国民经济行业分类号:
C2190 | C2110 | C2120 | C2042 | C2130 | C2140
当前申请(专利权)人:
イエティ クーラーズ エルエルシー
原始申请(专利权)人:
イエティ クーラーズ エルエルシー
当前申请(专利权)人地址:
アメリカ合衆国 78735 テキサス州 オースティン サウスウェストパークウェイ 7601
发明人:
ウィンターハルター、アンドルー ジェイ | ニコルス、スティーブ シー.
摘要:
携帯用椅子は、前方スレッドによって接続されている第1の前脚及び第2の前脚、並びに、後方スレッドによって接続されている第1の後脚及び第2の後脚を含むことができる。前方スレッドは、第1の前方足部及び第2の前方足部を含むことができ、後方スレッドは、第1の後方足部及び第2の後方足部を含むことができる。前方スレッド及び後方スレッドに取り付けられている足部の各々は、水がスレッド/足部接合部から排出されることを可能にするように構成されている保持機構孔を含むことができる。携帯用椅子は、複数の突出部を含む座部フレーム境界を含む座部をさらに含むことができる。座部フレーム境界は、射出成形工程を介して座部に剛直に取り付けることができる。加えて、携帯用椅子は、椅子の前脚のいずれかに分離可能に取り付けることができるカップ·ホルダ·アセンブリを有することができる。カップ·ホルダ·アセンブリは、携帯用椅子の脚に取り付けられる取り付け基部に取り付けることができるカップ·ホルダ部分を有することができる。
技术问题语段:
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、高品質、快適且つ耐久性のある携帯用椅子が必要とされている。
技术功效语段:
【0026】本明細書に記載されている態様及びその利点のより完全な理解は、添付の図面を考慮して以下の説明を参照することによって得ることができ、図面において、同様の参照符号は同様の機構を示す。
权利要求:
【請求項1】
底面、上側縁部、前記底面と前記上側縁部との間に位置決めされている実質的に円筒形の壁、及び前記実質的に円筒形の壁から延伸する取り付け部材を有するカップ·ホルダであって、前記円筒形の壁は、長手方向軸を規定し、前記取り付け部材は、一対の実質的に平行な側壁を含み、前記側壁の各々は、前記側壁の各々から互いに向かって延伸するレールを含む、カップ·ホルダと、
椅子の脚に接続された取り付け基部であって、前記カップ·ホルダを前記取り付け基部に固定するために、前記取り付け部材の前記レールは、前記取り付け基部上の一対のスロットに沿ってスライドする、取り付け基部と
を備えるカップ·ホルダ·アセンブリ。
【請求項2】
前記カップ·ホルダの内部は、複数の階層を備え、前記階層は各々、異なる高さを有する、請求項1に記載のカップ·ホルダ·アセンブリ。
【請求項3】
前記複数の階層は、3つの階層を含む、請求項2に記載のカップ·ホルダ·アセンブリ。
【請求項4】
前記カップ·ホルダは、前記上側縁部内の切り欠きを含む、請求項1に記載のカップ·ホルダ·アセンブリ。
【請求項5】
前記カップ·ホルダは、単一構成要素として形成されている、請求項1に記載のカップ·ホルダ·アセンブリ。
【請求項6】
各レールは、前記取り付け基部の各スロット内に位置するポケット内に延伸する戻り止めを含む、請求項1に記載のカップ·ホルダ·アセンブリ。
【請求項7】
前記ポケットは、前記一対のスロットの各々に沿って中心に位置する、請求項6に記載のカップ·ホルダ·アセンブリ。
【請求項8】
前記一対の側壁は、前記実質的に円筒形の壁の前記長手方向軸に対して角度を付けられている、請求項1に記載のカップ·ホルダ·アセンブリ。
【請求項9】
携帯用椅子であって、
前方スレッドによって接続された第1の前脚及び第2の前脚、
後方スレッドによって接続された第1の後脚及び第2の後脚、並びに
織物タイプ構造を含む座部
を備える携帯用椅子と、
カップ·ホルダ·アセンブリであって、
底面、上側縁部、及び前記底面と前記上側縁部との間に位置決めされている多階層形状に構成されている複数の円筒形状部分を有するカップ·ホルダであって、前記複数の円筒形状部分は、長手方向軸を中心として同心であり、取り付け部材が、前記円筒形状部分のうちの少なくとも1つから延伸するスペーサ部分及び一対の実質的に平行な側壁を含み、前記側壁の各々は、前記側壁の各々から互いに向かって延伸するレールを含む、カップ·ホルダ、並びに
