通気路用消音器

公开(公告)号:
JPWO2023032618A1
公开(公告)日:
2023-03-09
申请号:
JP2022575784
申请日:
2022-08-09
授权日:
-
受理局:
日本
专利类型:
发明申请
简单法律状态:
失效
法律状态/事件:
驳回
IPC分类号:
-
战略新兴产业分类:
-
国民经济行业分类号:
-
当前申请(专利权)人:
-
原始申请(专利权)人:
-
当前申请(专利权)人地址:
-
工商统一社会信用代码:
-
工商登记状态:
-
工商注册地址:
-
工商成立日期:
-
工商企业类型:
-
发明人:
-
代理机构:
-
代理人:
-
摘要:
通気路用消音器をコンパクトな構造としつつ、広帯域の音を効果的に消音する。 本発明の通気路用消音器は、筐体を備え、通気路中の音を消音する通気路用消音器であり、筐体の内部空間が通気路の一部を構成し、筐体において通気路の一部の一端側に位置する入口開口と、筐体において通気路の一部の他端側に位置する出口開口と、筐体の内部に収容された吸音部材と、筐体に設けられ、通気路を通過する音を低減するための振動部とを備える。
技术问题语段:
-
技术功效语段:
-
权利要求:
1. 筐体を備え、通気路中の音を消音する通気路用消音器であって、  前記筐体の内部空間が前記通気路の一部を構成し、  前記筐体に形成され、前記通気路の一部の一端側に位置する入口開口と、  前記筐体に形成され、前記通気路の一部の他端側に位置する出口開口と、  前記筐体の内部に収容された吸音部材と、  前記筐体に設けられ、前記通気路を通過する音を低減するための振動部と、  を備える通気路用消音器。 2. 前記筐体の外壁面の少なくとも一部が平面をなしており、  前記筐体のうち、前記外壁面が平面である部分が、前記振動部を構成している、請求項1に記載の通気路用消音器。 3. 前記入口開口は、前記筐体の内壁面のうち、第一方向における一端面に形成され、  前記出口開口は、前記筐体の内壁面のうち、前記第一方向における他端面に形成され、  前記入口開口と前記出口開口との距離をLとし、音速をcとしたときに、前記振動部の第一固有振動数が、c/(2×L)未満である、請求項1に記載の通気路用消音器。 4. 前記第一固有振動数が、c/(4×L)未満である、請求項3に記載の通気路用消音器。 5. 前記筐体は、前記筐体の内部空間を囲う壁を有し、  前記壁には前記振動部が含まれ、前記壁の各部が同一の材質によって構成されている、請求項1に記載の通気路用消音器。 6. 前記壁において、前記振動部と前記振動部の周辺部分とが連続している、請求項5に記載の通気路用消音器。 7. 前記入口開口は、前記筐体の内壁面のうち、第一方向における一端面に形成され、  前記出口開口は、前記筐体の内壁面のうち、前記第一方向における他端面に形成され、  前記筐体の断面のうち、前記第一方向を法線方向とする断面の輪郭線において、前記輪郭線中の最短の辺の長さに対する、前記輪郭線中の最長の辺の長さの比率が1.2以上である、請求項1に記載の通気路用消音器。 8. 前記入口開口は、前記筐体の内壁面のうち、第一方向における一端面に形成され、  前記出口開口は、前記筐体の内壁面のうち、前記第一方向における他端面に形成され、  前記第一方向と交差する第二方向と、前記第一方向及び前記第二方向の双方と交差する第三方向とにおいて、前記入口開口が存在する範囲が、前記出口開口が存在する範囲と重なる、請求項1に記載の通気路用消音器。 9. 前記入口開口は、前記筐体の内壁面のうち、第一方向における一端面に形成され、  前記出口開口は、前記筐体の内壁面のうち、前記第一方向における他端面に形成され、  前記第一方向と交差する第二方向における前記筐体の長さは、前記第一方向及び前記第二方向の双方と交差する第三方向における前記筐体の長さより長く、  前記入口開口及び前記出口開口の各々は、前記第二方向において、前記筐体の中央よりも前記筐体の端に近い位置に設けられている、請求項1に記載の通気路用消音器。 10. 前記入口開口は、前記筐体の内壁面のうち、第一方向における一端面に形成され、  前記出口開口は、前記筐体の内壁面のうち、前記第一方向における他端面に形成され、  前記筐体の内部空間において、前記入口開口及び前記出口開口のうち、少なくとも一方の開口には、接続部材が接続されており、  前記接続部材の内側には、前記少なくとも一方の開口と繋がった接続部材側開口部が設けられており、  前記第一方向において前記少なくとも一方の開口から遠ざかるほど、前記接続部材側開口部のサイズが大きくなる、請求項1に記載の通気路用消音器。 