行灯及び壁部材

公开(公告)号:
JP3228670U
公开(公告)日:
2020-11-05
申请号:
JP2020003660U
申请日:
2020-08-27
授权日:
2020-10-14
受理局:
日本
专利类型:
实用新型
简单法律状态:
有效
法律状态/事件:
授权
IPC分类号:
F21S6/00 | F21V3/04 | F21W121/00 | F21Y101/00 | F21Y115/10
战略新兴产业分类:
-
国民经济行业分类号:
C4350 | C3545 | C3871 | C3976
当前申请(专利权)人:
有限会社プレマウンドモデル
原始申请(专利权)人:
有限会社プレマウンドモデル
当前申请(专利权)人地址:
岐阜県関市
工商统一社会信用代码:
-
工商登记状态:
-
工商注册地址:
-
工商成立日期:
-
工商企业类型:
-
发明人:
堀 太一 | 高橋 源 | 水谷 友哉 | 土屋 卓也
代理机构:
-
代理人:
恩田 誠 | 恩田 博宣
摘要:
【課題】光源の光によって壁部材の表面に画像を立体的に浮かび上がらせることができる行灯及び壁部材を提供する。 【解決手段】行灯11は、白熱電球15を支持する土台12と、白熱電球15を囲って土台12上に設けられる壁体13とを備える。壁体13は、透光性を持つ壁部材21によって少なくとも一部が構成されている。壁部材21における白熱電球15側とは反対側の面である表面28には、凹凸像29が形成されている。 【選択図】図2
技术问题语段:
【考案が解決しようとする課題】 【0006】 ところで、上述した特許文献1に記載の行灯では、電球の光によって装飾紙に印刷された文字や絵柄などの画像を表示させることはできるが、当該表示させた画像が平面的なものとなってしまう。 【0007】 本考案の目的は、光源の光によって壁部材の表面に画像を立体的に浮かび上がらせることができる行灯及び壁部材を提供することにある。
技术功效语段:
【0014】本考案によれば、光源の光によって壁部材の表面に画像を立体的に浮かび上がらせることができる。
权利要求:
【請求項1】 光源を支持する土台と、 前記光源を囲って前記土台上に設けられる壁体と、 を備えた行灯であって、 前記壁体は、透光性を持つ壁部材によって少なくとも一部が構成され、 前記壁部材における前記光源側とは反対側の面である表面には、凹凸像が形成されていることを特徴とする行灯。 【請求項2】 前記壁部材は、三次元造型機による粉末焼結法によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の行灯。 【請求項3】 光源を支持する土台と、 前記光源を囲って前記土台上に設けられる壁体と、 を備えた行灯に用いられる透光性を持った壁部材であって、 前記壁体の少なくとも一部を構成するとともに交換可能に構成され、 前記光源側とは反対側の面である表面に凹凸像が形成されていることを特徴とする壁部材。 【請求項4】 三次元造型機による粉末焼結法によって形成されていることを特徴とする請求項3に記載の壁部材。
技术领域:
【0001】 本考案は、行灯及び当該行灯に用いられる壁部材に関する。
背景技术:
【0002】 従来、行灯としては、例えば特許文献1に示すものが知られている。この特許文献1に記載の行灯は、四角板状の下枠と、下枠の上面における四つのコーナー部にそれぞれ立設された四つの四角柱状の縦枠と、周方向で隣り合う縦枠同士を上端部において連結する四つの上枠と、行灯の周方向で隣り合う縦枠同士の間に配置された四角形状の光透過板とを備えている。下枠の上面中央部には、電球が装着されたソケットが配置される。 【0003】 各縦枠における行灯の周方向で隣り合う他の二つの縦枠との対向面における上枠との連結部分よりも内側の位置には、二枚の光透過板を重ねた状態で差し込むことが可能な差込溝が長手方向に延びるように形成されている。光透過板は、透明または半透明の合成樹脂板によって構成される。二枚の光透過板同士の間には、文字や絵柄などが印刷された装飾紙が挟まれる。装飾紙を挟んだ二枚の光透過板は、行灯の周方向で隣り合う二つの縦枠の差込溝にそれぞれ差し込むことで、四角筒状の行灯側面部が形成される。 【0004】 そして、四角筒状の行灯側面部の内側に配置された電球を点灯させることで、当該電球の光によって装飾紙に印刷された文字や絵柄などの画像が行灯側面部に表示されるようになっている。 【先行技術文献】 【特許文献】 【0005】 【特許文献1】 実用新案登録第3152507号公報
