着用可能なモジュラ運搬システム及び使用方法

公开(公告)号:
JP2018537137A
公开(公告)日:
2018-12-20
申请号:
JP2018514902
申请日:
2016-09-15
授权日:
-
受理局:
日本
专利类型:
发明申请
简单法律状态:
有效
法律状态/事件:
授权
IPC分类号:
A45F3/00 | A45F3/16 | A45C13/30 | A41D13/00 | A47G29/00 | A44B99/00
战略新兴产业分类:
-
国民经济行业分类号:
C1784 | C3324 | C2042 | C4119 | C1779 | C1922
当前申请(专利权)人:
サントック グループ,インコーポレイテッド
原始申请(专利权)人:
サントック グループ,インコーポレイテッド
当前申请(专利权)人地址:
アメリカ合衆国
工商统一社会信用代码:
-
工商登记状态:
-
工商注册地址:
-
工商成立日期:
-
工商企业类型:
-
发明人:
ゴールドマン アントニー アール.
代理机构:
-
代理人:
瀧野 文雄 | 津田 俊明 | 福田 康弘
摘要:
着用可能なモジュラ運搬システムは、ベルトと、ベルトに隣接して保持され、かつ上部ポスト突起部及び下部ポスト突起部を伴う係止ポスト、ならびに鍵穴のうちの少なくとも1つを伴って構成された取り付けインサートと、取り付けインサートへの可逆的な取り付けのために構成されたモジュラ物体と、を備える。 【選択図】図1
技术问题语段:
-
技术功效语段:
-
权利要求:
【請求項1】 着用可能なモジュラ運搬システムであって ベルトと、 前記ベルトに隣接して保持され、かつ上部ポスト突起部及び下部ポスト突起部を伴う係止ポスト、ならびに鍵穴のうちの少なくとも1つを伴って構成されている、取り付けインサートと、 モジュラ物体であって、磁気ボトルマウントと磁気活性ボトルの組み合わせ、バスケット、ホルスタ、ツールホルダ、懐中電灯ホルダのうちの少なくとも1つを備え、前記取り付けインサートへの可逆的な取り付けのために構成された、モジュラ物体と、 前記取り付けインサートの前記係止ポストの対応部分としてサイズ決定及び成形された少なくとも1つのスロットを伴って構成された、係止クリップと、を備える、着用可能なモジュラ運搬システム。 【請求項2】 前記磁気活性ボトルは、前記ボトルの首部の周りに取り外し可能な、金属の、連続的なリングを伴って構成され、前記磁気ボトルマウントは、前記ボトルが前記ボトルマウント内に着座されるとき、前記ボトル上の前記リングに対応する前記ボトルマウント上の場所において少なくとも1つの磁石を伴って構成される、請求項1に記載の着用可能なモジュラ運搬システム。 【請求項3】 前記取り付けインサートが、縫合、融着、及び接着のうちの少なくとも1つによって、前記ベルトに隣接して保持されている、請求項1に記載の着用可能なモジュラ運搬システム。 【請求項4】 前記取り付けインサートの前記少なくとも1つの係止ポスト、前記モジュラ物体、及び前記係止クリップが、共に可逆的に取り付けられたとき、組み合わさる、請求項1に記載の着用可能なモジュラ運搬システム。 【請求項5】 前記少なくとも1つの係止ポストの前記上部ポスト突起部及び前記下部ポスト突起部が、異なって構成されており、前記上部ポスト突起部が、前記モジュラ物体を受容するために構成され、前記下部ポスト突起部が、前記係止クリップのクリップタブを受容するために構成されている、請求項1に記載の着用可能なモジュラ運搬システム。 【請求項6】 前記取り付けインサートが、内部に前記取り付けインサートを配置するように構成されたポケットにより、前記ベルトに隣接して保持されている、請求項1に記載の着用可能なモジュラ運搬システム。 【請求項7】 前記取り付けインサートが、前記モジュラ物体の重量を周囲に分配するために卵形の形状である、請求項1に記載の着用可能なモジュラ運搬システム。 【請求項8】 前記取り付けインサートが、可撓性制御を提供するために少なくとも1つの支持部を備えている、請求項7に記載の着用可能なモジュラ運搬システム。 【請求項9】 前記取り付けインサートが、前記モジュラ物体の重量をX形状の延伸部間に分配するためにX形状である、請求項1に記載の着用可能な運搬システム。 【請求項10】 前記磁気ボトルマウントが、前記係止クリップのスライドが位置付けられている少なくとも1つのスライドスロットを伴って構成されており、前記スライドスロットの寸法が、前記係止クリップの移動を画定する、請求項1に記載の着用可能なモジュラ運搬システム。 