IPC分类号:
A01C1/04 | A01G1/00 | B27N1/02 | B27N3/02 | B27N3/10
国民经济行业分类号:
A0152 | A0153 | A0131 | A0151 | A0171 | A0190 | A0149 | A0169 | C3579 | A0123 | A0121 | A0143 | A0122 | C4024 | A0141 | A0163 | A0164 | A0142 | C3572 | A0161 | A0162 | A0181 | A0159 | A0511 | A0112 | A0134 | A0211 | A0113 | A0179 | A0132 | A0154 | A0133 | A0111 | A0119
当前申请(专利权)人地址:
群馬県富岡市田島300番地1
摘要:
【目的】 木材製造工程において生ずる木屑、大鋸粉、樹皮粉等を素材として、土壌に敷設するマットを自動的に製造出来る装置を提供すること。
【構成】 糸状木屑貯蔵部、大鋸粉貯蔵部、樹皮粉貯蔵部をそれぞれ設け、該樹皮粉貯蔵部及び該大鋸屑貯蔵部からそれぞれ上側及び下側に供給された樹皮粉及び大鋸粉に接着剤を混入させて撹拌することによって上側層及び下側層の素材をそれぞれ形成し、糸状木屑貯蔵部及び大鋸粉貯蔵部からそれぞれ供給された糸状木屑及び大鋸粉に接着剤を混入させて撹拌し、かつこれをロールによって圧接させながら移行することによって中間層を形成し、該中間層に対し、上側及び下側からそれぞれ上側層及び下側層を各撹拌装置から移行させて中間層に接着し、これによって重畳された上側層、中間層及び下側層を所定の平面方向の大きさに切断することによるマットを自動的に製造する方法
技术功效语段:
【0028】【発明の効果】以上の如き本願発明の方法及びそれらの装置によって、土壌に新設するマットを自動的に製造することが出来る。
【0029】しかも、製造工程中において芝生の種を上側層に混入させた場合には、通常の芝生の大きさのように地面において芝生の種を散布する等の必要がなく、芝生面を簡単に製造することになる。
【0030】他方、このような方法及び装置の実現によって、木材の製造工程に応じて生じた木屑、大鋸粉、樹皮粉等をマットの素材として有効に使用することが可能となる。
【0031】このように、本願発明は、諸方面において有意義な効果をもたらすので、その価値は絶大である。
权利要求:
【請求項1】 糸状木屑貯蔵部、大鋸粉貯蔵部、樹皮粉貯蔵部をそれぞれ設け、該樹皮粉貯蔵部及び該大鋸屑貯蔵部からそれぞれ上側及び下側に供給された樹皮粉及び大鋸粉に対し、接着剤を混入し、当該樹皮粉、当該大鋸粉及び当該接着剤を撹拌することによって上側層及び下側層の素材をそれぞれ形成し、糸状木屑貯蔵部及び大鋸粉貯蔵部からそれぞれ供給された糸状木屑及び大鋸粉に対し、接着剤を混入し、当該糸状木屑、当該大鋸粉及び当該接着剤を撹拌し、かつこれをロールによって圧接させながら移行することによって中間層を形成し、該中間層に対し、上側及び下側からそれぞれ上側層及び下側層を各撹拌装置から移行させて中間層に接着し、これによって重畳された上側層、中間層及び下側層を所定の平面方向の大きさに切断することによるマット製造方法。
【請求項2】 上側層及び下側層を中間層に接着する為に、粘性状態となっている上側層及び下側層をスプレーガンによって、中間層に吹付けることを特徴とする請求項1記載のマット製造方法。
【請求項3】 上側層及び下側層を中間層に接着するために、上側層及び下側層をそれぞれ上側及び下側に位置するローラーによって中間層に圧着することを特徴とする請求項1記載のマット製造方法。
【請求項4】 中間層の製造工程において、糸状木屑貯蔵部及び大鋸粉貯蔵部からそれぞれ供給される糸状木屑、大鋸粉の比率を複数種類設定し、それぞれ設定された異なる比率に対応して撹拌装置及び圧接用ローラーをそれぞれ設け、かつ各プレス用ローラーによって移行された各中間層を改めてプレス用ローラーによって一体として圧着かつ移行させることを特徴とする請求項1記載のマット製造方法。