11. 前記筐体の内部空間において、前記入口開口及び前記出口開口のそれぞれに、前記接続部材が接続されている、請求項10に記載の通気路用消音器。 12. 前記振動部に錘が取り付けられている、請求項1に記載の通気路用消音器。 13. 前記入口開口は、前記筐体の内壁面のうち、第一方向における一端面に形成され、  前記出口開口は、前記筐体の内壁面のうち、前記第一方向における他端面に形成され、  前記吸音部材は、前記第一方向と交差する第二方向と、前記第一方向及び前記第二方向の双方と交差する第三方向とにおいて、前記入口開口が存在する範囲、及び、前記出口開口が存在する範囲を避けて配置されている、請求項1に記載の通気路用消音器。 14. 前記筐体の内部空間中、前記筐体中の流路部を除いた空間の体積に対して、前記吸音部材が占める領域の割合は、80%以上である、請求項13に記載の通気路用消音器。 15. 前記筐体に形成された開口は、前記入口開口及び前記出口開口のみである、請求項1に記載の通気路用消音器。 16. 前記振動部が前記第一固有振動数にて振動することにより、2400Hz以下の音を消音することが可能である、請求項3又は4に記載の通気路用消音器。 17. 前記振動部が前記第一固有振動数にて振動することにより、1700Hz以下の音を消音することが可能である、請求項3又は4に記載の通気路用消音器。 18. 前記筐体に、複数の前記振動部が設けられている、請求項1に記載の通気路用消音器。 19. 前記筐体の内部空間の一部が、共鳴によって吸音する共鳴空間を構成している、請求項1に記載の通気路用消音器。
技术领域:
-
背景技术:
【0002】 通気路の中には、通気路を通過する音(騒音)を消音する消音器を備えるものがある。このような消音器付き通気路の一例としては、例えば、特許文献1に記載のダクトが挙げられる。 【0003】 特許文献1に記載のダクトは、ダクトの側面に設けられた開口部を持つ共鳴器と、共鳴器を覆う防音カバーとを有する。そして、ダクトの一部、共鳴器、及び防音カバーによって消音構造が構成され、この消音構造によって、ダクト内を伝播する騒音が消音される。 【0004】特許文献1 特開2016-133226号公報
发明内容:
【発明が解決しようとする課題】 【0005】 特許文献1に示すダクトのように、消音器を通気路の外側に配置する構成では、消音器の設置スペースを確保する必要があるため、通気路のうち、消音器が設けられた部分の構造が大型化する。しかし、設置スペースの制約等を考慮すると、通気路に設けられる消音器は、よりコンパクトな構造であることが求められる。 【0006】 一方、小型の消音器では、低周波帯域の音に対する消音性能が低下する傾向にある。そのため、通気路用消音器については、コンパクトな構造としながらも低周波帯域の音に対する消音性能を確保することが重要となる。さらに、通気路用消音器は、低周波帯域の音とともに、高周波帯域の音を効果的に消音できるものであることが好ましい。 【0007】 本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、上記従来技術の問題点を解決し、具体的には、コンパクトな構造としつつ、広帯域の音を効果的に消音できる通気路用消音器を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0008】 上記の目的を達成するために、本発明は、以下の構成を有する。 [1] 筐体を備え、通気路中の音を消音する通気路用消音器であって、筐体の内部空間が通気路の一部を構成し、筐体に形成され、通気路の一部の一端側に位置する入口開口と、筐体に形成され、通気路の一部の他端側に位置する出口開口と、筐体の内部に収容された吸音部材と、筐体に設けられ、通気路を通過する音を低減するための振動部と、を備える通気路用消音器。 [2] 筐体の外壁面の少なくとも一部が平面をなしており、筐体のうち、外壁面が平面である部分が、振動部を構成している、[1]に記載の通気路用消音器。 [3] 入口開口は、筐体の内壁面のうち、第一方向における一端面に形成され、出口開口は、筐体の内壁面のうち、第一方向における他端面に形成され、入口開口と出口開口との距離をLとし、音速をcとしたときに、振動部の第一固有振動数が、c/(2×L)未満である、[1]又は[2]に記載の通気路用消音器。 [4] 第一固有振動数が、c/(4×L)未満である、[3]に記載の通気路用消音器。 [5] 筐体は、筐体の内部空間を囲う壁を有し、壁には振動部が含まれ、壁の各部が同一の材質によって構成されている、[1]~[4]のいずれかに記載の通気路用消音器。 [6] 壁において、振動部と振動部の周辺部分とが連続している、[5]に記載の通気路用消音器。 [7] 入口開口は、筐体の内壁面のうち、第一方向における一端面に形成され、出口開口は、筐体の内壁面のうち、第一方向における他端面に形成され、筐体の断面のうち、第一方向を法線方向とする断面の輪郭線において、輪郭線中の最短の辺の長さに対する、輪郭線中の最長の辺の長さの比率が1.2以上である、[1]~[6]のいずれかに記載の通気路用消音器。 [8] 入口開口は、筐体の内壁面のうち、第一方向における一端面に形成され、出口開口は、筐体の内壁面のうち、第一方向における他端面に形成され、第一方向と交差する第二方向と、第一方向及び第二方向の双方と交差する第三方向とにおいて、入口開口が存在する範囲が、出口開口が存在する範囲と重なる、[1]~[7]のいずれかに記載の通気路用消音器。 [9] 入口開口は、筐体の内壁面のうち、第一方向における一端面に形成され、出口開口は、筐体の内壁面のうち、第一方向における他端面に形成され、第一方向と交差する第二方向における筐体の長さは、第一方向及び第二方向の双方と交差する第三方向における筐体の長さより長く、入口開口及び出口開口の各々は、第二方向において、筐体の中央よりも筐体の端に近い位置に設けられている、[1]~[8]のいずれかに記載の通気路用消音器。 [10] 入口開口は、筐体の内壁面のうち、第一方向における一端面に形成され、出口開口は、筐体の内壁面のうち、第一方向における他端面に形成され、筐体の内部空間において、入口開口及び出口開口のうち、少なくとも一方の開口には、接続部材が接続されており、接続部材の内側には、少なくとも一方の開口と繋がった接続部材側開口部が設けられており、第一方向において少なくとも一方の開口から遠ざかるほど、接続部材側開口部のサイズが大きくなる、[1]~[9]のいずれかに記載の通気路用消音器。 [11] 筐体の内部空間において、入口開口及び出口開口のそれぞれに、接続部材が接続されている、[10]に記載の通気路用消音器。 [12] 振動部に錘が取り付けられている、[1]~[11]のいずれかに記載の通気路用消音器。 [13] 入口開口は、筐体の内壁面のうち、第一方向における一端面に形成され、出口開口は、筐体の内壁面のうち、第一方向における他端面に形成され、吸音部材は、第一方向と交差する第二方向と、第一方向及び第二方向の双方と交差する第三方向とにおいて、入口開口が存在する範囲、及び、出口開口が存在する範囲を避けて配置されている、[1]~[12]のいずれかに記載の通気路用消音器。 [14] 筐体の内部空間中、筐体中の流路部を除いた空間の体積に対して、吸音部材が占める領域の割合は、80%以上である、[13]に記載の通気路用消音器。 [15] 筐体に形成された開口は、入口開口及び出口開口のみである、[1]~[14]のいずれかに記載の通気路用消音器。 [16] 振動部が第一固有振動数にて振動することにより、2400Hz以下の音を消音することが可能である、[3]又は[4]に記載の通気路用消音器。 [17] 振動部が第一固有振動数にて振動することにより、1700Hz以下の音を消音することが可能である、[3]又は[4]に記載の通気路用消音器。 [18] 筐体に、複数の振動部が設けられている、[1]~[17]のいずれかに記載の通気路用消音器。 [19] 筐体の内部空間の一部が、共鳴によって吸音する共鳴空間を構成している、[1]~[18]のいずれかに記載の通気路用消音器。 【発明の効果】 【0009】 本発明の通気路用消音器は、通気路の一部をなす筐体の振動により、低周波帯域の音を消音する。また、筐体内部に配置された吸音部材により、高周波帯域の音を消音することができる。この結果、比較的コンパクトな構造により、低周波帯域から高周波帯域に亘って消音することが可能な通気路用消音器が提供できる。
具体实施方式:
-
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