发明内容:
【考案が解決しようとする課題】 【0006】 ところで、上述した特許文献1に記載の行灯では、電球の光によって装飾紙に印刷された文字や絵柄などの画像を表示させることはできるが、当該表示させた画像が平面的なものとなってしまう。 【0007】 本考案の目的は、光源の光によって壁部材の表面に画像を立体的に浮かび上がらせることができる行灯及び壁部材を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0008】 以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。 上記課題を解決するための行灯は、光源を支持する土台と、前記光源を囲って前記土台上に設けられる壁体と、を備えた行灯であって、前記壁体は、透光性を持つ壁部材によって少なくとも一部が構成され、前記壁部材における前記光源側とは反対側の面である表面には、凹凸像が形成されていることを要旨とする。 【0009】 この構成によれば、透光性を持つ壁部材の表面に凹凸像を形成することで、壁部材に表面側とは反対側となる裏面側から光源の光を当てると、凹凸像の形成によって壁部材に生じる光の透過率の差により、壁部材の表面に凹凸像に基づく画像が立体的に浮かび上がる。すなわち、光源の光によって壁部材の表面に凹凸像に基づく画像を立体的に浮かび上がらせることができる。 【0010】 上記行灯において、前記壁部材は、三次元造型機による粉末焼結法によって形成されていることが好ましい。 この構成によれば、壁部材の表面に形成される凹凸像の構造が複雑であっても壁部材を容易に製造することができる。 【0011】 上記課題を解決する壁部材は、光源を支持する土台と、前記光源を囲って前記土台上に設けられる壁体と、を備えた行灯に用いられる透光性を持った壁部材であって、前記壁体の少なくとも一部を構成するとともに交換可能に構成され、前記光源側とは反対側の面である表面に凹凸像が形成されていることを要旨とする。 【0012】 この構成によれば、透光性を持つ壁部材の表面に凹凸像を形成することで、壁部材に表面側とは反対側となる裏面側から光源の光を当てると、凹凸像の形成によって壁部材に生じる光の透過率の差により、壁部材の表面に凹凸像に基づく画像が立体的に浮かび上がる。すなわち、光源の光によって壁部材の表面に凹凸像に基づく画像を立体的に浮かび上がらせることができる。 【0013】 上記壁部材は、三次元造型機による粉末焼結法によって形成されていることが好ましい。 この構成によれば、壁部材の表面に形成される凹凸像の構造が複雑であっても壁部材を容易に製造することができる。 【考案の効果】 【0014】 本考案によれば、光源の光によって壁部材の表面に画像を立体的に浮かび上がらせることができる。
具体实施方式:
【0016】 以下、行灯の一実施形態について図面に従って説明する。 図1及び図2に示すように、行灯11は、四角板状をなす中空の土台12と、土台12上に設けられる四角筒状の壁体13と、四角板状の蓋部材14とを備えている。土台12の中央部には、光源の一例としての白熱電球15が着脱自在に装着されたソケット16が設けられている。すなわち、土台12は、ソケット16を介して白熱電球15を支持している。土台12の一側壁には、ソケット16から延びる電源コード17を通す矩形状の貫通孔18が形成されている。 【0017】 電源コード17は、ソケット16側とは反対側の端部である先端部にコンセント(図示略)に接続するためのコンセントプラグ(図示略)有し、且つ中間部における土台12の外側に白熱電球15を点灯及び消灯するためのスイッチ(図示略)を有している。土台12の各側壁には、一対の略半円弧状をなす放熱用の切欠部19が形成されている。 【0018】 壁体13は、白熱電球15の周囲を囲った状態で土台12上に設けられている。壁体13は、土台12の上面における四つのコーナー部にそれぞれ立設された四本の柱20と、土台12の周方向で隣り合う柱20同士の間にそれぞれ配置される四枚の四角板状の壁部材21とを備えている。