【請求項11】 前記取り付けインサートが、上部ラッチ、下部くさび、及び少なくとも1つのスペーサをさらに備える、請求項1に記載の着用可能なモジュラ運搬システム。 【請求項12】 前記モジュラ物体が、複数の安定化点間で前記取り付けインサート上に係止する、請求項11に記載の着用可能なモジュラ運搬システム。 【請求項13】 前記複数の安定化点が、前記上部ラッチ、前記下部くさび、前記少なくとも1つのスペーサ、前記上部ポスト突起部、及び前記下部ポスト突起部のうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の着用可能なモジュラ運搬システム。 【請求項14】 前記上部ラッチ、前記下部くさび、及び前記少なくとも1つのスペーサのうちの少なくとも1つが、前記モジュラ物体が縦方向に移動することを防止し、前記上部ポスト突起部及び前記下部ポスト突起部のうちの少なくとも1つが、前記モジュラ物体が横方向に移動することを防止する、請求項13に記載の着用可能なモジュラ運搬システム。 【請求項15】 前記係止クリップが、ユーザインターフェース特性を伴って構成されている、請求項1に記載の着用可能なモジュラ運搬システム。 【請求項16】 着用可能なモジュラ運搬システムを使用する方法であって、 磁気ボトルマウントと磁気活性ボトルの組み合わせ、バスケット、ホルスタ、ツールホルダ、懐中電灯ホルダのうちの少なくとも1つを備えるモジュラ物体を、少なくとも1つの係止ポストを伴って構成された取り付けインサートに取り付けることを、 前記取り付けインサートの前記少なくとも1つの係止ポストが、前記モジュラ物体のスロット内に、及び前記モジュラ物体のスロットを通して設置されるように、前記取り付けインサートの上面を前記モジュラ物体の背面に抗して置くことと、 前記取り付けインサートの前記上面に沿って縦方向に前記モジュラ物体をスライドさせることと、 前記モジュラ物体の一部を前記係止ポストの上部ポスト突起部の下にスライドさせることによって、前記モジュラ物体を前記取り付けインサート上に可逆的に係止することと、によって行うことと、 前記取り付けインサートに前記モジュラ物体を可逆的に係止するために、係止クリップを前記システムに取り付けることを、 前記モジュラ物体が、前記取り付けインサートと前記係止クリップとの間にあり、かつ前記係止ポストが、前記取り付けインサートの前記係止ポストの対応部分としてサイズ決定及び成形された前記係止クリップ内のスロット内に、及びスロットを通して配置されるように、前記係止クリップを前記取り付けインサートの前記少なくとも1つの係止ポストの上に設置し、前記モジュラ物体の内面に当接させることと、 前記モジュラ物体の前記内面に沿って前記係止クリップをスライドさせることと、 前記係止クリップのクリップタブを前記係止ポストの下部ポスト突起部の下にスライドさせることによって、前記係止クリップを前記取り付けインサート上に、前記モジュラ物体がそれらの間にある状態で、可逆的に係止することと、によって行うことと、を含む、着用可能なモジュラ運搬システムを使用する方法。 【請求項17】 前記着用可能なモジュラ運搬システムから前記モジュラ物体を取り外すことを、 前記係止クリップのクリップタブが前記係止ポストの下部ポスト突起部から取り除かれるように前記係止クリップをスライドさせることと、 前記モ
技术领域:
【0001】 関連出願の相互参照 本出願は、2015年9月15日に出願された、米国仮特許出願第62/218,634号のPCT第8条下の優先権の利益を主張するものであり、その内容が、全体の参照によって本明細書に組み込まれる。 【0002】 本発明は、そのいくつかの実施例において、身体活動に関し、より具体的には、限定されるものではないが、身体活動アクセサリに関する。
背景技术:
