コロネード光を通過させるファブリック

公开(公告)号:
JP2022508110A
公开(公告)日:
2022-01-19
申请号:
JP2021526289
申请日:
2019-11-03
授权日:
-
受理局:
日本
专利类型:
发明申请
简单法律状态:
审中
法律状态/事件:
实质审查
IPC分类号:
D03D15/54 | G09F13/00 | D06H7/14
战略新兴产业分类:
电子核心产业
国民经济行业分类号:
-
当前申请(专利权)人:
マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー
原始申请(专利权)人:
マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー
当前申请(专利权)人地址:
アメリカ合衆国 ワシントン州 98052 レッドモンド ワン マイクロソフト ウェイ
工商统一社会信用代码:
-
工商登记状态:
其他
工商注册地址:
-
工商成立日期:
-
工商企业类型:
-
发明人:
ウィット,エリック ポール | ボーガン,ケリー エム. | ベネット,アレクサンダー ノルマン | ベル,レイチェル サラ
代理机构:
-
代理人:
伊東 忠重 | 伊東 忠彦 | 宮崎 修
摘要:
コロネード光を通過させるファブリックを製造するための方法が本明細書に記載されている。当該方法は、織布を作成するため第1のヤーンと第2のヤーンを織り込むこと、及び発光ヤーンを前記織布に織り込むことを包含し、ここで、発光ヤーンは、前記ファブリックの少なくとも片側に発光ヤーンの複数のループを作成する。当該この方法はまた、前記複数のループを除去することによって、前記ファブリック全体に発光ヤーンのカラムを作成するために前記織布を仕上げることを包含する。
技术问题语段:
【発明が解決しようとする課題】 【0003】 本明細書に記載の実施形態では、コロネード光を通過させるファブリックを製造するための方法が記載されている。当該方法は、第1のヤーン及び第2のヤーンを織って織布を作成することを包含する。当該方法はまた、織布を通して発光ヤーンを織り込むことを包含し、ここで、発光ヤーンは、織布の少なくとも片側に発光ヤーンの複数のループを作成する。最後に、当該方法は、複数のループを除去又は再形成することによって、ファブリック全体に発光ヤーンのカラムを作成するため、織布を仕上げることを包含する。
技术功效语段:
【0006】以下の説明及び添付の図面は、クレームされた主題の特定の例示的な態様を詳細に説明している。しかしながら、これらの態様は、革新の原理が採用され得る様々な方法のいくつかを示しており、クレームされた主題は、そのようなすべての態様及びそれらの同等物を含むことを意図している。クレームされた主題の他の利点及び新規の特徴は、図面と併せて検討した場合の革新の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
权利要求:
【請求項1】 コロネード光を通過させるファブリックを製造する方法であって、 織布を作成するため、第1のヤーン及び第2のヤーンを織ること; 前記織布を通して発光ヤーンを織り込むこと、ここで、前記発光ヤーンは、前記織布の少なくとも片側に発光ヤーンの複数のループを作成する;及び 前記複数のループを取り除くことにより、前記ファブリック全体に発光ヤーンのカラムを作成するために前記織布を仕上げること; を含む方法。 【請求項2】 前記織布を仕上げることは、前記複数のループを取り除く前に前記ファブリックをカプセル化することを含む、請求項1に記載の方法。 【請求項3】 前記織布を仕上げることは、前記ファブリックを分割すること又は削り取ることを含む、請求項1に記載の方法。 【請求項4】 前記織布を通して発光ヤーンを織り込むことは、少なくとも1つの追加のウェフトヤーンの層を前記発光ヤーンで織り込むことを含む、請求項1に記載の方法。 【請求項5】 前記織布はインナーファブリックであり、且つ、前記織布を通して発光ヤーンを織り込むことは、ウェフトヤーンの少なくとも1つの追加の層を前記発光ヤーンで織ることを含み、且つ、前記織布を仕上げることは、光学コアが露出した状態で、前記織布に発光ヤーンのカラムを作成するため、前記1つの追加の層を除去することを含む、請求項1に記載の方法。 【請求項6】 前記織布を仕上げることは、前記ファブリックを平坦化することを含む、請求項1に記載の方法。 【請求項7】 前記織布は平織りファブリックである、請求項1に記載の方法。 【請求項8】 前記織布は綾織りファブリックである、請求項1に記載の方法。 【請求項9】 前記織布はサテン織布である、請求項1に記載の方法。 