前記携帯用椅子の前記第1の前脚に接続された取り付け基部であって、前記カップ·ホルダを前記取り付け基部に固定するために、前記取り付け部材の前記レールは、前記取り付け基部上の一対のスロットに沿ってスライドする、取り付け基部
を備えるカップ·ホルダ·アセンブリと
を備える携帯用椅子及びカップ·ホルダのシステム。
【請求項10】
前記取り付け基部は一対の孔を含み、前記一対の孔の各々を通じて延伸する一対の機械的締結具を使用して前記携帯用椅子の前記第1の前脚に取り付けられている、請求項9に記載の携帯用椅子及びカップ·ホルダのシステム。
【請求項11】
前記カップ·ホルダは、前記取り付け基部に解放可能に固定され、前記カップ·ホルダは、工具を使用することなく前記取り付け基部から取り外されることができる、請求項9に記載の携帯用椅子及びカップ·ホルダのシステム。
【請求項12】
各レールは、前記取り付け基部の各スロット内に位置するポケット内に延伸する戻り止めを含む、請求項9に記載の携帯用椅子及びカップ·ホルダのシステム。
【請求項13】
前記ポケットは、前記一対のスロットの各々に沿って中心に位置する、請求項12に記載の携帯用椅子及びカップ·ホルダのシステム。
【請求項14】
前記カップ·ホルダの内部は、複数の階層を備え、前記階層は各々、異なる高さを有する、請求項9に記載の携帯用椅子及びカップ·ホルダのシステム。
【請求項15】
前記一対の実質的に平行な側壁は、前記カップ·ホルダの前記長手方向軸に対して角度を付けられている、請求項9に記載の携帯用椅子及びカップ·ホルダのシステム。
【請求項16】
底面、上側縁部、及び前記底面と前記上側縁部との間に位置決めされている多階層形状に構成されている複数の円筒形状部分を有するカップ·ホルダであって、前記カップ·ホルダは、前記上側縁部内の切り欠きを含み、取り付け部材が、前記円筒形状部分のうちの少なくとも1つから延伸するスペーサ部分及び一対の実質的に平行な側壁を含み、前記側壁の各々は、前記側壁の各々から互いに向かって延伸するレールを含む、カップ·ホルダと、
椅子の脚に接続された取り付け基部であって、前記カップ·ホルダを前記取り付け基部に固定するために、前記取り付け部材の前記レールは、前記取り付け基部上の一対のスロットに沿ってスライドする、取り付け基部と
を備えるカップ·ホルダ·アセンブリ。
【請求項17】
前記切り欠きは、前記上側縁部の周の12パーセントから38パーセントの範囲内の長さを有する、請求項16に記載のカップ·ホルダ·アセンブリ。
【請求項18】
前記切り欠きは、前記上側縁部の周の約25パーセントの長さを有する、請求項16に記載のカップ·ホルダ·アセンブリ。
【請求項19】
前記切り欠きの中心は、前記取り付け部材の位置から約90度に位置決めされている、請求項16に記載のカップ·ホルダ·アセンブリ。
【請求項20】
前記切り欠きは、前記カップ·ホルダの上側階層の25パーセントから75パーセント内の高さを有する、請求項16に記載のカップ·ホルダ·アセンブリ。
技术领域:
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2017年5月23日付けで出願された米国特許出願第15/602,841号の一部継続出願である、2017年9月7日付けで出願された米国特許出願第15/698,403号の一部継続出願である、2018年2月23日付けで出願された米国特許出願第15/904,270号に対する優先権を主張する。上記で引用されている特許出願は、参照によりそれらの全体が組み込まれる。
【0002】
本明細書に記載されている態様は、概して、携帯用椅子及び携帯用椅子とともに使用するためのカップ·ホルダ·アセンブリに関する。より具体的には、態様は、携帯用折り畳み椅子に関する。
背景技术:
【0003】
携帯用椅子は、行列待ち、キャンプ、及び屋外バーベキューなど、座れることが望ましいが、常に可能であるとは限らないイベント及び活動中に、一般的に使用されている。しかしながら、ほとんどの場合、そのような椅子は、着座体験が不快であり、耐久性が不満足であり、長期存続性が最小限であり、環境現象にさらされたときに加速する劣化の影響の受けやすい、安価で低級な材料によって作製される。したがって、低級携帯用椅子による全体的なユーザ満足度は低く、交換頻度が高い。
【0004】
