ゴルフボール

公开(公告)号:
JP4188246B2
公开(公告)日:
2008-11-26
申请号:
JP2003567512
申请日:
2003-02-10
授权日:
2008-09-19
受理局:
日本
专利类型:
授权发明
简单法律状态:
失效
法律状态/事件:
未缴年费
IPC分类号:
A63B37/00 | A63B37/12 | A63B37/04 | A63B45/00 | B29C45/14 | B29C45/16 | B29C45/37 | B29C67/24 | B29D99/00
战略新兴产业分类:
-
国民经济行业分类号:
C2442 | C2441
当前申请(专利权)人:
キャラウェイ·ゴルフ·カンパニ
原始申请(专利权)人:
キャラウェイ·ゴルフ·カンパニ
当前申请(专利权)人地址:
アメリカ合衆国 カリフォルニア州92008ー8815,カールスバッド,ラザーフォード·ロード 2180
工商统一社会信用代码:
-
工商登记状态:
-
工商注册地址:
-
工商成立日期:
1982-01-01
工商企业类型:
-
发明人:
シャノン,ケヴィン | ヴェイルー,トマス ジェイ | シモンズ,ヴィンセント ジェイ | ケネディー,トマス ジェイ,ザ·サード | メランソン,デイヴィッド エム | ツィヴァニス,マイケル ジェイ | ニーロン,ジョン エル
代理机构:
-
代理人:
伊東 忠彦 | 大貫 進介 | 伊東 忠重
摘要:
コア(20、120、220、320、420、840)とカバー層(30、230、330)を有するゴルフボール。コア(20)はその外表面(35、225,335)に沿って少なくとも一つの窪みを画成する。カバー層(30、230、330)は前記カバー層(30、230、330)を通りコア(20、120、220、320、420、840)まで延びる少なくとも一つの孔を与えている。カバー(30、230、330)の孔はコア(20、120、220、320、420、840)の窪みと整列している。カバーは単一の層でもよく、また、複数層を含んでもよい。孔は球形でも非球形でもよく、次の内側層(150,450,830)まで延びる孔の一部は前記孔の外側部分と形状が同じでも異なっていてもよい。
技术问题语段:
-
技术功效语段:
-
权利要求:
【請求項1】 外側表面に沿って複数の窪みを画成しているコアと; 前記コアの上に設けられ、カバー層を通って前記コアにまで延びる複数の孔を画成するカバー層と、 を有するゴルフボール。 【請求項2】 前記カバー層によって画成される少なくとも一つの孔は前記コアにより画成される少なくとも一つの窪みに重なっている請求項1に記載のゴルフボール。 【請求項3】 前記孔の全てが前記窪みと重なる請求項1に記載のゴルフボール。 【請求項4】 前記コアと前記カバー層との間に設けられ、複数の孔を画成するマントル層を有する請求項1に記載のゴルフボール。 【請求項5】 前記マントル層に画成される少なくとも一つの孔は前記カバー層の孔の少なくとも一つと重なる請求項4に記載のゴルフボール。 【請求項6】 前記各孔は約0.51mm(0.002インチ)から約3.56mm(0.140インチ)の範囲の深さを持つ請求項1に記載のゴルフボール。 【請求項7】 前記各孔は約0.64mm(0.025インチ)から約6.35mm(0.25インチ)の範囲の直径を持つ請求項1に記載のゴルフボール。 【請求項8】 前記カバー層はアイオノマーからなる請求項1に記載のゴルフボール。 【請求項9】 前記カバー層は、ポリウレタン、ポリユリア、ポリウレタン/ポリユリア、ポリウレタン/アイオノマー、又はそれらの混合物からなるグループから選択されるポリウレタン材料からなる請求項1に記載のゴルフボール。 【請求項10】 外表面に沿って少なくとも一つの窪みを画成するコアと; 前記コアの上に設けられ、カバー層を通って前記コアにまで延びる複数の孔を画成し、前記孔はコアの窪みと位置が重なっているカバー層と、 を有するゴルフボール。 【請求項11】 前記コアと前記カバー層の間に配置され、前記カバー層の孔とカバーの窪みと位置が重なる孔を画成するマントル層を有する請求項10に記載のゴルフボール。 【請求項12】 前記各孔は約0.51mm(0.002インチ)から約3.56mm(0.140インチ)の範囲の深さを有する請求項10に記載のゴルフボール。 