【0003】 長年、様々な水分補給システムが、激しい運動または娯楽活動中に手を使わずに水を運搬する手段を提供することを主たる目的として、ランナー、歩行者、ハイカー、及びアウトドア愛好者のために設計されている。このような製品は、概して、液体が手の届く範囲内にあることを可能とするために、腰または背中に着用されるように設計されている。 【0004】 これらの製品の種類は、概して、(1)腰の周りに着用されたボトルを使用するもの、及び(2)バックパックとして着用された袋を使用するもの、の2つの型で市販される。腰用システムに関して、ボトルは、概して、いくつかの種類の布製スリーブまたは剛性(または半剛性)ケージ内に収容される。ボトルをスリーブまたはケージから取り外すには、垂直方向において上方にボトルを引き上げることが必要となる。現行の腰用システムが、概して、手放しで液体を移送することが可能となることでその主たる目的を達成している一方で、エンドユーザの間で共通する不満は、特に動作しながら、スリーブまたはケージからボトルを出し入れすることがほとんど不可能であるという点である。その結果、一部のエンドユーザは、ボトルの使用の困難を容易にするために、彼らの腰の前部にボトルを着用することになる。その他は、システムを使用することを単純にやめて、ボトルを手で運搬することを選択する。バックパック用システムに関して、一般的な不満は、それらがかさばり、背中領域を大きく覆うことから余分な体熱を作り出すということである。また、バックパック用システムは、ホースを通して水を分注するが、これは、特に砂糖を含む液体がシステム内部で集まると、洗浄及び維持することが困難となる。 【0005】 この分野におけるこれまでの試行としては、US2006/0097019、US7712196、US6666360、US6401993、US6004033、US5060833、及びUSD444295が挙げられ、その内容は、その全体の参照によって本明細書に組み込まれる。
发明内容:
【0006】 本発明のいくつかの実施形態の態様に従って、ベルトと、ベルトに隣接して保持され、かつ上部ポスト突起部及び下部ポスト突起部を伴う係止ポスト、ならびに鍵穴のうちの少なくとも1つを伴って構成された取り付けインサートと、取り付けインサートへの可逆的な取り付けのために構成されたモジュラ物体と、を備える、着用可能なモジュラ運搬システムが提供される。 【0007】 ある実施形態において、モジュラ物体は、磁気ボトルマウントと磁気活性ボトルの組み合わせ、バスケット、ホルスタ、ツールホルダ、懐中電灯ホルダのうちの少なくとも1つである。 【0008】 ある実施形態において、システムは、取り付けインサートの係止ポストの対応部分としてサイズ決定及び成形された少なくとも1つのスロットを伴って構成された係止クリップをさらに備える。 【0009】 ある実施形態において、磁気活性ボトルは、ボトルの首部の周りに取り外し可能な、金属の、連続的なリングを伴って構成され、磁気ボトルマウントは、ボトルがボトルマウント内に着座されるとき、ボトル上のリングに対応するボトルマウント上の場所において少なくとも1つの磁石を伴って構成される。 【0010】 ある実施形態において、取り付けインサートは、縫合、融着、及び接着のうちの少なくとも1つによって、ベルトに隣接して保持される。 【0011】 ある実施形態において、取り付けインサートの少なくとも1つの係止ポスト、モジュラ物体、及び係止クリップは、共に可逆的に取り付けられたとき、組み合わさる。 【0012】 ある実施形態において、少なくとも1つの係止ポストの上部ポスト突起部及び下部ポスト突起部は、異なって構成されており、上部ポスト突起部は、モジュラ物体を受容するために構成され、下部ポスト突起部は、係止クリップのクリップタブを受容するために構成される。 【0013】 ある実施形態において、取り付けインサートは、内部に取り付けインサートを配置するために構成されたポケットにより、ベルトに隣接して保持される。 【0014】 ある実施形態において、取り付けインサートは、モジュラ物体の重量を周囲に分配するために卵形の形状である。 【0015】 ある実施形態において、取り付けインサートは、可撓性制御を提供するために少なくとも1つの支持部を備える。 【0016】 ある実施形態において、取り付けインサートは、モジュラ物体の重量をX形状の延伸部間に分配するためにX形状である。 【0017】 ある実施形態において、磁気ボトルマウントは、係止クリップのスライド部が位置決めされている少なくとも1つのスライドスロットを伴って構成されており、スライドスロットの寸法は、係止クリップの移動を画定する。 【0018】 ある実施形態において、取り付けインサートは、上部ラッチ、下部くさび、及び少なくとも1つのスペーサをさらに備える。 【0019】 ある実施形態において、モジュラ物体は、複数の安定化点間の取り付けインサート上に係止する。 【0020】 ある実施形態において、複数の安定化点は、上部ラッチ、下部くさび、少なくとも1つのスペーサ、上部ポスト突起部、及び下部ポスト突起部のうちの少なくとも1つを含む。 