多層銅張積層板の積層用固定治具

公开(公告)号:
JP2793432B2
公开(公告)日:
1998-09-03
申请号:
JP1992118622
申请日:
1992-05-12
授权日:
1998-06-19
受理局:
日本
专利类型:
授权发明
简单法律状态:
失效
法律状态/事件:
未缴年费
IPC分类号:
B29C43/18 | B29C43/34 | B29K105/06 | B32B15/08 | B32B37/00 | B32B37/16 | H05K3/46 | B32B31/04 | B29D9/00
战略新兴产业分类:
-
国民经济行业分类号:
C3523 | C3522
当前申请(专利权)人:
株式会社トッパンNECサーキットソリューションズ
原始申请(专利权)人:
富山日本電気株式会社
当前申请(专利权)人地址:
東京都中央区
工商统一社会信用代码:
-
工商登记状态:
-
工商注册地址:
-
工商成立日期:
-
工商企业类型:
-
发明人:
石坂 達也 | 福沢 宗伸 | 山口 三男
代理机构:
-
代理人:
京本 直樹 (外2名)
摘要:
【目的】多層銅張積層板の製造工程に用いる積層板製造材料の固定治具の搬送,移載,位置決め等を、真空吸着を用いることなく容易に行えるようにする。 【構成】積層用製造材料を上下2枚で挾む積層用固定治具1の少なくとも対をなす2側面に、爪を嵌入させる穴2もしくは溝3、又は穴2と溝3を有する。
技术问题语段:
【0005】 【発明が解決しようとする課題】この従来の多層銅張積層板の積層用固定治具は、上下に対をなす2枚の積層用固定治具で複数の多層銅張積層板製造材料と複数の鏡面板を組み合わせ挟み込んだ場合、下方の積層用固定治具は吸着保持することが出来ないため、多層銅張積層板製造工程の自動化装置において積層用固定治具の搬送、移載、位置決め等が困難であるという問題があった。
技术功效语段:
【0012】【発明の効果】以上説明したように本発明は、積層用固定治具の少なくとも対をなす2側面に穴又は溝又は穴と溝を設けたことにより、積層用固定治具の側面からの挟持を可能にしたので、複数の多層銅張積層板製造材料と複数の鏡面板を組合せ挟み込んだ対をなす積層用固定治具の内、下方の積層用固定治具を挟持することによる搬送が可能となり、多層銅張積層板製造工程の自動化装置において積層用固定治具の搬送,移載,位置決め等が容易に出来るという効果を有する。
权利要求:
【請求項1】 多層銅張積層板の製造工程で積層板製造材料を上下に挟んで加圧する際に用いる多層銅張積層板の積層用固定治具において、少なくとも対をなす2側面に搬送用の爪又はピンを嵌入させる穴を有することを特徴とする多層銅張積層板の積層用固定治具。
技术领域:
本発明は多層銅張積層板の積層用固定治具に関し、特に多層銅張積層板の製造工程において自動化装置で使用する多層銅張積層板の積層用固定治具に関する。 【0002】
背景技术:
従来、多層銅張積層板を加熱,加圧により成形する際の積層用固定治具は、図3の平面図(a)及び側面図(b)に示すように、積層用固定治具15の四隅に内層材などの多層銅張積層板製造材料を重ね合わせる際の位置合せ用のピンを挿入する基準穴4を有しただけのものであった。 【0003】そして、多層銅張積層板を成形する際に、積層用固定治具15を所定の位置へ搬送する必要があり、その際、図4の正面図に示すような搬送装置を使用していた。すなわち、真空発生部17により造り出した真空状態により吸着部16で積層用固定治具15を保持し、昇降用摺動部12により案内されて昇降用エアシリンダー11によって昇降し、搬送用摺動部14により案内されて搬送用エアシリンダー13によって所定の位置へ搬送していた。 【0004】このように、従来の積層用固定治具15は多層銅張積層板を上下に挾み加熱しつつ油圧によりプレス成形する際、成形前および成形後に真空吸着により保持して搬送していた。 【0005】
发明内容:
この従来の多層銅張積層板の積層用固定治具は、上下に対をなす2枚の積層用固定治具で複数の多層銅張積層板製造材料と複数の鏡面板を組み合わせ挟み込んだ場合、下方の積層用固定治具は吸着保持することが出来ないため、多層銅張積層板製造工程の自動化装置において積層用固定治具の搬送、移載、位置決め等が困難であるという問題があった。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の多層銅張積層板の積層用固定治具は、少なくとも対をなす2側面に搬送用の爪又はピンを嵌入させる穴もしくは溝、又は穴と溝を有している。 【0007】
具体实施方式:
次に本発明について図面を参照して説明する。図1は積層用固定治具の一実施例の平面図(a)及び側面図(b)で、1は四隅に基準穴4を有し、四側面に穴2と溝3を有する積層用固定治具である。図2は積層用固定治具1の搬送装置を示す正面図であり、上下に対をなす積層用固定治具1で複数の多層銅張積層板製造材料6と複数の鏡面板7を組合せ挟み込んでいる。そして、図示していないが基準穴4にピンを挿入し積層材料の位置決めを行っている。8は積層用固定治具1の穴2と溝3に嵌入する爪を有する左右に対をなす挟持部である。9は挟持用摺動部10に案内され積層用固定治具1の挟持動作を行う挟持用エアシリンダーである。 【0008】11は昇降用摺動部12により案内され積層用固定治具1を挟み込んだ挟持部8の昇降を行う昇降用エアシリンダーであり、挟持用エアシリンダー9に垂直に設けられている。13は搬送用摺動部14により案内され積層用固定治具1を挟み込んだ挟持部8の他の位置への移動を行う搬送用エアシリンダーであり、昇降用エアシリンダー11に直角に設けられている。5は前記複数の銅張積層板製造材料6と複数の鏡面板7を組合せ挟み込んだ対をなす積層用固定治具1を搬送する搬送板である。 【0009】次に本実施例の動作について説明する。挟持部8を複数の多層銅張積層板製造材料6と複数の鏡面板7を組合せ挟み込んだ対をなす積層用固定治具1の内、下方の積層用固定治具1の穴2と溝3に外形基準による概略位置決め機構等により挟持部8の爪が嵌入できる位置にもって行き、挟持用エアシリンダー9により挟持する。次に昇降用エアシリンダー11により積層用固定治具1を挟持した挟持部8を上昇させ、搬送用エアシリンダー13により他の位置に移動させ、昇降用エアシリンダー11により下降させる。最後に積層用固定治具1を挟持部8から開放する。 【0010】以上の一連の動作を繰返し行い、複数の多層銅張積層板製造材料6と複数の鏡面板7を組合せ挟み込んだ積層用固定治具1を銅張積層板製造工程の自動化装置において搬送,移載,位置決め等を行う。 【0011】本実施例によれば、積層用固定治具1だけの搬送ではなく積層材料を挟み込んだ状態でも搬送が可能となるので、装置の自動化に貢献できる。 【0012】 【発明の効果】以上説明したように本発明は、積層用固定治具の少なくとも対をなす2側面に穴又は溝又は穴と溝を設けたことにより、積層用固定治具の側面からの挟持を可能にしたので、複数の多層銅張積層板製造材料と複数の鏡面板を組合せ挟み込んだ対をなす積層用固定治具の内、下方の積層用固定治具を挟持することによる搬送が可能となり、多層銅張積層板製造工程の自動化装置において積層用固定治具の搬送,移載,位置決め等が容易に出来るという効果を有する。
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