したがって、本実施形態における各壁部材21は、壁体13の一部を構成している。壁体13上には、壁体13の上端の開口部を塞ぐように一枚の蓋部材14が載置されている。蓋部材14には、複数の放熱用の孔22が貫通して形成されている。 【0019】 壁体13における各柱20は、長手方向から見て土台12のコーナー部に沿って屈曲した略L字状をなしている。各柱20における土台12の周方向で隣り合う他の二つの柱20とのそれぞれの対向面には、縦溝23が各柱20の長手方向の全体にわたって直線状に延びるように形成されている。したがって、四本の柱20には、縦溝23が二つずつ形成されている。 【0020】 土台12の上面における土台12の周方向で隣り合う柱20同士の間には、土台12の辺に沿って真っ直ぐに延びる横溝24がそれぞれ形成されている。各横溝24は、土台12の周方向で隣り合う二本の柱20の対向する縦溝23同士を繋ぐように延びている。したがって、土台12の上面には、四つの横溝24が形成されている。 【0021】 各壁部材21の両側端部には、縦溝23に挿入可能な帯状の縦溝挿入部25がそれぞれ形成されている。各壁部材21の下端部には、横溝24に挿入可能な帯状の横溝挿入部26が形成されている。各壁部材21における二つの縦溝挿入部25及び一つの横溝挿入部26以外の部分は、基部27とされている。したがって、各壁部材21は、基部27と、二つの縦溝挿入部25と、一つの横溝挿入部26とによって構成されている。 【0022】 各壁部材21における二つの縦溝挿入部25及び一つの横溝挿入部26は、これらに対応する基部27の辺全体にわたって延びている。基部27の厚さは、縦溝挿入部25の厚さ及び横溝挿入部26の厚さよりも厚くなっている。縦溝挿入部25の厚さは、横溝挿入部26の厚さと同じになっている。 【0023】 各壁部材21は、二つの縦溝挿入部25が土台12の周方向で隣り合う二本の柱20の対向する二つの縦溝23にそれぞれ挿入され、当該二つの縦溝23同士を繋ぐ横溝24に一つの横溝挿入部26が挿入されている。この場合、各壁部材21は、二つの縦溝挿入部25及び一つの横溝挿入部26が二つの縦溝23及び一つの横溝24に対してそれぞれ挿抜可能になっているので、別の壁部材21と容易に交換可能になっている。 【0024】 各壁部材21における土台12の上面からの高さは、柱20における土台12の上面からの高さと同じになっている。各壁部材21は、白熱電球15からの熱を受けるため、比較的耐熱温度の高い合成樹脂材料によって構成することが好ましい。本実施形態では、一例として、各壁部材21がポリアミドによって構成されている。各壁部材21における基部27は、透光性を確保できる程度の厚さに設定されている。すなわち、各壁部材21は、透光性を持っている。なお、本実施形態では、一例として、各壁部材21だけでなく、各柱20、蓋部材14、及び土台もポリアミドによって構成されている。 【0025】 各壁部材21の基部27における白熱電球15側とは反対側の面である表面28には、凹凸像29が形成されている。すなわち、各壁部材21の基部27の表面28には、例えば写真などの画像に基づいたリトフェイン造形により、当該画像の濃淡を厚さ(光の透過率)に変換してなる凹凸像29が形成されている。 【0026】 つまり、各壁部材21の基部27の表面28に形成された凹凸像29は、基部27における厚さの厚い部分ほど白熱電球15の光の透過率が低くなって濃い色(暗い色)になり、基部27における厚さの薄い部分ほど白熱電球15の光の透過率が高くなって薄い色(明るい色)になる。例えば、図3に示すように、各壁部材21の基部27における凹凸像29が形成された部位の厚さが部位A>部位B>部位Cとなっている場合には、各壁部材21に裏面側から白熱電球15の光を当てると、各壁部材21の表面28に浮かび上がる凹凸像29に基づいた画像の色の濃さは部位A>部位B>部位Cとなる。 【0027】 各壁部材21の基部27の表面28に形成する凹凸像29としては、何でもよく、例えば、動物、風景、人物、乗物、アニメーションやマスコットなどのキャラクターなどが挙げられる。本実施形態の凹凸像29には、一例として、動物及び風景が採用されている。 【0028】 各壁部材21は、三次元造型機(3Dプリンター)による粉末焼結法によって形成されている。