IPC分类号:
A63H3/00 | A63H33/22 | A47G29/10
当前申请(专利权)人地址:
東京都台東区駒形一丁目4番8号
摘要:
絵柄の表現力を高め興趣性のあるプレート型玩具を提供する。
【解決手段】プレート型玩具1は、第1特定要素部21を含む絵柄部10が形成された第1構成部11と、第1特定要素部21に対応する第2特定要素部22が形成された第2構成部12と、光透過性を有する第3構成部13と、を備え、第1構成部11、第2構成部12、及び第3構成部13は、積層状態で構成され、第1特定要素部21の光透過性は、第1特定要素部21以外の絵柄部10よりも高く構成され、第2特定要素部22の光透過性は、第2構成部12において第2特定要素部22以外の部分よりも高く構成され、第1特定要素部21の光透過性は、第2特定要素部22の光透過性と同一又は異なるよう構成されている。
技术问题语段:
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、インクジェットによって印刷される図柄が映えるようにする目的で、印刷層の白色層(白引き、白押え)が形成されることが記載されている。本発明が対象とするプレート型玩具においても、特許文献1の基材シート上での印刷表現で、図柄(絵柄)の色彩の再現性を高めるべく白色層を用いることができる。しかしながら、プレート型玩具においては、絵柄を形成するものが平板形状であることから、白色層なども用いた従来の画像表示の色彩鮮明化の工夫だけでは、玩具として面白みが無く興趣性が低いという課題があった。
【0005】
本発明は、絵柄の表現力を高め興趣性のあるプレート型玩具を提供することを目的とする。
技术功效语段:
【0007】本発明によれば、絵柄の表現力を高め興趣性のあるプレート型玩具柄を提供することができる。
权利要求:
【請求項1】
プレート型玩具であって、
第1特定要素部を含む絵柄部が形成された第1構成部と、
前記第1特定要素部に対応する第2特定要素部が形成された第2構成部と、
光透過性を有する第3構成部と、を備え、
前記第1構成部、前記第2構成部、及び前記第3構成部は、積層状態で構成され、
前記第1特定要素部の光透過性は、前記第1特定要素部以外の前記絵柄部よりも高く構成され、
前記第2特定要素部の光透過性は、前記第2構成部において前記第2特定要素部以外の部分よりも高く構成され、
前記第1特定要素部の光透過性は、前記第2特定要素部の光透過性と同一又は異なるよう構成され、
前記第1構成部及び前記第2構成部が設けられた前記第3構成部の一方面側とは異なる他方面側には、黒色系統の色により構成される第4構成部が設けられ、
前記第4構成部には、前記第1特定要素部と同一サイズの第4特定要素部が形成され、
前記第4特定要素部は、前記第4構成部の他の部分とは異なる透過性を有する、
プレート型玩具。
【請求項2】
請求項1に記載のプレート型玩具であって、
前記第2構成部は、前記第2特定要素部以外において、白色系統の色により構成されている、
プレート型玩具。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のプレート型玩具であって、
前記第1構成部と前記第2構成部は、積層状態において、前記第1特定要素部と前記第2特定要素部とが重なるように構成されている、
プレート型玩具。
【請求項4】
請求項3に記載のプレート型玩具であって、
前記第1特定要素部と前記第2特定要素部は、平面視で同一サイズにて形成されている、
プレート型玩具。
【請求項5】
請求項1~4の何れか一項に記載のプレート型玩具であって、
前記絵柄部は、前記第1特定要素部を除き、カラー印刷により形成されている、
プレート型玩具。
【請求項6】
請求項5に記載のプレート型玩具であって、
前記絵柄部のうち、前記第1特定要素部は光輝性を有し、前記第1特定要素部以外の部分は光輝性を有しない、
プレート型玩具。
【請求項7】
請求項1~6の何れか一項に記載のプレート型玩具であって、
積層表面側から見て、前記第1構成部、前記第2構成部、前記第3構成部の順に積層されて設けられている、
プレート型玩具。
【請求項8】
請求項7に記載のプレート型玩具であって、
前記第1特定要素部は、前記絵柄部の外縁の内側に形成されている、
プレート型玩具。
【請求項9】
請求項8に記載のプレート型玩具であって、
前記絵柄部は、キャラクターであり、前記第1特定要素部は、少なくとも眼である、
プレート型玩具。
【請求項10】
請求項1~9の何れか一項に記載のプレート型玩具であって、
前記第3構成部は、硬質部材により構成されている、
プレート型玩具。
【請求項11】
請求項10に記載のプレート型玩具であって、
前記第3構成部は、その全体が透明部材により構成されている、
プレート型玩具。
【請求項12】
請求項1~11の何れか一項に記載のプレート型玩具であって、
前記第3構成部は、その厚みが前記第1構成部、及び前記第2構成部よりも厚い、
