給される前記第1材料により形成され、 前記第2の部分は、前記3Dプリンターの第2のノズルから供給される前記第2材料により形成される、 ことを特徴とする請求項7に記載のハウジング。
18. 前記第1材料は、アルミニウム、PA(ポリアミド、polyamide)、またはPOM(ポリオキシメチレン、polyoxymethylene)のうちのいずれかであり、 前記第2材料は、PP(ポリプロピレン、polypropylene)、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン、acrylonitrile butadiene styrene)のうちのいずれかである、 ことを特徴とする請求項7に記載のハウジング。
技术领域:
両用灯具のランプハウジングに関する。また、この発明は、ランプハウジングを備える車両用灯具に関する。
ランプハウジングを備える車両用灯具としては、たとえば、特許文献1
背景技术:
る。以下、特許文献1の灯具について説明する。
特許文献1の灯具は、灯室を形成するランプハウジング、フロントカバー(ランプレンズ)およびバックカバーと、灯室内に光軸調整機構を介して配置されている灯具ユニットと、を備えるものである。
特開2017-208208号公報
近年、カーボンフリーの概念により、灯具(車両用灯具)、特に、ランプハウジングの軽量化が重要視されている。ランプハウジングの軽量化の手段としては、ランプハウジングの部材を低比重の部材に置換する手段、ランプハウジングの厚みを薄くする手段、ランプ
发明内容:
を簡素化する手段などがある。
しかしながら、特許文献1の灯具のランプハウジングは、単一の部材から構成されているものであるから、前記の軽量化の手段を行った場合には、下記の課題がある。すなわち、低比重の部材に置換する手段を行った場合には、ランプハウジングの材料コストが増加する。また、厚みを薄くする手段を行った場合には、ランプハウジングの剛性(強度)が低下して製品品質が低下する。さらに、構造を簡素化する手段を行った場合には、ランプハウジングの剛性(強度)が低下して製品品質が低下する。これにより、特許文献1の灯具のランプハウジング、特許文献1の灯具においては、軽量化することが難しい。
この発明が解決しようとする課題は、材料コストの増加がなく、かつ、剛性(強度)の低下による製品品質の低下がなく、軽量化することができる車両用灯具のランプハウジング、車両用灯具を提供することにある。
この発明の車両用灯具のランプハウジングは、車両用灯具のランプハウジングであって、第1部材と第2部材とから構成されていて、第1部材の剛性が、第2部材の剛性よりも高く、第1部材が、ランプハウジングのうち、高剛性を必要とする部位に使用される、ことを特徴とする。
この発明の車両用灯具のランプハウジングにおいて、第1部材と第2部材とは、結合部を介して、相互に一体に結合されていて、結合部は、凹凸結合であり、幅方向、奥行き方向、高さ方向の3方向における面当たりにより、第1部材と第2部材とを、相互に3次元的に一体に結合する、ことが好ましい。
この発明の車両用灯具のランプハウジングにおいて、第1部材の結合部分の厚みと第2部材の結合部分の厚みとは、同一もしくはほぼ同一であり、結合部は、第1部材の結合部分の厚み方向の端面および第2部材の結合部分の厚み方向の端面に、全面に亘って、設けられている、ことが好ましい。
この発明の車両用灯具のランプハウジングにおいて、ランプハウジングは、3Dプリンターにより作製された3Dプリント体から構成されている、ことが好ましい。
この発明の車両用灯具のランプハウジングにおいて、高剛性を必要とする部位は、車体取付部、スクリューのボス部、光軸調整機構取付部、その他の機構取付部、補強部、または、肉厚部の少なくとも1つである、ことが好ましい。
この発明の車両用灯具は、灯室を形成するランプレンズおよびこの発明の車両用灯具のランプハウジングと、灯室内に配置されている光源ユニットまたはランプユニットと、を備える、ことを特徴とする。
この発明の車両用灯具のランプハウジング、車両用灯具は、材料コストの増加がなく、かつ、剛性(強度)の低下による製品品質の低下がなく、軽量化することができる。
図1は、この発明にかかる車両用灯具のランプハウジング、車両用灯具の実施形態を示す正面図である。図2は、車両用灯具のランプハウジング、車両用灯具を示す背面図である。図3は、車両用灯具のランプハウジング、車両用灯具を示す平面図(図1におけるIII矢視図)である。図4は、車両用灯具のランプハウジング、車両用灯具を示す側面図(図1におけるIV矢視図)である。図5は、ランプハウジングの第1部材と第2部材とを示す一部拡大斜視図(図1におけるV部の拡大斜視図)である。図6は、ランプハウジングの第1部材と第2部材との分解状態を示す一部拡大斜視図(図5に対応する一部拡大斜視図)である。図7は、ランプハウジングの第1部材と第2部材との結合部による結合状態を示す一部拡大説明図である。図8は、第1部材と第2部材とから構成されているランプハウジングを3Dプリンターにより作製(造形)している状態を示す説明図である。図9は、結合部の変形例1を示すランプハ