三次元造型機による粉末焼結法は、粉末材料(本例では、ポリアミドの粉末)に高出力のレーザー光線を当てることによって焼結させて、一層ごとに造形して立体的な造形物を作製する方法である。なお、本実施形態では、一例として、各壁部材21だけでなく、各柱20、蓋部材14、及び土台も三次元造型機による粉末焼結法によって形成されている。 【0029】 次に、行灯11の作用について説明する。 図2及び図4に示すように、行灯11は、白熱電球15が消灯している場合、各壁部材21の基部27の表面28に、凹凸像29に基づいた画像が浮かび上がらない。そして、図3及び図5に示すように、行灯11の白熱電球15を点灯させると、白熱電球15の光が、表面28に写真などの画像に基づいたリトフェイン造形によって凹凸像29が形成された各壁部材21に対して裏面側から当てられる。 【0030】 これにより、各壁部材21の表面28には、凹凸像29に基づく画像が白熱電球15の光によって浮かび上がる。すなわち、各壁部材21の表面28に凹凸像29に基づく画像が白熱電球15の暖かみのある光によって立体的に浮かび上がる。このため、各壁部材21の表面28に立体的に浮かび上がった画像を楽しむことができる。 【0031】 また、四枚の壁部材21は、異なる凹凸像29が形成された別の壁部材21と個別に交換できる。このため、壁部材21の表面28に様々な凹凸像29に基づく画像を浮かび上がらせることができるので、当該画像を飽きずに楽しむことができる。 【0032】 以上詳述した実施形態によれば、次のような効果が発揮される。 (1)行灯11は、白熱電球15を支持する土台12と、白熱電球15を囲って土台12上に設けられる壁体13とを備える。壁体13は透光性を持つ壁部材21を有し、壁部材21における白熱電球15側とは反対側の面である表面28には凹凸像29が形成されている。この構成によれば、透光性を持つ壁部材21の表面28に凹凸像29を形成することで、壁部材21に表面28側とは反対側となる裏面側から白熱電球15の光を当てると、凹凸像29の形成によって壁部材21に生じる光の透過率の差により、壁部材21の表面28に凹凸像29に基づく画像が立体的に浮かび上がる。すなわち、白熱電球15の光によって壁部材21の表面28に凹凸像29に基づく画像を立体的に浮かび上がらせることができる。 【0033】 (2)行灯11において、壁部材21は、三次元造型機による粉末焼結法によって形成されている。この構成によれば、壁部材21の表面28に形成される凹凸像29の構造が複雑であっても壁部材21を容易に製造することができる。 【0034】 (変更例) 上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。また、上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。 【0035】 ·図6に示すように、行灯11は、中空の円柱状をなすように形成してもよい。この場合、土台12及び蓋部材14は円板状に形成され、壁体13は円筒状に形成される。さらにこの場合、壁体13の全部が一つの円筒状の壁部材30によって構成される。またさらにこの場合、円筒状の壁部材30は、複数に分割されていてもよい。 【0036】 ·壁部材21は、必ずしも三次元造型機による粉末焼結法によって形成する必要はない。すなわち、壁部材21は、三次元造型機を用いて、粉末焼結法以外の方法で形成してもよい。 【0037】 ·壁部材21は、必ずしも三次元造型機を用いて形成する必要はない。すなわち、壁部材21は、切削加工によって形成してもよい。この場合、壁部材21は、工作機械を用いた切削及び彫刻によって形成してもよいし、手作業による切削及び彫刻によって形成してもよい。 【0038】 ·光源は、白熱電球15に限らず、LED(Light Emitting Diode)や蛍光灯によって構成してもよい。 ·光源は、互いに異なる色の光を照射する複数のLEDによって構成してもよい。 【0039】 ·行灯11に人感センサーを搭載し、人感センサーによる人の感知の有無によって自動的に光源を点灯及び消灯させるようにしてもよい。 ·行灯11において、電源コード17を省略し、光源の電源として一次電池
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