【請求項10】 コロネード光を通過させるように構成されたファブリックであって、 第1のヤーン; 織布を作成するため、前記第1のヤーンと織られる第2のヤーン;及び 前記織布全体に織り込まれた発光ヤーン、前記発光ヤーンを備えた織布は、前記織布全体に前記発光ヤーンのカラムを作成するように仕上げられている; を含む、ファブリック。 【請求項11】 前記発光ヤーンで前記織布を仕上げることは、前記ファブリックをカプセル化することを含む、請求項10に記載のファブリック。 【請求項12】 前記織布を仕上げることは、前記発光ヤーンの光学的に透明な繊維を露出させるため、前記織布を分割すること又は削り取ることを含む、請求項10に記載のファブリック。 【請求項13】 前記織布全体に前記発光ヤーンを織り込むことは、前記織布を通して前記発光ヤーンと共にウェフトヤーンの少なくとも1つの追加の層を織り込むことを含む、請求項10に記載のファブリック。 【請求項14】 前記織布はインナーファブリックであり、且つ前記織布全体に前記発光ヤーンを織り込むことは、前記織布を通して前記発光ヤーンと共にウェフトヤーンの少なくとも1つの追加の層を織り込むことを含み、且つ前記織布を仕上げることは、前記発光ヤーンの光学的に透明な繊維が露出された状態で前記織布に発光ヤーンのカラムを作成するため、前記1つの追加の層を除去することを含む、請求項10に記載のファブリック。 【請求項15】 電子デバイスであって、 複数のピクセルによって放出された光を介して情報をレンダリングするように構成された少なくとも1つのディスプレイ;及び 前記少なくとも1つのディスプレイを覆うように位置決めされたコロネード光を通過させるファブリック、ここで、前記ファブリックは、前記ファブリック全体に発光ヤーンのカラムを含む織布であり、ここで、前記発光ヤーンは、第1の端部で前記複数のピクセルによって放出された光を捕捉すること、前記発光ヤーンを介して前記ファブリックを通して光を透過させること、及び前記発光ヤーンの第2の端部で光を放出することである; を含む電子デバイス。
技术领域:
】 【0001】 バックグラウンド 電子デバイスは、さまざまな用途でいずれの数のスペースに配置できる。いくつかの例では、電子部品はディスプレイを包含し得る。ディスプレイは常にオンのディスプレイである場合もあれば、情報を表示するために必要に応じてディスプレイをオン又は点灯させることもできる。電子部品は、例えば、スマートハブ、スマートサーモスタット、テレビ、目覚まし時計、ステレオシステムなどを包含することができる。電子デバイスは、さまざまなフォームファクタ及びサイズである可能性がある。 【
背景技术:
】 【0002】 概要 以下は、本明細書に記載されているいくつかの態様の基本的な理解を提供するために、簡略化された要約を提示している。この要約は、主張された主題の広範な概要ではない。この要約は、クレームされた主題の重要な要素又は重要な要素を特定することも、クレームされた主題の範囲を描写することも意図していない。この要約の唯一の目的は、後で提示されるより詳細な説明の前置きとして、クレームされた主題のいくつかの概念を簡略化された形式で提示することである。 【
发明内容:
】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 本明細書に記載の実施形態では、コロネード光を通過させるファブリックを製造するための方法が記載されている。当該方法は、第1のヤーン及び第2のヤーンを織って織布を作成することを包含する。当該方法はまた、織布を通して発光ヤーンを織り込むことを包含し、ここで、発光ヤーンは、織布の少なくとも片側に発光ヤーンの複数のループを作成する。最後に、当該方法は、複数のループを除去又は再形成することによって、ファブリック全体に発光ヤーンのカラムを作成するため、織布を仕上げることを包含する。 【課題を解決するための手段】 【0004】 本明細書に記載の別の実施形態では、コロネード光を通過させるファブリックが記載されている。ファブリックは、第1のヤーン、第2のヤーン、及び発光ヤーンを含む。第1のヤーンと第2のヤーンを織って織布を作る。発光ヤーンは織布全体に織り込まれ、且つ、そして、発光ヤーンを備えた織布は、織布全体に発光ヤーンのカラムを作成するように仕上げられている。発光ヤーンを使った織布は、織布全体に発光ヤーンのカラムを作るように仕上げられている。 【0005】 本明細書に記載される別の実施形態は、電子デバイスを包含する。電子デバイスは、複数のピクセルによって放出された光を介して情報をレンダリングするように構成された少なくとも1つのディスプレイを包含する。電子デバイスはまた、少なくとも1つのディスプレイを覆うように位置決めされたコロネード光を通過させるファブリックを包含する。ファブリックは、ファブリック全体に発光ヤーンのカラムを含む織布である。発光ヤーンは、第1の端部で複数のピクセルによって放出された光を捕捉すること、発光ヤーンを介してファブリックを通して光を透過すること、及び発光ヤーンの第2の端部で光を放出することである。 