プレート型玩具。
【請求項13】
請求項1~12の何れか一項に記載のプレート型玩具であって、
前記第3構成部は、その輪郭部が前記第1構成部及び前記第2構成部よりも大きく構成されている、
プレート型玩具。
【請求項14】
請求項1~13の何れか一項に記載のプレート型玩具であって、
前記第4特定要素部は、光透過性の異なる部分を複数有する、
プレート型玩具。
【請求項15】
請求項1~14の何れか一項に記載のプレート型玩具であって、
前記第2構成部の輪郭部は、前記第1構成部の輪郭部よりも小さく構成され、
前記第4構成部の輪郭部は、前記第1構成部の輪郭部よりも大きく構成されている、
プレート型玩具。
【請求項16】
請求項1~15の何れか一項に記載のプレート型玩具であって、
前記第3構成部と前記第4構成部の間には、白色系統の色により構成される第5構成部が設けられている、
プレート型玩具。
【請求項17】
請求項16に記載のプレート型玩具であって、
前記第5構成部には、前記第1特定要素部と同一サイズの第5特定要素部が形成され、
前記第5特定要素部は、前記第5構成部の他の部分とは異なる透過性を有する、
プレート型玩具
技术领域:
】
【0001】
本発明は、プレート型玩具に関する。
【
背景技术:
】
【0002】
従来、基材シート上に剥離層を介して転写用の図柄層を有する加飾用フィルムの製造方法として、特許文献1においては、インクジェット印刷装置によって印刷される着色層と、感熱リボン印刷装置によって印刷される隠蔽層とを重ねることにより、図柄層を形成する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】
特開2006-297757号公報
【
发明内容:
】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、インクジェットによって印刷される図柄が映えるようにする目的で、印刷層の白色層(白引き、白押え)が形成されることが記載されている。本発明が対象とするプレート型玩具においても、特許文献1の基材シート上での印刷表現で、図柄(絵柄)の色彩の再現性を高めるべく白色層を用いることができる。しかしながら、プレート型玩具においては、絵柄を形成するものが平板形状であることから、白色層なども用いた従来の画像表示の色彩鮮明化の工夫だけでは、玩具として面白みが無く興趣性が低いという課題があった。
【0005】
本発明は、絵柄の表現力を高め興趣性のあるプレート型玩具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るプレート型玩具の一態様は、第1特定要素部を含む絵柄部が形成された第1構成部と、第1特定要素部に対応する第2特定要素部が形成された第2構成部と、光透過性を有する第3構成部と、を備え、第1構成部、第2構成部、及び第3構成部は、積層状態で構成され、第1特定要素部の光透過性は、第1特定要素部以外の絵柄部よりも高く構成され、第2特定要素部の光透過性は、第2構成部において第2特定要素部以外の部分よりも高く構成され、第1特定要素部の光透過性は、第2特定要素部の光透過性と同一又は異なるよう構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、絵柄の表現力を高め興趣性のあるプレート型玩具柄を提供することができる。
【
具体实施方式:
】
【0009】
(第1実施形態)
以下、本発明に係るプレート型玩具の第1実施形態について、図1~図4を参照して説明する。
【0010】
図1は、プレート型玩具の外観を示す斜視図であり、図2は、プレート型玩具の平面図である。
図1及び図2に示すように、第1実施形態のプレート型玩具1は、例えば、キーホルダーなどに使用可能な平板状に形状をしており、その一面側(表面側)には、絵柄部10が形成されている。この絵柄部10は、例えば、戦うヒーローのキャラクターで、絵柄部10の全体の大きさに比べて比較的大きく形成された顔部分及び眼部10iと、左右に開いた左右両腕10aL,10aRと、腰に付けたベルトのバックルを表現するバックル部10pと、前後に構える左右の脚部10LL,10LRと、等が描かれている。この絵柄部10によって表現されているポーズは、開いた左右両腕10aL,10aRと前後に構えた左右の脚部10LL,10LRによって戦う動きを表現している。
【0011】
このように、絵柄部10は、キャラクターの最も特徴的な部分である眼部10iが、本発明でいう特定要素部20として構成されている。特定要素部20は、後述する第1構成部11(図3参照)の第1特定要素部21と、第2構成部12の第2特定要素部22と、を含む。なお、本実施形態においては、特定要素部20は、眼部10iに限るものではなく、眼部10i以外にも、腰部分の前方側のバックル部10pを加えても良い。ここで、特定要素部20は、絵柄部10の外側に形成されるものではなく、必ず絵柄部10の外縁10eよりも内側に形成されていることで、その図柄の特徴を際立たせる演出が可能となる。