【請求項5】 糸状木屑、大鋸粉の比率を3種類設定し、上側の中間層の撹拌に際し、肥料を添加し、下側の中間層の撹拌に際し除草剤を添加することを特徴とする請求項4記載のマット製造方法。
【請求項6】 上側層の撹拌に際し、芝生の種子を添加することを特徴とする請求項1記載のマット製造方法。
技术领域:
本願発明は、木材製造工程において必然的に発生する糸状木屑、大鋸屑、樹皮粉を素材として土壌に敷設するマットの製造方法に関するものである。
【0002】
背景技术:
従来木材の製造工程において発生する木屑、大鋸粉、樹皮粉は廃棄されるか、精々更に粉砕された上で、肥料、家畜の飼料として利用されることが多く、これをゴルフ場、テニスコートなどの芝生を育成するためのマットの材料として用いる発想は存在しなかった。
【0003】それ故、これらを素材としてマットを製造する為の本格的な方法も存在しなかった。
【0004】
发明内容:
本願発明は、これらの木屑、大鋸粉、樹皮粉を素材として土壌に敷設するマットを製造する為の方法を提供することを発明の課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するため、本願発明の構成は、糸状木屑貯蔵部、大鋸粉貯蔵部、樹皮粉貯蔵部をそれぞれ設け、該樹皮粉貯蔵部及び該大鋸屑貯蔵部からそれぞれ上側及び下側に供給された樹皮粉及び大鋸粉に接着剤を混入させて撹拌することによって上側層及び下側層の素材をそれぞれ形成し、糸状木屑貯蔵部及び大鋸粉貯蔵部からそれぞれ供給された糸状木屑及び大鋸粉に接着剤を混入させて撹拌し、かつこれをロールによって圧接させながら移行することによって中間層を形成し、該中間層に対し、上側及び下側からそれぞれ上側層及び下側層を各撹拌装置から移行させて中間層に接着し、これによって重畳された上側層、中間層及び下側層を所定の平面方向の大きさに切断することによるマット製造方法からなる。
【0006】
【発明の作用】本願発明が製造しようとするマットは、基本的には図1に示すように、樹皮粉、大鋸粉を接着剤によって接合された上側層1及び下側層3、糸状木屑、大鋸屑に接着剤を混入させて圧接され、クッションとしての役割を果す中間層からなる。
【0007】上側層1は、その製造工程に際して、芝生を育成するための芝生の種子が混入されるが、これは上側層1から芝生の発芽及び育成を行わせるためである。
【0008】他方、上側層1においては、樹皮粉、大鋸屑を接着によって接合しているが、これは上側層1が歩行者の歩者に際し、土壌と同じような触覚·感覚を有することが要請されるからである。
【0009】中間層2は、芝生の根が育成するのに必要な水分及び空気を保持すると共に、クッションとしての役割を果すために、糸状木屑及び大鋸粉、接着剤を素材としてこれを圧接した状態としている。
【0010】下側層3は、土壌からの雑草の発芽及び育成を防御すると共に、上側層1から伸張してきた芝生の根を土壌側に通過させ、かつマット内に保持された水分を土壌側に排水するため、水及び芝生の根が通過するかまたは経年変化によって通過し得る隙間が存在することが必要である。
【0011】このため、通常上側層1と同様の素材を使用し、かつ上側層1と同様に接着剤による接合が行われている。
【0012】かくして、本願発明においては、これらの上側層1、下側層3、中間層2を形成するための素材をそれぞれ貯蔵部から供給し、必要な撹拌等を行った上で各層を形成し、かつ上側層1、下側層3を中間層2に対してそれぞれ上側及び下側から接着することによって各層を重畳する工程を実現することになる。
【0013】図1では、一つの層からなる中間層2が形成されているが、実際に使用する中間層2では、図2に示すように、中間層2の上側を特に肥料を含有する肥料層21とし、中間層2の下側を除草剤を含有する除草剤層23とすることが多い。