携帯用椅子の製造により高品質の材料が使用される他の事例においては、低級品と比較して延長した寿命が達成可能であり得る。しかしながら、大幅に高い価格において提供されるものの、そのような高級椅子が、快適性、天候によって誘発される劣化に対する耐性、及び全体的な耐久性において呈する改善はわずかなものである。
发明内容:
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、高品質、快適且つ耐久性のある携帯用椅子が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下は、本明細書に記載されている様々な態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、網羅的な概観ではなく、主要な若しくは重要な要素を識別するようには意図されておらず、又は、特許請求項の範囲を画定するようにも意図されていない。以下の概要は、後に提示されるより詳細な説明を紹介する前置きとしていくつかの概念を簡略化された形態で提示しているに過ぎない。
【0007】
上述した従来技術の制限を克服し、本明細書を読み、理解すると明らかになる他の制限を克服するために、本明細書に記載されている態様は、携帯用椅子及び携帯用椅子を形成する方法を対象とする。
【0008】
1つ又は複数の実施例によれば、携帯用椅子は、前方スレッドによって接続されている第1の前脚及び第2の前脚、並びに、後方スレッドによって接続されている第1の後脚及び第2の後脚を含むことができる。前方スレッドは、第1の前方足部及び第2の前方足部を含むことができ、後方スレッドは、第1の後方足部及び第2の後方足部を含むことができる。前方スレッド及び後方スレッドに取り付けられている足部の各々は、水がスレッド/足部接合部から排出されることを可能にするように構成されている保持機構孔を含むことができる。携帯用椅子は、座部フレーム境界を含むことができる高透過性織物タイプ構造から成る座部をさらに含むことができる。座部フレーム境界は、底面部分に複数の突出部を含む剛性熱可塑性オーバーモールドであってもよい。座部フレーム境界は、複数の突出部を形成することができる射出成形工程を介して座部に剛直に取り付けることができる。携帯用椅子はまた、第1の終端部、第2の終端部、第1の座部取り付けレール、及び第2の座部取り付けレールを含む座部フレームも含むことができる。座部フレーム境界の底面部分上の複数の突出部は、第1の座部取り付けレール及び第2の座部取り付けレールと取り外し可能に係合するように構成することができる。加えて、座部フレームは、運搬ハンドルを含むことができる。
【0009】
いくつかの実施例において、座部の座部フレーム境界が第1の座部取り付けレール及び第2の座部取り付けレールと取り外し可能に係合されている状態において、座部は、前端部分において下向きに傾斜するように構成することができる。
【0010】
いくつかの実施例において、携帯用椅子は、第1の前脚をそこに挿入し、構造用接着剤を介して固定することができる管状突出部を含む第1の前脚造作接合部をさらに含むことができる。携帯用椅子はまた、第1の後脚をそこに挿入し、構造用接着剤を介して固定することができる管状突出部を含む第1の後脚造作接合部も含むことができる。
【0011】
いくつかの実施例において、携帯用椅子は、第1の前方ピンを介して第1の前脚造作接合部及び第1の後脚造作接合部に回転可能に固定されるように構成することができる第1のアーム·レストをさらに含むことができる。
【0012】
いくつかの実施例において、携帯用椅子は、第2の前脚をそこに挿入し、構造用接着剤を介して固定することができる管状突出部を含む第2の前脚造作接合部をさらに含むことができる。携帯用椅子はまた、第2の後脚をそこに挿入し、構造用接着剤を介して固定することができる管状突出部を含む第2の後脚造作接合部も含むことができる。
【0013】
いくつかの実施例において、携帯用椅子は、第2の前方ピンを介して第2の前脚造作接合部及び第2の後脚造作接合部に回転可能に固定されるように構成することができる第2のアーム·レストをさらに含むことができる。
【0014】
いくつかの実施例において、携帯用椅子は、背もたれフレーム境界を含むことができる高透過性織物タイプ構造から成る背もたれをさらに含むことができる。背もたれフレーム境界は、裏面部分に複数の突出部を含む剛性熱可塑性オーバーモールドであってもよい。背もたれフレーム境界は、複数の突出部を形成することができる射出成形工程を解して背もたれに剛直に取り付けることができる。携帯用椅子はまた、第1の終端部、第2の終端部、第1の背もたれ取り付けレール、及び第2の背もたれ取り付けレールを含む背もたれフレームも含むことができる。背もたれフレーム境界の裏面部分上の複数の突出部は、第1の背もたれ取り付けレール及び第2の背もたれ取り付けレールと取り外し可能に係合するように構成することができる。