【請求項13】 前記各孔は約0.64mm(0.025インチ)から約6.35mm(0.25インチ)の範囲の直径を有する請求項10に記載のゴルフボール。 【請求項14】 前記カバー層はアイオノマー材料からなる請求項10に記載のゴルフボール。 【請求項15】 前記カバー層はポリウレタン材料からなる請求項10に記載のゴルフボール。 【請求項16】 コアと; 前記コアの周りに設けられた少なくとも一つの中間層であって、前記中間層を通りコアにまで延びる少なくとも一つの孔を画成する中間層と; 前記中間層の周りに設けられるカバー層であって、前記カバー層を通って延び、前記中間層の孔と位置が重なる少なくとも一つの孔を画成するカバー層と、 を有し、 前記各孔は約0.51mm(0.002インチ)から約3.56mm(0.140インチ)の範囲
技术领域:
本発明は、ゴルフボール、特に、外表面に沿った少なくとも一つの窪みを画成するコアと、層を貫いてくコアまで延びる少なくとも一つの孔を持つカバーを有するゴルフボールに関する。 【0003】 発明の技術分野 これまで、多くのワンピース、ツーピース(成型されたカバーを持つソリッド弾性芯又はコア)、多層(液体又はソリッドの芯と多重のマントル又はカバー層)ゴルフボールが作られてきた。これらのボールのコア、マントル、カバー等を成型するために使用する異なる種類の材料や製造方法が使用され、これらはボール全体の性能を大きく変えてきた。 【0004】 特定の用途のためには非常に薄いカバー層を持つゴルフボールを製造することが要求される。したがって、比較的薄いカバー層を製造する技術を提供することが有益となる。 【0005】 更に、その上に外側カバー層(或いは他の層)を成型する間に芯又はコアを保持するため、引き抜き可能なピンが使用されてきた。これらのピンは成型工程の間でまだ幾分流動的カバー又はマントルの状態で引く抜き、ピンによるボイドが埋められる。 【0006】 しかしながら、引き抜き可能なピンは時には引抜き時に中心合わせの困難さとランドやディンプルにおける装飾的問題(即ち、ピンフラッシュ、ピンマーク等)を引き起こし、このことは、次に、使用や販売に適したゴルフボールを製造するために更なる工程を必要とする。更に、マントル又はカバーの材料の粘度が低くなるにつれて、引抜きピンが材料の蓄積によって動きづらくなり、停止して型を定期的に清掃する必要がでてくる。更に、ピンは、また、成型工程の間にボイドが埋められるとき、「コールドウェルド」を造る。これは、後に多くの打撃がなされたとき、充填されたピンボイドからクラックが生じるため耐久性にとって有害となる。 【0007】 したがって、引き抜きピンを使用することなしにゴルフボールに外側カバーや中間層を形成する方法を提供することが望ましい。 【0008】 発明の概要 本発明の一つの態様は、従来のボールより、コスト的に良好に製造でき、且つ好ましい操作性を有し、従来のボールのもつ問題点をなくしたカバーを持つゴルフボールを提供することである。 【0009】 更に、本発明の他の態様は、好ましいスピン、弾性および耐久性の特性を兼ね備えるゴルフボールを提供することにある。 【0010】 本発明の更なる態様は、従来のカバー層より薄いディンプルのついたカバーを持つゴルフボールを提供することにある。 【0011】 本発明の他の態様は、外側カバー層に、少なくともボールの次の内側層又はコアに延びる深いディンプルを持つゴルフボールを提供することにある。 【0012】 更なる本発明の他の態様において、本発明はコアとカバーを持つゴルフボールに向けられている。このカバーはその外側表面に少なくとも一つの窪みを持っている。カバーはカバーを通りコアに達する少なくも一つの孔を持っている。このカバーの孔はコアの窪みと 整列して深いディンプルを形成する。 【0013】 本発明の更なる態様においては、ゴルフボールはコアとコアの周りに設けられたカバー層を有する。コアはコアの外表面に沿って複数の窪みを画成する。カバー層はカバー層を通りコアに達する複数の孔を画成する。カバーの孔の少なくとも一つはカバーによって画成される少なくとも一つの窪みに重なって深いディンプルを形成する。 【0014】 したがって、本発明は、複数の組成と要素及び相互に関連するステップを有する。更に、本発明は、特徴、特性を有する物品と以下に詳細に記載する例示される要素の関係に向けられる。 【0015】
