国民经济行业分类号:
C2039 | C2433 | C2432 | C3057
当前申请(专利权)人地址:
東京都渋谷区恵比寿1-23-23恵比寿スクエア2F
代理人:
小池 晃 | 河野 貴明 | 北原 明彦 | 村上 浩之
摘要:
【課題】見たい箇所だけ見え、かつ持ちやすく、直ぐに取り出し使用可能な手鏡を提供する。
【解決手段】持ち運び可能な手鏡であって、本体10と、前記本体10の両面に取り付けられた倍率が異なる2枚の鏡20と、前記本体10の端部の一方に設けられた蓋部30と、前記本体10を収納するケースとを備え、前記本体10をスライド可能とするために、前記本体10の側面に有する突起50と、該突起50が移動するために前記ケース側面に有する長穴60とが設けられている。
【選択図】図1
技术问题语段:
【考案が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記はあくまでも化粧コンパクトケースであり、ファンデーションを収納するため、ケースの大きさがある程度必要となり、大型化する。また、大型化するため、鏡も大きくなり、見たい箇所以外に不要な部分まで見えてしまい、かつ持ちやすい鏡とはいえず、開閉式のため鏡を取り出しすぐには使用することも困難であった。
【0007】
そこで上記従来技術が有する問題に鑑み、見たい箇所だけ見え、かつ持ちやすく、直ぐに取り出し使用可能な手鏡を提供することを目的とする。
技术功效语段:
【0024】本考案によれば、見たい箇所だけ見え、かつ持ちやすく、直ぐに取り出し使用可能な手鏡を提供することができる。
权利要求:
【請求項1】
持ち運び可能な手鏡であって、
本体と、
前記本体の両面に取り付けられた倍率が異なる2枚の鏡と、
前記本体の端部の一方に設けられた蓋部と、
前記本体を収納するケースと、を備え、
前記本体をスライド可能とするために、前記本体の側面に有する突起と、該突起が移動するために前記ケース側面に有する長穴とが設けられていることを特徴とする手鏡。
【請求項2】
前記突起の表面には、滑り止め部がさらに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の手鏡。
【請求項3】
前記本体の端部のもう一方に設けられた本体基部に着脱可能な摩擦部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の手鏡。
【請求項4】
前記本体と前記ケースは一体不可分として使用されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の手鏡。
【請求項5】
前記2枚の鏡は、一方が等倍以下で、もう一方が拡大鏡であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の手鏡。
【請求項6】
前記ケースは透明であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の手鏡。
【請求項7】
前記ケースは柄付きであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の手鏡。
【請求項8】
前記ケースの厚みが5〜15mm、幅が15〜30mm、長さが40〜150mmであり、
前記本体の厚みが3〜11mm、幅が11〜26mm、長さが38〜148mmであり、
前記蓋部の厚みが5〜15mm、幅が15〜30mm、長さが2〜4mmであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の手鏡。
技术领域:
【0001】
本考案は、持ち運び可能な手鏡に関する。
背景技术:
【0002】
従来から、持ち運び可能な手鏡として、ファンデーションが収納された化粧コンパクトケースなどが挙げられる。
【0003】
例えば、特許文献1では、化粧コンパクトケースのレフィルとスポンジを置く面の上部周囲四方にスリット(1)を設け、そこにスライドして動き、レフィルかスポンジどちらか一方が隠れるシャッター(2)を設けた化粧コンパクトケースが記載されている。
【0004】