【0012】
プレート型玩具1の頭部には、例えば図示のごとく左端に開口部28が設けられている。この開口部28は、ストラップ30を通すことができる。これにより、例えば、持ち物のキーや携帯電話等の繋げることができる。
【0013】
図3は、図2のI-I線に沿った部分の拡大断面図である。
図3に示すように、プレート型玩具1の断面の層構成は、積層表面側(図中上方側)から見て、第1構成部11、第2構成部12、第3構成部13の順に積層されて設けられている。第1構成部11は、眼部10iに対応する第1特定要素部21を含む絵柄部10が形成されている。また、第2構成部12は、第1特定要素部21に対応する第2特定要素部22が形成されている。第3構成部13は、その全体が透明な光透過性が極めて高い部材により構成されている。
【0014】
第1構成部11は、例えば、絵柄部10の頭部10hや左右の脚部10LL,10LRなどを胴部とは異なる配色(図示では線画による濃淡にて表現している)のカラーにて描かれている。この第1構成部11の形成は、例えばオフセット印刷などによるカラー印刷にて形成される。そして、本実施形態においては、眼部10iとバックル部10pは、第1特定要素部21として無色透明の素材を印刷する。これにより、第1特定要素部21の光透過性は、第1特定要素部21以外の絵柄10cよりも高くなっている。このようにすることで、絵柄部10のうち、第1特定要素部21は、図示のごとく、他の絵柄10cの領域に比べて光Lの透過が格段に良く、光輝性を発揮することができる。一方、第1特定要素部21以外の絵柄10cの領域は、若干の光が通過するが、光Lの透過率が低く、光輝性を有しない構成となっている。
【0015】
第2構成部12は、第2特定要素部22以外において、略一色の白色系統の色による白色層として構成されている。この第2特定要素部22は、その光透過性が、第2構成部12において第2特定要素部22以外の部分よりも高く構成されている。また、第2特定要素部22の光透過性は、第1特定要素部21の光透過性と同一の無色透明であっても良いし、また、第1特定要素部21の光透過性とは若干は異なるよう構成されていてもよい。この第2構成部12は、例えばオフセット印刷により形成される。
【0016】
第1特定要素部21と第2特定要素部22とは、図示のごとく、第1構成部11と第2構成部12の積層状態において、重なるように配置され、その形状や大きさは、平面視で略同一サイズに形成されている。
【0017】
第3構成部13は、素材としては、例えば、透明なアクリル樹脂により構成されている。また、第3構成部13は、所定以上の厚みを有しており、硬質部材として機能する。第3構成部13は、その厚みが第1構成部11、及び第2構成部12よりも厚い構造となっており、印刷層である第1構成部11及び第2構成部12を確実に保持できる構成である。
【0018】
図4の(a)には、図1に示す第1実施形態のプレート型玩具1の平面図であり、図4の(b)には、プレート型玩具1とは異なる従来型のプレート型玩具100示す平面図である。ここで、従来型のプレート型玩具100の構成は、特定要素部20(第1特定要素部21及び第2特定要素部22)を有しない構成である他はプレート型玩具1と全く同じ構成とした。
なお、図4における図示の表現形態としては、カラー表現ではないので、明るさ、色彩濃淡及び光輝性等を、線画の濃淡を使って表現した。
【0019】
図4に示すように、両方の絵柄部10は、同じように光に照らさられた場合、その色彩及び絵柄のカラー印刷部分おいては同じであるが、プレート型玩具1は、光を反射する光輝性の部分があることで、プレート型玩具100とは全体的な印象は大きく異なる。これは、プレート型玩具100は、絵柄部10が全体として同じ明るさであって平坦な印象を受ける。一方、本実施形態のプレート型玩具1においては、眼部10i及びバックル部10pの領域が、絵柄の内部にあって光透過率が高く明るいことで、他の部分に比べて際立ったイメージが演出される。この結果、キャラクターの戦く姿勢である左右両腕10aL,10aRを広げた姿勢、左右の脚部10LL,10LRを前後させた姿勢を、眼部10i及びバックル部10pの領域が強調表現することに寄与する。
【0020】
プレート型玩具1及び従来型のプレート型玩具100に対して、後方側からライトを当てた状態では、プレート型玩具100絵柄部10が全体として平坦な印象なのに比べて、本実施形態のプレート型玩具1における場合は、眼部10i及びバックル部10pの領域の際立った輝きが演出される。
【0021】