【0015】
いくつかの実施例において、携帯用椅子は、第1の背もたれ造作接合部をさらに含むことができる。第1の背もたれ造作接合部は、背もたれフレームの第1の終端部をそこに挿入し、構造用接着剤を介して固定することができる管状突出部を含むことができる。携帯用椅子はまた、第2の背もたれ造作接合部も含むことができる。第2の背もたれ造作接合部は、背もたれフレームの第2の終端部をそこに挿入し、構造用接着剤を介して固定することができる管状突出部を含むことができる。
【0016】
いくつかの実施例において、携帯用椅子は、第1の座部造作接合部をさらに含むことができる。第1の座部造作接合部は、座部フレームの第1の終端部をそこに挿入し、構造用接着剤を介して固定することができる管状突出部を含むことができる。携帯用椅子はまた、第2の座部造作接合部も含むことができる。第2の座部造作接合部は、座部フレームの第2の終端部をそこに挿入し、構造用接着剤を介して固定することができる管状突出部を含むことができる。
【0017】
いくつかの実施例において、第1の前脚、第2の前脚、前方スレッド、第1の後脚、第2の後脚、後方スレッド、座部フレーム、及び背もたれフレームの各々は、ハイドロフォーム·アルミニウムから構成することができる。
【0018】
本開示の追加の態様は、内部底面、縁部、底面と縁部との間に位置決めされている実質的に円筒形の壁、及び、実質的に円筒形の壁から延伸する係合部材を有するカップ·ホルダを備えるカップ·ホルダ·アセンブリに関係し得る。カップ·ホルダ·アセンブリはまた、カップ·ホルダの係合部材に解放可能に固定される第1の側、及び、実質的にC字状の部材を有するクランプ部材に固定されている第2の側を有するカラーも有することができ、カラーは、クランプ部材に対して回転することができる。カラーは、カップ·ホルダをカラーに解放可能に固定するために、カップ·ホルダの係合部材上の対応する複数のフレックス·フィンガに係合する複数のフレックス·フィンガを有することができる。カラー上の複数のフレックス·フィンガは、カラーの上部に位置決めされている上側フレックス·フィンガ、及び、カラーの下部に位置決めされている下側フレックス·フィンガを含むことができ、上側フレックス·フィンガと下側フレックス·フィンガとは互いから離間されている。カラーは、上側フレックス·フィンガと下側フレックス·フィンガとの間に位置決めされている位置整合部材をさらに備えることができ、位置整合部材は、カップ·ホルダのカラーに対する回転を妨げるために、カップ·ホルダの係合部材上の複数のフレックス·フィンガのうちの少なくとも1つの一部分に接触する、半径方向に延伸するフランジを有する。加えて、下側フレックス·フィンガは、カップ·ホルダがカラー上に不適切に設置されるのを防止するために、上側フレックス·フィンガよりも大きくすることができる。最後に、カラーは、2つの位置においてクランプ部材に対して回転することができる。
【0019】
本開示のまたさらに他の態様は、携帯用椅子及びカップ·ホルダのシステムであって、前方スレッドによって接続されている第1の前脚及び第2の前脚、後方スレッドによって接続されている第1の後脚及び第2の後脚、織物タイプ構造を備える座部を備える携帯用椅子と、内部底面、縁部、及び、内部底面と縁部との間に位置決めされている実質的に円筒形の壁、並びに、カップ·ホルダの実質的に円筒形の壁から延伸する係合部材を有するカップ·ホルダを含むカップ·ホルダ·アセンブリとを備える、携帯用椅子及びカップ·ホルダのシステムに関係し得る。係合部材は、実質的にC字状の部材を有するクランプ部材に固定することができるカラーに解放可能に接続することができ、C字状部材は、第1の前脚又は第2の前脚のいずれか
具体实施方式:
【0028】
本開示の様々な実例及び構成要素の以下の説明において、本明細書の一部を形成し、例示として、本開示の態様を実践することができる様々な例示的な構造及び環境が示されている、添付の図面が参照される。他の構造及び環境を利用することができること、並びに、本開示の範囲から逸脱することなく、具体的に記載されている構造及び方法から構造的及び機能的変更を行うことができることは理解されたい。