【0014】このような場合には3種類の中間層2に対応した各中間層製造装置を設け、更にこれらを圧接することが必要となる(この点は、実施例2において後述する。)。
【0015】
【実施例1】図3は、図1に示す3層からなるマットの製造工程を示す実施例である。
【0016】実施例1においては、糸状木屑、大鋸粉及び接着剤を撹拌装置によって撹拌した後、中間層圧接ローラー8によって圧接した後、これによって一層の中間層2を移動させ、その上側及び下側においてそれぞれ樹皮粉、大鋸粉、接着剤を撹拌機によって撹拌することによって得られた粘性状の上側層1及び下側層3がそれぞれスプレーガン12によって移動してくる中間層2に接着されている。全ての工程において、層の移動は回転するローラーが行う。
【0017】尚、下側層3からの吹付けにおいては、金網の上を中間層2を移送させ、該金網の下側から下側層3の素材を吹付けている。
【0018】これは、圧接された中間層2が十分な強度を有していないため、金網の下方からの支持がない場合には、引き裂ける可能性があることによる。これはスプレーガン12、加熱装置14、冷却装置15の各工程において行われる。
【0019】また金網は、網目の異なるものを数枚並べておくことで、中間層2の下側に吹き付けられる下側層3に対し、ムラが生じないと共に、加熱·冷却の効果を良くする。
【0020】実際の製造工程においては、上側層1では芝生の種子を素材に混入させるため、撹拌に際し、芝生の種子を添加させている。
【0021】このように、上側層1及び下側層3を中間層2に接着することによって、重畳された3層は、加熱乾燥機中に送られ、各層の水分を蒸発させて各層の接着力を高め、また軽量化させると共に、上側層1及び下側層3の樹皮粉に含まれている雑菌を殺菌する。
【0022】そして、加熱乾燥の後、送風による冷却を行って素材中の熱を除去するが、これは熱が温存することによって素材の変質等の悪影響を生ずることを防ぐためである。
【0023】このようにして形成されたマットは、所定の長さに切断され、かつ巻取りが行われている。
【0024】
【実施例2】実施例2においては、中間層2を糸状木屑及び大鋸粉の割合をそれぞれ3種類の異なる比率に設定し、それぞれ異なる比率に基づく素材及びこれに添加された接着剤を撹拌し、かつ撹拌後、各中間層圧接ローラー8によってそれぞれ3種類ごとに圧着された後、3種類の層を改めて圧着ローラー81によって上側、中間及び下側の各部分を重畳させた上で該圧着によって先送りされる。
【0025】中間層2の内、上側の撹拌においては肥料が添加されて一体となって撹拌され、肥料層21を形成し、下側の各範囲おいては、除草剤が添加されて一体となって撹拌されて除草剤層23を形成している。
【0026】実施例2においては、このようにして重畳された3層からなる中間層2に対し、上側の撹拌機によって形成された粘性状の上側層1及び下側の撹拌機によって形成された粘性状の下側層3は、それぞれ圧接ローラー13によって中間層2に圧着されている。
【0027】上側層1及び下側層3を中間層2に圧着した後において、加熱乾燥工程及び冷却工程を経た上で、所定の平面形状となるよう切断され、更に巻取りが行われる点は実施例1の場合と同様である。
【0028】
【発明の効果】以上の如き本願発明の方法及びそれらの装置によって、土壌に新設するマットを自動的に製造することが出来る。
【0029】しかも、製造工程中において芝生の種を上側層に混入させた場合には、通常の芝生の大きさのように地面において芝生の種を散布する等の必要がなく、芝生面を簡単に製造することになる。
【0030】他方、このような方法及び装置の実現によって、木材の製造工程に応じて生じた木屑、大鋸粉、樹皮粉等をマットの素材として有効に使用することが可能となる。
【0031】このように、本願発明は、諸方面において有意義な効果をもたらすので、その価値は絶大である。