【0006】 以下の説明及び添付の図面は、クレームされた主題の特定の例示的な態様を詳細に説明している。しかしながら、これらの態様は、革新の原理が採用され得る様々な方法のいくつかを示しており、クレームされた主題は、そのようなすべての態様及びそれらの同等物を含むことを意図している。クレームされた主題の他の利点及び新規の特徴は、図面と併せて検討した場合の革新の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。 【0007】 図面の簡単な説明 以下の詳細な説明は、開示された主題の多数の特徴の特定の例を含む添付の図面を参照することによってよりよく理解され得る。 【
具体实施方式:
】 【0009】 詳細な説明 ファブリックは、インテリアデザインの要素としてよく使用される。例えば、ファブリックは、家具、枕などの装飾品、及び部屋のさまざまな要素の保護カバーとして適用できる。本明細書に記載の技術は、コロネード光を通過させるファブリックを提供する。本明細書で使用される場合、コロネード光は、一定の間隔で列に表示されるライトである。現在の技術によれば、発光ヤーンのカラムは、光が分散を抑えてファブリックを通過できるようにし、それにより、ファブリックの下に形成されたパターン、画像、テキストが反対側であまり歪むことなく知覚されるようにする。ファブリックの下に形成されたパターン、画像、及びテキストは、コンピューティングデバイスのディスプレイによってレンダリングされ得る。 【0010】 いくつかの実施形態では、コロネード光を通過、透過、又は伝播させるファブリックを製造することは、ファブリックの第1の側から第2の側に光を通過させる少なくとも1つのカラムを生成することを含む。一例では、コロネード光を通過、透過、又は伝播させるファブリックを製造するプロセスは、第1のヤーン及び第2のヤーンを織って織布を作成することを含む。第1のヤーン及び第2のヤーンは、例えば、ウェフトヤーン(weft yarn)及びワープヤーン(warp yarn)であり得る。発光ヤーンは、第1のヤーンと第2のヤーンによって作成されたファブリックに同時に織ることができる。製造プロセスはまた、織布内に発光ヤーンの少なくとも1つのカラムを作成するためファブリックから発光ヤーンのループを排除することを包含しみ得る。ループは、仕上げプロセスで除去又は再形成することができる。ループの形状を変更すると、発光ヤーンからの光を露光できる。さらに、製造プロセスには、織布を仕上げることが含まれ、ここで、ファブリックを仕上げることは、複数のループを取り除く前にファブリックをカプセル化することを含む。織布を仕上げることには、ファブリックの分割又は削り取り(skiving)も含まれる場合がある。 【0011】 織布を通して発光ヤーンを同時に織ることは、発光ヤーンでウェフトヤーンの少なくとも1つの追加の層を織ることを包含する。さらに、製造プロセスは、インナーファブリックとして織布、及びウェフトヤーンの少なくとも1つの追加の層を発光ヤーンと同時に織ること、及び発光ヤーンの光学コアが露出した状態で、織布に発光ヤーンのカラムを作成するため1つの追加の層を除去することによって織布を仕上げることを包含し得る。織布を仕上げることには、ファブリックを平らにすることも含まれる場合がある。場合によっては、インナーファブリックの少なくとも一部を作成するため、第1及び第2のヤーンが織られてもよい。次に、発光ヤーンは、インナーファブリックの部分で織られ得る。さらに、場合によっては、インナーファブリックはサードパーティから供給され、発光ヤーンは供給されたインナーファブリックを通して織られ、且つ発光ヤーンは、供給されたインナーファブリックに織り込まれている。次に、本明細書に記載されているようにファブリックを仕上げることができる。 【0012】 さらに、製造プロセスは、織布を通して1インチあたり30から35ピック(picks)の間で発光ヤーンを織り込むことを包含する。織布は、平織りファブリック、綾織りファブリック、サテン織布、又はそれらのいずれの組み合わせであり得る。発光ヤーンは、発光ヤーンの第1の端に集められ、発光ヤーンの第2の端に放出されることから光を透過するための光学的に透明なコアを包含し得る。 【0013】 本明細書に記載の技術は、少なくとも電子部品のディスプレイに結合するように構成されたファブリックを製造することができる。ファブリックは、電子デバイスのエンクロージャを完全に囲むこともできる。さらに、ファブリックは、電子デバイスが布によって完全に隠されるように、電子デバイスを完全に覆うことができる。したがって、ファブリックは、電子デバイスがファブリックを介していずれの空間の装飾に完全に溶け込むことを可能にすると同時に、レンダリング時に電子デバイスのディスプレイからの情報を利用できるようにする。 