【0021】 ある実施形態において、上部ラッチ、下部くさび、及び少なくとも1つのスペーサのうちの少なくとも1つは、モジュラ物体が縦方向に移動することを防止し、上部ポスト突起部、及び下部ポスト突起部のうちの少なくとも1つが、モジュラ物体が横方向に移動することを防止する。 【0022】 ある実施形態において、係止クリップは、ユーザインターフェース特性を伴って構成される。 【0023】 モジュラ物体を少なくとも1つの係止ポストを伴って構成された取り付けインサートに取り付けることを、取り付けインサートの少なくとも1つの係止ポストが、モジュラ物体のスロット内に、及びモジュラ物体のスロットを通して設置されるように、取り付けインサートの上面をモジュラ物体の背面に抗して置くことと、モジュラ物体を取り付けインサートの上面に沿って縦方向にスライドさせることと、モジュラ物体の一部を係止ポストの上部ポスト突起部の下にスライドさせることによって、モジュラ物体を取り付けインサート上に可逆的に係止することと、によって行うことを含む、着用可能なモジュラ運搬システムを使用する方法が、さらに提供される。 【0024】 ある実施形態において、本方法は、モジュラ物体を取り付けインサートに可逆的に係止するために、係止クリップをシステムに取り付けることを、モジュラ物体が、取り付けインサートと係止クリップとの間にあり、かつ係止ポストが、係止クリップ内のスロット内に、及びスロットを通して配置されるように、係止クリップを、取り付けインサートの少なくとも1つの係止ポストの上に設置し、かつモジュラ物体の内面に当接させることと、係止クリップをモジュラ物体の内面に沿ってスライドさせることと、係止クリップのクリップタブを係止ポストの下部ポスト突起部の下にスライドさせることによって、係止クリップを取り付けインサート上に、モジュラ物体がそれらの間にある状態で、可逆的に係止すること、によって行うことをさらに含む。 【0025】 ある実施形態において、本方法は、着用可能なモジュラ運搬システムからモジュラ物体を取り外すことを、係止クリップのクリップタブが係止ポストの下部ポスト突起部から取り除かれるように係止クリップをスライドさせることと、モジュラ物体にスライド力を適用して、それを係止ポストの上部ポスト突起部から取り除くことと、によって行うことをさらに含む。 【0026】 別様に定義されない限り、本明細書において使用された全ての技術的及び/または化学的用語は、本発明が関連する当業者によって共通に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書に記載されているものと同様または同等の方法及び材料が、本発明の実施形態の実施例または試験において使用されることができるが、例示的な方法及び/または材料が、以下に記載される。矛盾する場合は、定義を含む本特許明細書が優先されるであろう。加えて、材料、方法、及び実施例は、単に例示であり、必ずしも限定を意図していない。 【0027】 本発明のいくつかの実施形態が、添付の図面を参照することにより、単に例として本明細書に記載される。詳細な図面への具体的参照について、示される個々の詳細は、例としてであり、必ずしも縮尺通りではなく、本発明の実施形態の例示的な考察のためであるということが強調される。この点において、図面で取り上げられる説明は、本発明の実施形態がどのように実行され得るかを、当業者に明らかとする。
具体实施方式:
【0029】 本発明は、そのいくつかの実施例において、身体活動に関し、より具体的には、限定されるものではないが、身体活動アクセサリに関する。 【0030】 本発明の少なくとも1つの実施形態を詳細に説明する前に、本発明は、以下の説明において記載される、及び/または図面において示される、構成部品の構造及び配置ならびに/または方法の詳細に、その用途を必ずしも限定するわけではないということを理解されたい。本発明は、他の実施形態が可能であり、様々な方法において実施または実行されることが可能である。 【0031】 図1は、本開示の態様に従う、着用可能なモジュラ運搬システム100の斜視図である。着用可能なモジュラ運搬システム100は、激しい運動または他の娯楽活動に集中している間使用しやすい、給水システムなどの、取り付け可能なモジュールを着用する好便な手段を提供するように構成される。本開示のいくつかの態様において、着用可能なモジュラ運搬システム100は、ベルト102、磁気活性となるように構成されたボトル104、磁気活性ボトル104の対応部分として少なくとも1つの磁石で構成されたボトルマウント106、取り付けインサート202(図示せず)、及び係止クリップ204(図示せず)を備え、様々な構成部品は、図2の分解図に関してより詳しく示され、記載される。