【0029】
また、「上部」、「下部」、「正面」、「裏面」、「側方」、「背面」、「上向き」、「下向き」、右、左などの用語が、本明細書において、本発明の様々な例示的な特徴及び要素を説明するために使用されている場合があるが、これらの用語は、本明細書においては、例えば、図面に示されている例示的な向き又は典型的な使用中の向きに基づいて、便宜上使用されている。加えて、「複数」という用語は、本明細書において使用される場合、必要に応じて無限数まで、離接的又は接続的にのいずれかで、1よりも大きい任意の数を示す。本明細書内の何物も、本発明の範囲内に入るために構造の特定の三次元の向きを必要とするものとして解釈されるべきではない。また、読者には、添付の図面は必ずしも原寸比例とは限らないことを勧告しておく。
【0030】
椅子の概説
図1は、折り畳み可能な携帯用椅子とすることができる、椅子100の実例の正面斜視図を示す。椅子100は、前脚112A及び112Bを接続する前方スレッド110、並びに、後脚122A及び122Bを接続する後方スレッド120を含むことができる。前方スレッド110及び後方スレッド120は、表面上で椅子100を支持するように構成することができる。前脚112A及び112Bは、前方クロスバー114によってさらに接続及び補強することができる。椅子100はまた、座部フレーム131に接続されている座部130、及び、背もたれフレーム141に接続されている背もたれ140も含むことができる。椅子100は、アーム·レスト150A及び150Bを含むことができる。下記にさらに詳細に論じるように、椅子100は、保管及び運搬しやすくするために、より小さいプロファイルに折り畳まれるように構成することができる。
【0031】
加えて、椅子100は、椅子100の左側(例えば、アーム·レスト150Bに対応する側)にある構成要素が、右側(例えば、アーム·レスト150Aに対応する側)に映される対称構造のものとすることができる。そのため、前脚112Bは前脚112Aに対応することができ、アーム·レスト150Bは、アーム·レスト150Aに対応することができ、他も同様である。さらに、下記にさらに詳細に説明するように、椅子100の左側から右側へと延伸する、座部フレーム131及び背もたれフレーム141のような椅子100の構成要素も、対称構造のものとすることができる。例えば、座部フレーム131は、左側にある第1の座部取り付けレール及び右側にある第2の座部取り付けレールを含むことができ、背もたれフレーム141は、左側にある第1の背もたれ取り付けレール及び右側にある第2の背もたれ取り付けレールを含むことができ、他も同様である。
【0032】
脚
携帯用椅子100は、2つの前脚112A及び112B並びに2つの後脚122A及び122Bを含むことができる。2つの前脚112A及び112B並びに2つの後脚122A及び122Bは、円筒形の棒、管、及び/又はシャフトとすることができ、例えば、アルミニウム、チタン、ステンレス鋼、スカンジウム、金属合金、ポリマー、複合材、炭素繊維、及び/又は竹などの木材から作製することができる。2つの前脚112A及び112B並びに2つの後脚122A及び122Bの作製にアルミニウム、チタン、ステンレス鋼、スカンジウム、及び/又は金属合金が使用される場合、金属は、ハイドロフォーム及び真空鋳造することができ、塩水噴霧などの環境条件によって誘発される腐食を防止するために、陽極酸化処理、めっき、塗装、粉体塗装、及び/又はエナメルの被着を通じて処理することができる。加えて、脚112A、112B、122A、及び122Bの作製に使用される金属及び合金は、硬度、堅牢性、並びに引張強度及びせん断強度を増大させるために、アニーリング、表面焼き入れ、析出強化、焼き戻し、焼きならし、及び/又は焼き入れを通じて処理することができる。
【0033】