また、特許文献2では、化粧料が収容される第1収容部及び該第1収容部と隣接配置される第2収容部を有するケース本体と、該ケース本体に回動自在に結合された蓋体と、前記第1収容部と前記第2収容部とを仕切る仕切りシートとを備える化粧用コンパクトケースであって、前記ケース本体は、前記第1収容部及び前記第2収容部を有する収容部材を備え、前記仕切りシートは、前記第1収容部を被覆する第1被覆部及び該第1被覆部から延出する第1固定片を有する第1仕切りシートと、前記第2収容部を被覆する第2被覆部及び該第2被覆部から延出する第2固定片を有する第2仕切りシートとを備え、前記第1固定片及び前記第2固定片は、前記第1収容部及び前記第2収容部の間を介して前記収容部材の前記第1収容部の裏面側に配置し、かつ前記第1収容部の裏面で固定されている、化粧用コンパクトケースが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】
特開2012-50805号公報
【特許文献2】
特開2017-164041号公報
发明内容:
【考案が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記はあくまでも化粧コンパクトケースであり、ファンデーションを収納するため、ケースの大きさがある程度必要となり、大型化する。また、大型化するため、鏡も大きくなり、見たい箇所以外に不要な部分まで見えてしまい、かつ持ちやすい鏡とはいえず、開閉式のため鏡を取り出しすぐには使用することも困難であった。
【0007】
そこで上記従来技術が有する問題に鑑み、見たい箇所だけ見え、かつ持ちやすく、直ぐに取り出し使用可能な手鏡を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本考案の一態様に係る織物は、持ち運び可能な手鏡であって、本体と、前記本体の両面に取り付けられた倍率が異なる2枚の鏡と、前記本体の端部の一方に設けられた蓋部と、前記本体を収納するケースと、を備え、前記本体をスライド可能とするために、前記本体の側面に有する突起と、該突起が移動するために前記ケース側面に有する長穴とが設けられていることを特徴とする。
【0009】
このようにすれば、見たい箇所だけ見え、かつ持ちやすく、直ぐに取り出し使用可能な手鏡を提供することができる。
【0010】
前記突起の表面には、滑り止め部がさらに設けられているとしてもよい。
【0011】
このようにすれば、スライド時に指が滑ることなく本体をスライドすることができる。
【0012】
このとき、本考案の一態様では、前記本体の端部のもう一方に設けられた本体基部に着脱可能な摩擦部を備えてもよい。
【0013】
このようにすれば、摩擦部の摩擦により本体のスライドが止まり、使用したい位置に応じて本体を取り出し、鏡を使用することができる。
【0014】
このとき、本考案の一態様では、前記本体と前記ケースは一体不可分として使用されるとしてもよい。
【0015】
このようにすれば、本体とケースが分離されないので、収納に便利である。
【0016】
このとき、本考案の一態様では、前記2枚の鏡は、一方が等倍以下で、もう一方が拡大鏡としてもよい。
【0017】
このようにすれば、様々な倍率で鏡を使用することができ、用途が拡大する。
【0018】
このとき、本考案の一態様では、前記ケースは透明としてもよい。
【0019】
このようにすれば、本体をケースからスライドし出さなくても鏡が使用できる。
【0020】
このとき、本考案の一態様では、前記ケースは柄付きとしてもよい。
【0021】
このようにすれば、手鏡の美感に優れ、購買欲を惹起する。
【0022】
このとき、本考案の一態様では、前記ケースの厚みが5〜15mm、幅が15〜30mm、長さが40〜150mmであり、前記本体の厚みが3〜11mm、幅が11〜26mm、長さが38〜148mmであり、前記蓋部の厚みが5〜15mm、幅が15〜30mm、長さが2〜4mmとしてもよい。
【0023】
このようにすれば、ステッィク状となり、使用のしやすさが向上する。
【考案の効果】
【0024】
本考案によれば、見たい箇所だけ見え、かつ持ちやすく、直ぐに取り出し使用可能な手鏡を提供することができる。
具体实施方式:
【0026】
以下に説明する本実施形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を不当に限定するものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で変更が可能である。また、本実施形態で説明される構成の全てが本考案の解決手段として必須であるとは限らない。本考案の一実施形態に係る手鏡について、図を用いながら下記に説明する。
【0027】