いくつかの態様において、着用可能なモジュラ運搬システム100は、従来型の解決策のように、スリーブまたはケージ内部に収納されず、ボトル104は、ユーザが動作しながら比較的楽に及び/またはより使用しやすい方法で取り外され、かつ収容されることができる。ある態様において、ボトルの取り外しは、単純にボトル104をつかみ、それをボトルマウント106から外側に、ユーザの体から切り離して引くことを必要とする。着用可能なモジュラ運搬システム100は、ボトル104の簡単な収容のために構成され、ボトル104をボトルマウント106に十分に近づけることで、ボトル104とボトルマウント106との間の磁力をもたらし、ボトル104をボトルマウント106内、及び続いて、ベルト102内の着座位置に戻すであろう。着用可能なモジュラ運搬システム100を使用するプロセスは、図9に関してより詳細に記載される。本開示のある態様において、着用可能なモジュラ運搬システム100は、例えば、ボトル104がボトルマウント106に取り付けられるとき、ボトル104がしっかりと確実に適所に取り付けられたことをユーザに知らせるよう、可聴クリック音を鳴らすために、ボトル104の首部の周りに取り外し可能で、剛質の、連続金属リング及びリングの反対側のボトルマウント106上に位置付けられた少なくとも1つの金属磁石で任意に構成される。 【0032】 いくつかの態様において、ベルト102は、例えばユーザの腰部の周りの重量及び/または圧力を分配するために、例えば中間に幅広部、及びベルトがユーザの腰の周りを巻く際のユーザの快適性を強化するために外側の縁の近くで先細りの部分を有する、背中に着用されるように構成された、人間工学的形状に形成される。いくつかの態様において、ベルト102は、例えば締め具108を伴い、可逆的に閉まるように構成される。任意に、締め具のうちの少なくとも1つの位置は、各ユーザ個人のニーズに合わせてカスタマイズするためにベルト102上で調節可能である。いくつかの態様において、ベルト102の外側の層は、少なくとも1つの区画を備える。 【0033】 いくつかの態様において、着用可能なモジュラ運搬システム100は、異なるサイズのボトル104を運搬するために構成される。実施例として、Specialized(登録商標)によって製造されるような、21オンス、22オンス、及び24オンスの標準サイクリング水用ボトルがある。 【0034】 着用可能なモジュラ運搬システム100は、その開示が参照により本明細書に組み込まれる、同時係属中の米国特許出願第13/462,631号、名称「Magnetic Bottle System and Methods of Use」において記載されるような、磁気ボトルマウンティングシステムとの係合のために設計された一方で、事実上いずれのものも、モジュラ様式において本明細書で記載された様々な取り付け構造及び方法を使用して、ベルト上に取り付けられ得ると考えられるということが理解されるはずである。 【0035】 図2は、本開示のいくつかの態様に従う、着用可能なモジュラ運搬システム100の部分的な分解図である。図1において示されるベルト102、ボトル104、及びボトルマウント106に加えて、取り付けインサート202及び係止クリップ204が、示される。本開示のある態様において、取り付けインサート202は、例えば、図3Bにおいてより明確に示されるように、縫合によってベルト102内部に確実に保持される。取り付けインサート202は、図4A〜4C及び図7A〜8に関して、より詳細に示され、かつ記載される。係止クリップ204は、図6A〜6Bに関して、より詳細に示され、かつ記載される。いくつかの態様において、取り付けインサート202(または本明細書に記載された他の取り付けインサート700、800のうちのいずれか)は、図3Cにおいて示されるように、ベルト102の内部で形成されたポケット302の内部に確実に保持される。 【0036】 本開示のいくつかの態様において、係止クリップ204は、着用可能なモジュラ運搬システム100で使用されない。以下に記載されるように、取り付けインサート202とボトルマウント106(または取り付けインサート202に取り付けられているいずれのもの)との間の確実な係止は、ある態様において、係止クリップ204の適用がなくても安定した取り付け力量を作り出す。 