【0014】 ここで説明するファブリックは、電子デバイスの機能を維持しながら、シームレスで視覚的にシンプルなデザインを可能にする。特に、コロネード光を通すファブリックなどのテキスタイルは、ホームスペースやオフィススペースに簡単に統合できるが、現在の技術は、スピーカー、マイク、及び電子デバイスの他のコンポーネントが化粧品を念頭に置いて設計されることを可能する。本明細書に記載のファブリックは、電子デバイスの機能を排除するものではない。本明細書に記載のファブリックは、電子デバイスを美的に見えなくし、必要な場合にのみ情報を表示することを可能にする。美的に目に見えないということは、ファブリックによって隠されているデバイスの特定のタイプ又は機能を隠しながら、空間と調和する能力を指す。電子デバイスが非アクティブ状態にあるとき、それは空間のシームレスな設計コンポーネントである。アクティブ状態では、電子デバイスは、本明細書に記載のファブリックを介して情報を提供する。 【0015】 予備的な問題として、いくつかの図は、機能性、モジュール、機能(features)、要素などと呼ばれる1つ以上の構造コンポーネントのコンテキストで概念を説明している。図に示されている様々なコンポーネントは、いずれの方法で、例えば、ソフトウェア、ハードウェア(例えば、ディスクリートロジックコンポーネントなど)、ファームウェアなど、又はこれらの実装のいずれの組み合わせによって、実装することができる。一実施形態では、様々な構成要素は、実際の実装における対応する構成要素の使用を反映し得る。他の実施形態では、図に示されているいずれの単一のコンポーネントは、いくつかの実際のコンポーネントによって実装され得る。図中のいずれか2つ以上の個別のコンポーネントの描写は、単一の実際のコンポーネントによって実行されるさまざまな機能を反映している場合がある。以下で説明する図6は、図に示されている機能を実装するために使用できるさまざまなシステムに関する詳細を示す。 【0016】 他の図は、フローチャート形式で概念を説明している。この形式では、特定の操作は、特定の順序で実行される個別のブロックを構成するものとして記述される。そのような実装は例示的であり、非限定的である。本明細書に記載の特定のブロックは、グループ化して単一の操作で実行することができ、特定のブロックは、複数のコンポーネントブロックに分割でき、且つ特定のブロックは、ブロックを実行する並列の方法を含めて、本明細書に示されているものとは異なる順序で実行することができる。フローチャートに示されているブロックは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアなど、又はこれらの実装のいずれの組み合わせによって実装することができる。本明細書で使用される場合、ハードウェアは、コンピュータシステム、特定用途向け集積回路(ASIC)などの個別の論理コンポーネント、ならびにそれらのいずれの組み合わせを包含し得る。 【0017】 用語に関しては、「構成された」という句は、識別された操作を実行するためにいずれの種類の構造コンポーネントを構築できるあらゆる方法を包含する。構造コンポーネントは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアなど、又はそれらのいずれの組み合わせを使用して操作を実行するように構成することができる。例えば、「構成された」という句は、関連する機能を実装することになるハードウェア要素の論理回路構造を指すことができる。「構成された」という句は、ファームウェア又はソフトウェアの関連機能性のコーディング設計を実装するハードウェア要素の論理回路構造を指すこともある。「モジュール」という用語は、いずれの好適なハードウェア(例えば、とりわけプロセッサ)、ソフトウェア(例えば、アプリケーションなど)、ファームウェア、又はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアのいずれの組み合わせ、を使用して実装することができる構造要素を指す。 【0018】 「ロジック」という用語は、タスクを実行するためのいずれの機能性を包含する。例えば、フローチャートに示されている各操作は、その操作を実行するためのロジックに対応している。操作は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアなど、又はそれらのいずれの組み合わせを使用して実行することができる。 【0019】 本明細書で使用される場合、「コンポーネント」、「システム」、「クライアント」などの用語は、ハードウェア、ソフトウェア(例えば、実行中)、及び/又はファームウェア、又はそれらの組み合わせのいずれかであるコンピュータ関連エンティティを指すことを意図する。