以上述べたように、本実施形態のプレート型玩具1は、特定要素部20を構成する第1特定要素部21と第2特定要素部22が他の部分に比べて光透過性が高いので、特定要素部20によって絵柄部10を演出することができる。また、第1特定要素部21と第2特定要素部22は、平面視で同一サイズにて形成されていることで、第1特定要素部21の絵柄の境界をくっきりと際立たせることができる。また、特定要素部20がキャラクターの少なくとも眼部10iを現すことで、特徴部分としての眼部10iに光輝性を持たせた演出が可能である。
【0022】
また、第1特定要素部21が光輝性を有している一方で、第1構成部11の絵柄部10を最外層として絵柄10cが光輝性を有しないことで、特定要素部20を輝くように際立たせる演出ができる。更に、本実施形態のプレート型玩具1では、非光輝性の絵柄10cの外縁10eよりも内側に光輝性の部分が位置することで、絵柄10cの非光輝部分と光輝部分とのコントラストを表現·演出ができる。
【0023】
本実施形態のプレート型玩具1においては、第1特定要素部21を除いた絵柄10cがカラー印刷により形成されていることで、光透過性の高い第1特定要素部21とカラー絵柄部分との対比を楽しむことができる。また、第2構成部12は、第2特定要素部22以外の部分が白色系統の白色層により構成されているので、カラー印刷の絵柄10cの発色性を高めることができる。
【0024】
また、本実施形態のプレート型玩具1では、第3構成部13は、例えば、アクリル樹脂などの硬質部材により構成されているので、第3構成部13上に第1構成部11及び第2構成部12を印刷により設けることができ、また、絵柄部10の保持ができる。また、第3構成部13の厚みは、第1構成部11、及び第2構成部12よりも厚いので、絵柄部10を確実に保持し、プレート型玩具1としての形態が維持される。
【0025】
また、本実施形態のプレート型玩具1においては、第3構成部13は、その全体が透明部材により構成されているので、いずれの部位も特定要素部20(21,22)に対応することができ、特定要素部20の形成位置を制限することがない。
【0026】
(第2実施形態)
以下、本発明に係るプレート型玩具1の第2実施形態について、図5~図8を参照して説明する。
なお、本実施形態における説明においては、第1実施形態と同じ構成には同符号を付してその説明を省略する。
【0027】
図5は、プレート型玩具1における第2実施形態の平面図である。
図5に示すように、第2実施形態のプレート型玩具1の絵柄10cは、図2に示した第1実施形態と同じである。しかし、絵柄の一部分の色の濃淡(図示においては線画にて濃淡を表示している)については、少し異なった印象となっている。濃淡の相違は、例えば、キャラクターの頭部10hの前方側への突出部分、右腕10aR(こぶし及び筋肉部分)、及び左右の脚部10LL,10LR(特に、ブーツ部分)について、後述する理由により濃淡が異なった見え方をしている。
【0028】
図6は、図5のII-II線に沿った部分の拡大断面図である。
図5における絵柄部10の見え方が変わるのは、図6に示すように、第1構成部11及び第2構成部12が設けられた側とは第3構成部13を挟んで反対側に、第4構成部14と第5構成部15が設けられていることによる。第4構成部14は、黒色系統の色で構成された黒色層である。また、第3構成部13と第4構成部14との間設けられた第5構成部15は、白色系統の色で第2構成部12と略同様な構成の白色層である。
【0029】
第4構成部14及び第5構成部15は、共にオフセット印刷により形成される。第4構成部14には、第1特定要素部21と同一サイズの第4特定要素部24が形成されている。この第4特定要素部24は、第4構成部14の他の部分とは異なる透過性を有する。例えば、第4特定要素部24の黒色濃度は、他の部分の黒色濃度に対して、全く黒色を含まない0%~100%未満の範囲とする。
【0030】
また、第5構成部15においても、第1特定要素部21と同一サイズの第5特定要素部25が形成されている。第5特定要素部25は、第5構成部15の他の白色層の部分とは異なる高い透光性を有している。第5特定要素部25の場合、その白色濃度は、他の部分の白色濃度に対して、30%~100%未満の範囲とされ、他の白色層の部分よりも薄い白色として構成されている。
【0031】
ここで、第2構成部12の外周の輪郭部12eは、第1構成部11の輪郭部11eよりも所定寸法(w1)だけ小さく構成されている(第5構成部15の外周の輪郭部15eも輪郭部12eと同じに構成されている)。第4構成部14の外周の輪郭部14eは、第1構成部11の輪郭部11eよりも所定寸法(w2)だけ大きく構成されている。なお、上記の所定寸法(w1及びw2)については、第1、第2、第4、及第5構成部の外周の輪郭部に限るものではない。例えば、眼部10iの境界部分、バックル部10pの境界部分は、同様の大小関係を有する構成となっている。
【0032】
なお、本実施形態においては、第3構成部13の輪郭部13eは、第4構成部14の外周の輪郭部14eと同じ大きさでもよいが、第4構成部14を形成する都合上、