背景技术:
-
发明内容:
【0001】 関連出願のクロスリファレンス 本願は2001年12月4日に出願した米国仮特許出願第60/337,123号、2002年2月11日に出願した米国仮特許出願第60/356,400号、2002年10月30日に出願した米国仮特許出願第60/422,198号、2002年10月30 日に出願した米国仮特許出願第60/422,333号に基づき優先権を主張するものである。 【0002】
具体实施方式:
本発明によるゴルフボールが製造された。ゴルフボールが、コア、マントル又は内側カバー、及び外側カバーを持つ。マントルはアイオノマー、外側カバーはRIM法で形成したポリウレタンカバーであった(ボールタイプA)。使用した成形型は、各半球において、図9に示すように三角形状に位置する深いディンプルを形成する6本の支持ピン(各半球について)を持つ。ボールは、下記に示すように、他のボールと比較してテストされた。この結果は下記の表3から5に示される。 【0166】 タイプBのボールは、二重のコア、アイオノマーのマントル、及び注入成形されたポリウレタンカバーを持つゴルフボールである。タイプCのボールは、単一のコアと、アイオノマーのマントルと、アイオノマーのカバーを持つボールである。タイプDのボールは、商業グレードのStrata(登録商標)Tour ProfessionalTMボールであり、タイプEのボールは商業グレードのTop-Flite (登録商標)Z-BalataTM90ゴルフボールであり、タイプFのボールは商業グレードのNike(登録商標)Tour Accuracy TWTMボールであり、タイプGのボールは商業グレードのTitelist(登録商標)Pro VITM ボールである。 【0167】 反発係数(C.O.R.)がエア銃で毎秒125フィートの速度で銃口から12フィート離れた鉄板に向けて発射することにより測定された。跳ね返りの速度が測定された。跳ね返りの速度を発射した速度で割ったものが反発係数である。 【0168】 損傷テストが下記に示す方法で実施された。シャープな溝が形成されたサンドウエッジ(56度のロフト)が機械的スイングマシンに取り付けられた。クラブのスイングスピードは60mphであった。ヒット毎にクラブフェースがナイロンブリストルブラシによりブラシをかけて清掃した。各ボールの最低3個のサンプルがテストされた。各ボールは3回重ならないように異なる位置でヒットした。クラブフェースの詳細は重要であり、以下のようなものである: 溝幅-0.025インチ(ミルカッターによりカットし、シャープなエッジを溝に残す;切削のあとはサンドブラストしたり後処理を施さない) 溝深さ-0.016インチ 溝間隔(溝のエッジから直近のエッジまで)-0.105インチ 各打撃毎に、下記の表2に従い、最も悪い損傷についてポイント値をつけた。 【0169】 【表2】 打撃の終了後、平均のポイント値が決定された。この平均ポイント値は、即ちランクは下記のチャートに相関される。 【0170】 【表3】 耐損傷性は下記の手順により測定された:ゴルフボールが毎秒135フィートの速度で、リーディングエッジの曲率半径が1/32インチで、ロフト角が51度、ソールの曲率半径が2.5インチ、バウンス角が7度のピッチングウエッジのリードエッジに向けて発射される。 【0171】 テストされるボールの耐損傷性が1から5のスケールで評価された。1はカバーカラコアまで完全にカットされたものを表す。2はカバーを完全には貫通しないが、表面を破壊しているものを示す。3は表面を破壊しないが、永久的な窪みを残すものを表す。4は僅かなひだのようなものを残すが3程はひどくないものを表す。5は見ただけでは損傷が認められないものを表す。 【0172】 カットと擦り傷テストが本発明のゴルフボール(タイプAのボール)と、2つの試験的ゴルフボール(タイプBとC)、2つの商業グレードのゴルフボール(タイプFtoG)に対して実施された。 【0173】 初期速度はU.S.G.A.で規定されているテストに従い、毎秒143.8フィート の速度のハンマーで打ったときのボールの速度である。 【0174】 ここで、コア又はカバー要素の“ショアD硬度”、又は“ショアC硬度”は、断片ではなくて湾曲した成形要素の面で測定される場合を除いて、通常ASTM D-2240 に従って測定される。