【0037】 図3Aは、本開示の態様において、部分的に切り取ったボトルマウント106を有する着用可能なモジュラ運搬システム100の前面図である。図3Aにおいて、図3Cに関して記載されたベルト102の外側層またはポケット302は、ベルト102上に位置決めされた取り付けインサート202を示すために取り除かれ、この図において、ボトルマウント106に沿って取り付けインサート202に取り付けられる。いくつかの態様において、取り付けインサート202は、ベルト102内に縫合される。いくつかの態様において、取り付けインサート202は、ベルト102に接着剤によって固定される。いくつかの態様において、取り付けインサート202は、取り外し可能となるように構成され、例えば、以下に記載されるように、ポケット302によって適所に保持される。 【0038】 本開示の態様において、取り付けインサート202の卵形の形状は、ベルト102のユーザが動作中にぶつからないように、ボトル104の重量の均衡を保つ。ある態様において、追加の支持材料が、卵形形状の周囲と取り付けインサート202の中心との間の取り付けインサート202に提供され、ボトルマウント106上の係止の意図しない解除を防止するために、取り付けインサート202の屈曲を減らすように支持及び/または剛性を加える、一方でまた、取り付けインサート202が、ユーザの体、例えば腰領域に対して屈曲及び/または形成することを依然可能としている。いくつかの態様において、可撓性は、取り付けインサート202の、幾何学形状、及び/または支持体422の数(図4Aにおいてより詳細に示される)、及び/または材料の厚さを修正することによって変更される。ある態様において、ボトルマウント106は、取り付けインサート202上に配置され、その後係止クリップ204を使用して可逆的にその場所に係止される。取り付けインサート202は、概して卵形形状となるように示され、かつ記載されている一方で、いずれの形状も着用可能なモジュラ運搬システム100において使用されることができるということが理解されるはずである。 【0039】 図3Bは、ボトルマウント106が取り付けられていない着用可能なモジュラ運搬システム100の前面図である。 【0040】 図3Cは、本開示のいくつかの態様に従う、取り付けインサートを確実に保持するためのポケット302を伴う着用可能なモジュラ運搬システム100であり、取り付けインサートが位置付けされたポケット302をより明瞭に示す。いくつかの態様において、取り付けインサート202は、ポケットから取り外し可能である。いくつかの態様において、取り付けインサートは、以下に記載された取り付けインサート700、800のうちの1つである。いくつかの態様において、取り付けインサートは、例えば縫合及び/または接着によってポケット302内に固定される。 【0041】 図4Aは、本開示の態様に従う、着用可能なモジュラ運搬システム100の取り付けインサート202の斜視図である。取り付けインサート202は、例えばボトルマウント106などの、モジュラ物体を可逆的に係止するためのスロット404、602の対応部分として構成される(図4C及び図6Aにおいてより詳細に示される)少なくとも1つの係止ポスト402を備えていることにより、そこにモジュラ物体を取り付けるために構成される。取り付けインサート202上に係止されるように構成されることができる他のモジュラ物体は、実施例として、バスケット、容器、懐中電灯ホルダ(または懐中電灯自体)、ホルスタ、ツールホルダ(またはツール自体)を含む。 【0042】 本明細書においてその他、取り付けインサート202は、卵形形状であると記載されるが、形状及び/または大きさは、取り付けインサート202に取り付けられる予定の物体の使用用途及び/または大きさ及び/または重量によって変化し得る。 【0043】 取り付けインサート202がベルトに組み込まれていることとして記載される一方で、本明細書で記載された取り付けインサート202、700、800は、その他のもの、例えばモジュラ物体をそこに取り付けるための衣料品、バックパック、シート、壁、車両などとの組み合わせにおいて使用されることができるということが理解されるはずである。 【0044】 図4Bは、本開示の態様に従う、着用可能なモジュラ運搬システム100の取り付けインサート202の斜視側面図である。側面からの斜視は、ある態様において、ボトルマウント106など、そこへの物体の取り付けを可能とする、取り付けインサート202の特性をよりよく見ることを可能とする。