携帯用椅子100の前脚112A及び112Bは、前方クロスバー114によって接続することができる。前方クロスバー114は、前脚112A及び112Bのものと同じ材料(例えば、アルミニウム、チタン、ステンレス鋼、スカンジウム、金属合金、炭素繊維、及び/又は竹)から作製されてもよく、又は、前脚112A及び112Bのものとは異なる材料から作製されてもよい。前脚112A及び112Bが金属から作製され、前方クロスバー114も金属から作製される場合、前方クロスバー114は、前脚112A及び112Bの内側部分に溶接することができる。代替的に、前脚112A及び112B並びに前方クロスバー114は、成型動作において単一の連続片に作製されてもよい。そのような場合、作製は、ハイドロフォームを通じて行うことができる。同様に、前脚112A及び112Bが炭素繊維から作製され、前方クロスバー114も炭素繊維から作製される場合、前脚112A及び112B並びに前方クロスバー114は、成型動作において単一の連続片に作製することができる。しかしながら、例えば、前脚112A及び112Bが前方クロスバー114のものとは異なる材料から作製される場合、前方クロスバー114が前脚112A及び112Bの内側部分にねじ止め、ボルト止め、クランプ締め、又は他の様態で固定され得ることも企図される。前方クロスバー114は、低可撓性且つ低クリープ部材であってもよく、最大226.796kg(500lb)の加負荷をサポートすることが可能であり得る。図1には示されていないが、場合によっては、携帯用椅子100の後脚120A及び120Bは、前脚110A及び110B並びに前方クロスバー114に関して上述した構成と同様に、後方クロスバーによって接続することができる。
【0034】
いくつかの実施例において、異なる材料の組み合わせを使用して、椅子100を形成することができる。例えば、前脚110A及び110B並びに前方クロスバー114は、後脚120A及び120Bのものとは異なる材料から作製されてもよい。例えば、前脚110A及び110B並びに前方クロスバー114は、炭素繊維から作製されてもよく、後脚120A及び120Bは、金属から作製されてもよい。代替的に、前脚110A及び110B並びに後脚120A及び120Bは、第1の材料(例えば、金属)から作製されてもよく、前方クロスバー114は、第2の材料(例えば、炭素繊維)から作製されてもよい。
【0035】
後方クロスバーが含まれる構成において、上述したものと同様の、異なる材料の組み合わせを使用して、椅子100を形成することができる。例えば、前脚110A及び110B並びに前方クロスバー114は、後脚120A及び120B並びに後方クロスバーのものとは異なる材料から作製されてもよい。例えば、前脚110A及び110B並びに前方クロスバー114は、炭素繊維から作製されてもよく、後脚120A及び120B並びに後方クロスバーは、金属から作製されてもよい。代替的に、前脚110A及び110B並びに後脚120A及び120Bは、第1の材料(例えば、金属)から作製されてもよく、前方クロスバー114及び後方クロスバーは、第2の材料(例えば、炭素繊維)から作製されてもよい。
【0036】
スレッド及び足部
2つの前脚112A及び112Bは、連続的な接続部材とすることができる前方スレッド110によって接合することができる。そのため、2つの前脚112A及び112B並びに前方スレッド110は、例えば、本明細書に記載されている製造方法のいずれかを通じて、単一の連続片に作製することができる。同様に、2つの後脚122A及び122Bは、後方スレッド120によって接合することができ、単一の連続片に作製することができる。前方スレッド110及び後方スレッド120は、塩水噴霧などの環境条件によって誘発される腐食を防止するための陽極酸化処理、めっき、塗装、粉体塗装、及び/又はエナメルの被着を通じて、並びに、硬度、堅牢性、並びに引張強度及びせん断強度を増大させるためのアニーリング、表面焼き入れ、析出強化、焼き戻し、焼きならし、及び/又は焼き入れを通じて処理することができる。
【0037】
加えて、前方スレッド110は前方足部111A及び前方足部111Bを含むことができ、これらは、隣接する接触面(例えば、床、地面など)との摩擦係合を促進又は改善するために、スレッド110の最下及び/又は最低部分にあるプラスチック及び/又はゴムのキャップであってもよい。前方足部は、前方足部と椅子が配置される表面との間の摩擦係数を増大させるのに適切な材料又はテクスチャを含むことができる。図2A、図2B、及び図2Cに示すように、前方足部111A及び111Bは、前方スレッド110の、前脚112A及び112Bに近接する区画と係合するように構成することができる。そのため、前方足部111Aは、前方スレッド110の、前脚112Aに近接する区画と係合するように構成することができ、前方足部111Bは、前方スレッド110の、前脚112Bに近接する区画と係合するように構成することができる。