本考案の一実施形態に係る手鏡100は、図1に示すように、持ち運び可能な手鏡であって、本体10と、上記本体10の両面に取り付けられた倍率が異なる2枚の鏡20と、上記本体10の端部の一方に設けられた蓋部30と、上記本体10を収納するケース40と、を備える。
【0028】
本考案の一実施形態に係る手鏡100は、図1に示すように、上記本体10をスライド可能とするために、上記本体10の側面に有する突起50と、当該突起50が移動するために上記ケース側面に有する長穴60とが設けられていることを特徴とする。突起50は、本体10に固定し、突起50を動かすと、それに伴い本体10がスライドし、図1のようにケース40から本体10が露出される。このようにして、本発明の本考案の一実施形態に係る手鏡100は、必要な本体10の分だけケースから出して使用する。本考案の一実施形態に係る手鏡100は、例えば、メイク直し時や目や口元の異物混入時の確認時などに最適である。
【0029】
このようにすれば、見たい箇所だけ見え、かつ持ちやすく、直ぐに取り出し使用可能となる。また、本考案の一実施形態に係る手鏡100は、本体10の端部の一方に蓋部30が設けられているので、本体10をケース40に見栄え良く収納できる。また、本体10をケース40から出すために、必要に応じて、蓋部30を使用することもでき、さらに直ぐに取り出し使用可能となる。
【0030】
さらに図2を用いて、本考案の一実施形態に係る手鏡100の構成について詳細に説明する。
【0031】
図2は、本考案の一実施形態に係る手鏡100の構成を表した概要図である。図2に示すように、本体10と、本体10の両面に取り付けられた倍率が異なる2枚の鏡20a、20bと、本体の端部の一方に設けられた蓋部30と、本体10を収納するケース40(40a、40b)と、を備える。そして、本体10をスライド可能とするために、本体10の側面に有する突起50と、突起50が移動するためにケース40(40a、40b)側面に有する長穴(図2では不図示)とが設けられている。
【0032】
なお、突起50は本体基部40側に設けられることが好ましいが、場合によっては、本体の中央に設けても良く、設ける位置を適宜変更してもよい。
【0033】
また、突起50の表面には、滑り止め部55がさらに設けられていることが好ましい。このようにすれば、スライド時に指が滑ることなく本体10をスライドすることができる。滑り止め部55は、突起50の表面を凹凸の形状としたり、ゴムなどを貼り付けても良い。また、滑り止め部55は、指の形状に合うように、曲面を設けることが好ましい。このようにすれば、よりスライド時に指が滑ることなく本体10をスライドすることができる。
【0034】
本体10の両面に取付される鏡は、図2に示すように、本体10の窪みに鏡20a及び20bを貼り合わせ取り付ければよい。
【0035】
上記ケース40は、1部品以上から構成されてもよく、図2に示すように、例えば2部品から構成することが好ましい。このようにすれば、図1に示すような、本体10をスライド可能とするための長穴60を容易に形成することができる。また、上記ケース40は、突起50を移動するための長穴を形成できれば、3部品以上でも良い。なお、本体10ケース40、蓋部30は、プラスチックで形成すればよく、成形や3Dプリンタなどで作成される。なお、本体10、ケース40、蓋部30はゴムで形成してもよい。
【0036】
図2に示すように、本体10の端部のもう一方に設けられた本体基部31に着脱可能な摩擦部70を備えることが好ましい。このようにすれば、摩擦部70とケース40との摩擦により本体のスライドが止まり、使用したい位置に応じて、片手でも本体10を無音で取り出し、鏡20を使用することができる。また、摩擦部70は本体基部31の周囲に亘って設けても良い。なお、摩擦部70の周囲に摩擦部70を取り付けやすくするためのガイド80を設けても良い。
【0037】
摩擦部70は、摩擦力が生じる部品であれば良く、天然ゴム、スチレン·ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、アクリルニトリル·ブタジエンゴム、ブチルゴム、エチレン·プロピレンゴム、エチレン·プロピレン·ジエンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴムが挙げられ、中でもシリコンーゴムが好ましい。
【0038】
