公开(公告)号:
JPWO2022092276A1
摘要:
内容物を収容する容器本体と、前記容器本体内の前記内容物を注出させるための注出口部材と、を備え、前記注出口部材は、前記容器本体に取り付けられる基部と、前記内容物を注出する流路が形成された注出筒部と、を有し、前記容器本体は、ポリエチレンフィルムからなり、前記注出口部材は、ポリエチレンの成形体である、注出口付き包装袋。
权利要求:
1. 内容物を収容する容器本体と、
前記容器本体内の前記内容物を注出させるための注出口部材と、を備え、
前記注出口部材は、前記容器本体に取り付けられる基部と、
前記内容物を注出する流路が形成された注出筒部と、を有し、
前記容器本体は、ポリエチレンフィルムからなり、
前記注出口部材は、ポリエチレンの成形体である、注出口付き包装袋。
2. 前記ポリエチレンフィルムは、延伸ポリエチレン層と、未延伸ポリエチレン層とからなる、請求項1に記載の注出口付き包装袋。
3. スタンディングパウチである、請求項1又は2に記載の注出口付き包装袋。
4. 内容物を収容する容器本体と、
前記容器本体内の前記内容物を注出させるための注出口部材と、を備える注出口付き包装袋の製造方法であって、
前記注出口部材は、前記容器本体に取り付けられる基部と、
前記内容物を注出する流路が形成された注出筒部と、を有し、
前記容器本体は、ポリエチレンフィルムからなり、
前記注出口部材は、ポリエチレンの成形体であり、
前記基部の側面に、熱した金型を接触させて前記基部の周方向の表面のみを前記ポリエチレンの融点以上の温度に加熱する工程と、
前記容器本体に、加熱後の前記基部を挿入し、金型を用いて熱溶着させる工程と、を有する注出口付き包装袋の製造方法。
5. 前記加熱する工程は、前記基部の側面に接する前記金型の表面の温度を130℃以上230℃以下に設定し、前記金型を前記基部の側面に0.5秒間以上3.0秒間以下接触させる工程である、請求項4に記載の注出口付き包装袋の製造方法。
6. 前記金型は、前記基部の側面に接する面が離型処理されている、請求項4又は5に記載の注出口付き包装袋の製造方法。
7. 前記金型は、前記基部の側面に接する面が3次元形状を備え、
前記加熱する工程は、前記基部の側面に前記3次元形状を転写する工程である、請求項4~6のいずれか1項に記載の注出口付き包装袋の製造方法。
背景技术:
【0002】 シャンプーやコンディショナー等の詰め替え容器として、スタンディングパウチが普及している。一般的にスタンディングパウチのパウチ本体は、積層フィルムから構成される。積層フィルムは、特性の異なる複数の素材を組み合わせることで、バリア性や強度等の各種機能を詰め替え容器に付与している。
【0003】 近年、資源を有効利用する観点から、リサイクルが可能である材料を用い、石油資源を節約することが求められている。しかし、複数の素材が組み合わされた積層フィルムは素材の分別に手間がかかり、リサイクルがしにくいという課題があった。このような課題に対し、リサイクルに適した材料として、単一素材(モノマテリアル)のフィルム材料を用いた容器が検討されている。
【0004】 例えば特許文献1には、リサイクルが可能である資源として、植物由来ポリエチレンを用いたフィルムをシーラントフィルムとする、スタンディングパウチが記載されている。
【0005】特開2012-167172号公報
发明内容:
【発明が解決しようとする課題】
【0006】 スタンディングパウチには、内容物を簡単に素早く詰め替えられることが求められる。例えば注ぎ口は手で簡単に開封できることが求められる。
しかし、単一素材として例えばポリエチレンを用いたフィルム材料は、手で切りにくく、簡単には開封しにくいという課題があった。
【0007】 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、単一素材のフィルム材料から構成され、開封が容易であり、リサイクルが容易な注出口付き包装袋及び前記注出口付き包装袋の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】 すなわち、本発明は以下の構成を採用した。
[1]内容物を収容する容器本体と、前記容器本体内の前記内容物を注出させるための注出口部材と、を備え、前記注出口部材は、前記容器本体に取り付けられる基部と、前記内容物を注出する流路が形成された注出筒部と、を有し、前記容器本体は、ポリエチレンフィルムからなり、前記注出口部材は、ポリエチレンの成形体である、注出口付き包装袋。
[2]前記ポリエチレンフィルムは、延伸ポリエチレン層と、未延伸ポリエチレン層とからなる、[1]に記載の注出口付き包装袋。
[3]スタンディングパウチである、[1]又は[2]に記載の注出口付き包装袋。
[4]内容物を収容する容器本体と、前記容器本体内の前記内容物を注出させるための注出口部材と、を備える注出口付き包装袋の製造方法であって、前記注出口部材は、前記容器本体に取り付けられる基部と、前記内容物を注出する流路が形成された注出筒部と、を有し、前記容器本体は、ポリエチレンフィルムからなり、前記注出口部材は、ポリエチレンの成形体であり、前記基部の側面に、熱した金型を接触させて前記基部の周方向の表面のみを前記ポリエチレンの融点以上の温度に加熱する工程と、前記容器本体に、加熱後の前記基部を挿入し、金型を用いて熱溶着させる工程と、を有する注出口付き包装袋の製造方法。
[5]前記加熱する工程は、前記基部の側面に接する前記金型の表面の温度を130℃以上230℃以下に設定し、前記金型を前記基部の側面に0.5秒間以上3.0秒間以下接触させる工程である、[4]に記載の注出口付き包装袋の製造方法。
[6]前記金型は、前記基部の側面に接する面が離型処理されている、[4]又は[5]に記載の注出口付き包装袋の製造方法。
[7]前記金型は、前記基部の側面に接する面が3次元形状を備え、前記加熱する工程は、前記基部の側面に前記3次元形状を転写する工程である、[4]~[6]のいずれか1つに記載の注出口付き包装袋の製造方法。
【発明の効果】
【0009】 本発明によれば、単一素材のフィルム材料から構成され、開封が容易であり、リサイクルが容易な注出口付き包装袋及び前記注出口付き包装袋の製造方法を提供することができる。