【0038】
図2Cに示すように、前方足部111Bは、係合プラグ117Bを含むことができる。場合によっては、係合プラグ117Bは、前方足部111Bから半径方向に延伸するプラスチック、ゴム、及び/又は金属の突出部であってもよい。付加的に及び/又は代替的に、係合プラグ117Bは、プラスチック、ゴム、及び/又は金属から作製されるねじ状構造であってもよい。係合プラグ117Bは、前方スレッド110に挿入されるように構成することができる。挿入前、挿入中、又は挿入後に、結合剤及び/又は構造用接着剤を係合プラグ117Bに被着させて、前方足部111Bを前方スレッド110に固定することができる。加えて、前方足部111Bは、足部/スレッド接合部から水が排出されることを可能にするように構成することができる保持機構孔115Bを含むことができる。前方足部111Bと同様に、前方足部111Aは、各々がスレッド110とインターフェースし、前方足部111Bに関して説明したように機能するように構成することができる、係合プラグ117A及び保持機構孔115Aを含むことができる。
【0039】
また、係合プラグ117A、117Bは各々、フレーム内に位置する水分のためのチャネルを提供する一連の孔123を含むことができる。一連の孔123は、保持機構孔115A、115Bと組み合わせて、椅子のフレームの内部に集まる任意の水分の出口を形成する。1つの実例において、単一の孔又は複数の孔を、係合プラグ117A、117B.の端部上に含めることができる。他の実例において、係合プラグ117A、117Bは、係合プラグ117A、117Bを通じて水が流れて、保持機構孔115A、115Bを通じて水が逃げることを可能にする多孔質材料から形成することができる。水又は水分が椅子のフレームから逃げることを可能にするために、別個の孔をフレーム及び前方足部111A、111B内に含めることができることも想定される。
【0040】
他の実例において、前方足部111A及び111Bは、前方スレッド110に被着されるプラスチック及び/又はゴムのコーティングであってもよく、2つの前脚112A及び112Bに近接する陥凹又は切り欠きポケット内に含まれてもよい。代替的に、プラスチック及び/又はゴムのコーティングは、最下及び/又は最低部分並びに第1の前方係合面及び第2の前方係合面において前方スレッド110の長さに沿って被着されてもよく、連続的な前方係合面を形成することができる。他の実例において、プラスチック及び/又はゴムのコーティングは、最下及び/又は最低部分において前方スレッド110の長さに沿って、一様な間隔をおいて間欠的に被着されてもよい。そのような実例において、前方足部は、間欠的な前方係合面を形成することができる。
【0041】
前方スレッド110と同様に、後方スレッド120は後方足部121A及び後方足部121Bを含むことができ、これらは、隣接する接触面(例えば、床、地面など)との摩擦係合を促進するために、最下及び/又は最低部分にあるプラスチック及び/又はゴムのキャップであってもよい。後方足部121A及び121Bは、後方スレッド120の、後脚122A及び122Bに近接する区画と係合するように構成することができる。そのため、後方足部121Aは、後方スレッド120の、後脚122Aに近接する区画と係合するように構成することができ、後方足部121Bは、後方スレッド120の、後脚122Bに近接する区画と係合するように構成することができる。
【0042】
前方足部111A及び111Bと同様に、後方足部121A及び121Bは各々、係合プラグ及び保持機構孔を含むことができる。後方足部121A及び121Bの係合プラグ及び保持機構孔は、スレッド120とインターフェースし、前方足部111A及び111Bに関して説明したように機能するように構成することができる。また、後方足部121A及び121Bには、前方足部111A及び111Bに関連して上述したものと同様の排出機構を設けることができる。
【0043】
ここでも、他の実例において、後方足部121A及び121Bは、後方スレッド120に被着されるプラスチック及び/又はゴムのコーティングであってもよく、2つの後脚122A及び122Bに近接する陥凹ポケット内に含まれてもよい。代替的に、プラスチック及び/又はゴムのコーティングは、最下及び/又は最低部分並びに第1の後方係合面及び第2の後方係合面において後方スレッド120の長さに沿って被着されてもよく、連続的な後方係合面を形成することができる。他の実例