摩擦部70は、直接本体基部31としても良いが、本体基部31に着脱可能が好ましい。摩擦部70は、ケース40から本体10を出し入れするときに摩耗するので、使用したい位置に本体10を留めておくことができなくなる。そこで、着脱可能とすれば、摩擦力が弱くなった時に交換すれば、使用したい位置に本体10を留めておくことができる。なお、摩擦部70を直接本体基部31とする場合、摩擦部70にゴム素材の部材を直接取り付ければよい。また、本体10とケース40との摩擦力は、摩擦部70の厚みや大きさによって調整され、本体10の取り出しをきつくしたいときには、摩擦力を上げるために摩擦部70の厚みや大きさを厚く又は大きくすればよく、ゆるくしたいときには、摩擦力を下げるために摩擦部70の厚みや大きさを薄く又は小さくすればよい。
【0039】
本体10とケース40は一体不可分として使用されることが好ましい。つまり、本体10はケース40と分離して使用されない。このようにすれば、本体10とケース40が分離されないので、収納に便利である。また、持ち運びにも便利である。
【0040】
ケース40は透明又は不透明であってもよい。このようにすれば、美感に優れる。透明の場合には、本体10をケース40からスライドし出さなくても鏡20が使用できる。但しケース40が指紋等でよごれ、透明度が落ちる場合には、本体10をスライド40させて鏡20を使用する。
【0041】
ケース40は柄付きであることが好ましい。このようにすれば、手鏡の美感に優れ、購買欲を惹起する。
【0042】
ケース40の厚みt、幅x、長さyは、それぞれt=5〜15mm、x=15〜30mm、y=40〜150mmが好ましく、より好ましくはt=7〜12mm、x=20〜25、y=80〜120mmである。
【0043】
本体10は、ケース40に収まる程度の大きさにすればよく、上記ケースの厚みt、幅x、長さy(外寸)よりxとtは‐4mm程度、yは‐2mm程度小さくすればよく、すなわち、それぞれが3〜11mm、11〜26mm、38〜148mmが好ましく、より好ましくは5〜8mm、16〜21mm、78〜118mmである。なお、上記の本体10の寸法は蓋部を含めない。
【0044】
蓋部30の厚み、幅は、ケース40の厚み及び幅と同じサイズであり、長さは、2〜4mmが好ましい。上記の寸法にすれば、本考案の一実施形態に係る手鏡100は、ステッィク状となり、使用のしやすさが向上する。
【0045】
上記にも述べたが、図3(A)に示すように、突起50を図の右方向に移動させることで、本体がケース40から取り出され、手鏡として使用できる。
【0046】
2枚の鏡40(40a、40b)は、一方が等倍以下で、もう一方が拡大鏡であることが好ましい。このようにすれば、様々な倍率で鏡を使用することができ、用途が拡大する。例えば、一方が、0.5以下、0.6、0.7、0.8、1.0倍でありもう一方が1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0以上とすることができる。
【0047】
また、本体10又はケース40にポケットにつけるためのクリップ(不図示)をさらに設けることが好ましい。このようにすれば、ポケットから手鏡100を取り出しやすくできる。
【0048】
例えば図3(A)のA-A断面図である図3(B)のに示すように、2枚の鏡の一方が等倍であるときには鏡を平坦に(20b)、もう一方が拡大鏡であるときには湾曲に(20a)すればよい。所望する倍率によって鏡の形状を変化させる。
【0049】
以上のように、本考案の一実施形態に係る手鏡100によれば、見たい箇所だけ見え、かつ持ちやすく、直ぐに取り出し使用可能な手鏡を提供することができる。また、片手で鏡を使用することができる。
【0050】
なお、上記のように本考案の各実施形態について詳細に説明したが、本考案の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは、当業者には、容易に理解できるであろう。従って、このような変形例は、全て本考案の範囲に含まれるものとする。
【0051】
例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また手鏡の構成、動作も本考案の各実施形態及び各実施例で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
【符号の説明】
【0052】
10 本体、20 20a 20b 鏡、30 蓋部、31 本体基部、40 40a 40b ケース、50 突起、55 滑り止め部、60 長穴、70 摩擦部、80 ガイドt ケースの厚み、x ケースの幅、y ケースの長さ、100 手