例えば、コンポーネントは、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、プログラム、関数、ライブラリ、サブルーチン、及び/又はコンピュータ、あるいはソフトウェアとハードウェアの組み合わせで実行されるプロセスである可能性がある。実例として、サーバ上で実行されているアプリケーションとサーバの両方をコンポーネントにすることができる。1つ以上のコンポーネントがプロセス内に存在し、1つのコンポーネントは、1台のコンピュータにローカライズしたり、及び/又は2台以上のコンピュータに分散したりできる。 【0020】 さらに、クレームされた主題は、開示された主題を実装するためにコンピュータを制御するためのソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、又はそれらのいずれの組み合わせを作成するため、標準的なプログラミング及び/又はエンジニアリング技術を使用して、方法、装置、又は製造品として実装され得る。本明細書で使用される「製造品」という用語は、いずれの有形の、コンピュータ可読なデバイス、又は媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することを意図している。 【0021】 コンピュータ可読記憶媒体は、磁気記憶装置(例えば、ハードディスク、フロッピーディスク、及び磁気ストリップなど)、光ディスク(コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)など)、スマートカード、及びフラッシュメモリデバイス(カード、スティック、キードライブなど)、を包含することができるが、これらに限定されない。対照的に、コンピュータ可読媒体は、一般に(すなわち、記憶媒体ではなく)、無線信号などの伝送媒体などの通信媒体をさらに包含し得る。通信媒体は、光ファイバーケーブル、同軸ケーブル、ツイストペアケーブルなどのケーブルを包含し得る。さらに、無線信号用の伝送媒体は、放送電波、セルラー電波、マイクロ波、及び赤外線信号などの無線信号の送信を可能にするハードウェアを包含し得る。場合によっては、ワイヤレス信号の伝送メディアは、電子デバイスのネットワークスタックの物理層のコンポーネントである。 【0022】 図1Aは、空間100A内の非アクティブな電子デバイスを包含する設計要素の図である。例では、 空間は、内部空間、外部空間などであり得る。特定の設計要素が示されているが、いずれの設計要素が存在し得る。例えば、空間100Aでは、電子デバイスはスマートクロック102Aである。スマートクロック102Aは、ディスプレイ104Aを包含する。空間100Aはさらに、サイドテーブル106及び花を備えた花瓶108を包含する。電子デバイスはスマートクロック102Aとして説明されているが、いずれの電子デバイスを使用することができる。例では、電子デバイスは、屋内空間の様々なゾーンの室内温度、平均室内温度、局所屋外温度、又は遠隔屋外温度などの様々な温度を表示するためのデジタル温度計であり得る。他の例では、電子デバイスは、ホームアシスタント、サーモスタット、仮想アシスタント、スマートホームデバイス、セキュリティカメラ、スマートホームハブなどであり得る。さらに、電子デバイスは、床、テーブルトップ、壁に取り付けられる、又は他のいずれの位置に位置決めすることができる。電子デバイスは、音声コマンドに応答して画像又は情報をレンダリングすることができる。電子デバイスはモーションアクティブ化することができ、且つ、電子デバイスの近くで発生する動きに応じて情報をレンダリングすることができる。 【0023】 電子デバイスは、複数の動作状態を有し得る。非アクティブ状態では、電子機器のディスプレイは、いずれの情報をレンダリング(render)しない場合がある。場合によっては、ディスプレイへの電力が減少又はオフになることがある。アクティブ状態では、電子デバイスはディスプレイに情報を表示する。図1Aでは、スマートクロック102Aは、ファブリックなしで、非アクティブ状態で示され、ここで、ディスプレイ104A上には情報がレンダリングされ(rendered)ない。ディスプレイ104Aがディスプレイ上に見えるレンダリングされた情報を持たない場合、ディスプレイから光を放出することはできない。例えば、スマートクロックの色は、空間100Aで現在使用されている他の色と衝突する可能性がある。さらに、スマートクロック102Aなどのデバイスは、製造業者又はブランドの違いに関係なく、視覚的に類似しているように見えることが多い。 【0024】 図1Bは、空間100B内のアクティブなスマートクロックを含む設計要素の図示である。図1Bでは、スマートクロック102Bは、ファブリックなしで、ディスプレイ104B上にレンダリングされた情報とともに示されている。