更に、カバーのショアCとショアD硬度はカバーがコア上に残っている状態で測定される。ディンプルが形成されたカバーについて測定される場合は、ショアCとショアD硬度はディンプルの形成されたカバーのランド部分で測定される。 【0175】 スピンレートテストは本発明の多層ゴルフボール製品(タイプA)と2つの他の試験的多層カバーゴルフボール(タイプBとタイプC)について、ドライバー、5アイアン、9アイアン及びピッチングアイアンで実施した。 【0176】 比較のため、2つの商業グレードのゴルフボール(タイプDとE)につてもテストされた。ゴルフボールテストマシンが各クラブについて平均的ツアープロの打撃をエミュレートするようにセットされた。 【0177】 【表4】 タイプAのボールは、カット及び擦り傷に対する結果は、仮によくないとしても、ほとんどの他のタイプのボールと同様であることを留意されたい。 【0178】 下記はスピンレートと距離のテスト結果である。 【0179】 【表5】 タイプAのボールは他の種類のボールと比較し得るものであることを留意されたい。 【0180】 以上の記載は、現時点において本発明の好ましい実施例と考えられるものである。しかしながら、当業者に明らかな変形と改良を本発明を離れない限りにおいてなされてよいことは理解されることである。従って、以上の記載は、本発明の精神と範囲内においてなされる均等物を含む、変形と改良の全てカバーする意図で記載されたものである。 【図面の簡単な説明】 【0181】 【図1】本発明の好ましい実施例のゴルフボールを示し、コアと、単一のディンプルを持つカバー層を持ち、一又は複数のディンプルがカバーを貫通してその下のコアまで、若しくはコア内に延びている。 【図2】図1に示された好適な実施例のゴルフボールの対立した断面図である。 【図3】本発明の他の実施例のゴルフボールを示し、コア要素と、カバー要素を持ち、カバー要素は内側カバー層とディンプルが形成された外側カバー層を含み、外側カバー層の一又は複数のディンプルが内側カバー層まで、若しくは内側カバー層内にまで延びている。 【図4】図3に示された好適な実施例のゴルフボールの対立した照断面図である。 【図5】本発明により好適な実施例のコアとカバーを持つゴルフボールの部分的詳細断面図であり、カバーを通じてその下のコアに延びる二重半径ディンプルを示している。 【図6】本発明の好適な実施例のコアとカバーを持つゴルフボール断面図で、カバー層を通してコアの外部表面に延びる二重半径のディンプルを示している。 【図7】本発明の好適な実施例のコアと、内側カバー層と、外側カバー層を持つゴルフボールの部分的断面詳細図であり、外側カバー層は内側カバー層に延びる二重半径ディンプルを持っている。 【図8】本発明の好適な実施例のコアと、内側カバー層と、外側カバー層を持つゴルフボールの部分的断面詳細図であり、ゴルフボールの外側カバー層を通して内側カバー層に延びる二重半径ディンプルを示している。 【図9】本発明の好適な実施例のゴルフボールの平面図で、ゴルフボールのポールの周りに三角形状に配置された3つの深いディンプルと共に第1の通常のディンプルを持っている。 【図10】本発明の好適な実施例のゴルフボールの平面図で、ゴルフボールのポールの周りにダイアモンド状に4個の深いディンプルと共に第1の通常のディンプルを持っている。 【図11】本発明の好適な実施例のコアと内側カバーとマントル層と外側カバー層を持つゴルフボールを示す図であり、外側カバー層からマントル層に延びるディンプルを示している。 【図12】本発明の好適な実施例の2つのカバー層にディンプルが形成されたゴルフボールの平面図で、内側カバー層に形成されたディンプルと外側カバー層に形成された外側ディンプルを示している。 【図13】本発明によるゴルフボール上のいくつかのディンプルの位置と成型中の自己支持キャビティにおける作用力との関係を示すグラフである。 【図14】ボールの外部表面に沿って画成された領域を示すゴルフボールの斜視図である。 【図15】本発明による成型装置とゴルフボールコアの好適な実施例の模式図である
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