図示のように、ディスプレイ104Bは、タイム(time)を10:00としてレンダリングする。特定の情報はディスプレイ104B上にレンダリングされるように示されているが、いずれの情報をディスプレイ104B上にレンダリングすることができる。例えば、ディスプレイ104Bは、電力レベル、無線接続ステータス、暦日などの他の情報をディスプレイ上にレンダリングすることができる。ディスプレイ104Bは、発光ダイオード(LED)ディスプレイであり得る。 【0025】 スマートクロック104Bは、音声コマンドによって、又はユーザのタッチによってアクティブ化される。スマートクロック104Bはまた、モーションアクティブ化され得る。アクティベーション後、スマートクロックは、所定の時間が経過すると非アクティブ状態に戻る場合がある。したがって、場合によっては、スマートクロック102Bは、ユーザによるアクティベーションに応答して情報をレンダリングする。他の例では、スマートクロック102Bは、指定された間隔で情報をレンダリングするため、ディスプレイ104Bを照らしてもよい。さらに、例では、スマートクロック102Bは、通知がデバイスにプッシュされるサードパーティの通知サービスからの情報をレンダリングすることができる。ユーザは、プッシュされた通知のタイミングを制御でき、又は、通知は、ユーザが望むようにプッシュスルーできる。 【0026】 図1Cは、空間100C内のファブリックで覆われた非アクティブなスマートクロックを包含する設計要素の図である。図1Cでは、スマートクロック102Cはファブリックで示され、情報はディスプレイ上に照らされていない。図示のように、デバイスはファブリック108Cで覆われている。したがって、スマートクロック102Cの形状のみが、ファブリック108Cの下に見える。さらに、スマートクロック102Cの特定のディスプレイは、ファブリック108Cによって覆われているため、見えない。図1Cの例では、スマートクロック102Cのディスプレイは、ディスプレイ上に見えるレンダリングされた情報を持たず、ディスプレイからは光が出ない。したがって、図1Cでは、ファブリック108Cを介して見るものは何もない。スマートクロック102Cは、ユーザが選択できるデザインで覆われている。デザインは、ユーザの希望に応じて交換可能である場合がある。場合によっては、ファブリックのデザインが、それが配置されているスペースの装飾を引き立たせることがある。このようにして、スマートクロック102Cなどの電子デバイスは、空間の特定のデザインに統合することができる。本明細書で使用される場合、デザインは、空間内の要素に与えられる色、印刷、織り、又は他の視覚的属性などの美的特徴を指す。 【0027】 図1Dは、空間100D内のファブリックで覆われたアクティブスマートクロックを包含する設計要素の図である。スマートクロック102Dは、ファブリック108Dとともに、及びスマートクロック102Dの隠されたディスプレイによって照らされた情報とともに示されている。図1Bと同様に、ファブリック108Bの下にあるスマートクロック102Dの表示は、10:00の時刻(time)などの情報をレンダリングする。ディスプレイは、電力レベル、ワイヤレス接続ステータス、カレンダー日付などのような他の情報を、ファブリック108Dを介してディスプレイ上にレンダリングすることができる。再び、スマートクロック102Dは、音声コマンドによって、又はユーザのタッチによってアクティブ化される。アクティベーション後、スマートクロック102Dは、所定の期間の後にディスプレイをオフにすることができる。したがって、場合によっては、スマートクロック102Dは、ユーザによるアクティベーションに応答して情報をレンダリングする。他の例では、電子デバイスは、指定された間隔で情報をレンダリングするためにディスプレイを照らすことができる。 【0028】 図示のように、ディスプレイによってレンダリングされた情報は、ファブリック108Dを通過する。布108Dは、光を透過させる(transmits)光学ヤーンの短いカラムを包含し得る。カラムは、ファブリックによって伝播される光を放出するディスプレイに対して実質的に垂直に位置し得る。本明細書で使用される場合、光の透過又は伝播は、光が一端で光学ヤーンに入り、光学ヤーンの長さを移動し、ヤーンの他端で放射される又は放出されることを指す。本明細書に記載の光学ヤーンは、光を反射又は吸収してはならない。特に、本技術による光学ヤーンは、光学ヤーンから反射される光の量を最小限に抑えることができる。さらに、光学ヤーンは、光がヤーンを通って伝播するときの光の減衰を低減する。さらに、実質的に垂直とは、ディスプレイからの光線の大部分がファブリックを通って伝播するために光学ヤーンに入ることができるように、
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