本開示の態様において、ボトルマウント106は、マウント内面502及び端部ブロック504(図5A〜5Bに示される)が、各係止ポスト402の上部ラッチ406、下部くさび408、及び上部ポスト突起部410間に組み合わされるように、それらの間の確実な接触を通して取り付けインサート202に取り付ける。ある態様において、係止クリップ204が、各係止ポスト402の下部ポスト突起部412上に適切に係合されるとき、係止クリップ204は、下部ポスト突起部412及びマウント内面502との確実な接触を通して、取り付けインサート202とボトルマウント106との間に組み合わされ、一方でまたマウント内面502上の確実な接触を通してボトルマウント106と取り付けインサート202との組み合わせは、順にボトルマウント106のマウント内面502と取り付けインサート202の上面414との間の確実な接触を作り出す。 【0045】 ある態様において、取り付けインサート202がボトルマウント106と完全に係合されると、ボトルマウントは、複数の安定化点、すなわち、上部ラッチ406、下部くさび408、上部ポスト突起部410、下部ポスト突起部412、及び少なくとも1つのスペーサ416の間で係止される。ある態様において、上部ラッチ406、下部くさび408、及び少なくとも1つのスペーサ416は、ボトルマウント106が縦方向に移動することを防止し、上部ポスト突起部410及び下部ポスト突起部412は、ボトルマウント106が横方向に移動することを防止する。ある態様において、取り付けインサート202と組み合わせたボトルマウント106の構成は、それらの表面が係止中機械的に引かれた平面となるようになる。 【0046】 図4Cは、本開示の態様に従う、係止クリップ204を使用して、ボトルマウント106が取り付けられた状態の取り付けインサート202の斜視図である。ある態様において、ボトルマウント106及び係止クリップ204は、取り付けインサート202内に少なくとも部分的にくぼみを作る。実際、図9に関してより詳細に記載されるように、手動の力が、下方向418においてボトルマウント106に適用され、ボトルマウント106を取り付けインサート202上に可逆的に取り付ける。その後、係止クリップ204は、ボトルマウント106の取り付けインサート202への取り付けを任意に強化するために、上方420へスライドさせる。 【0047】 図5A〜5Dは、本開示の態様に従う、着用可能なモジュラ運搬システムのボトルマウント106の図である。本明細書で既に記載された特性に加えて、ボトルマウント106は、スライド604(図6A〜6Bに関して示され、かつ記載された)への対応部分として設計された少なくとも1つのスライディングスロット506を伴って構成される。 【0048】 図6A〜6Bは、本開示の態様に従う、着用可能なモジュラ運搬システム100の係止クリップ204の図である。本開示の態様において、係止クリップ204は、ユーザインターフェース特性606、例えば係止クリップ204のユーザ移動を促進するためのハンドル、くぼみ、ノブ、及び/またはタブを備える。ある態様において、クリップタブ608は、取り付けインサート202の下部ポスト突起部412の下に置く。ある態様において、取り付けインサート202のボトルマウント106との係合と同様に、係止クリップ204の係合は、ボトルマウント106の取り付けをさらに強化するように、及び任意に取り付けインサート202の可撓性に反する剛性を提供するように設計される。 【0049】 図7A〜7Dは、着用可能なモジュラ運搬システム100の突出面付き取り付けインサート700の図である。ある態様において、突出面付き取り付けインサート700は、取り付けインサート202の代わりに使用される。ある態様において、突出面付き取り付けインサート700は、卵形よりもX形状であるが、係止ポスト702を依然含む。ある態様において、X形状の脚部の長さ及び幅は、突出面付き取り付けインサート700に取り付けられたモジュラ物体の重量配分及びバランスを判定する。 【0050】 図8は、着用可能なモジュラ運搬システム100の鍵穴取り付けインサート800である。鍵穴インサート800は、モジュラ物体が、例えばねじ付きボルト(図3Aにおいて示されるような)を使用して、鍵穴取り付けインサート800に締結され得るような鍵穴802を有する。鍵穴は、ボルトのヘッドが鍵穴取り付けインサート800の後ろ側に凹設され得るように、1つの端部でより大きくなる。このことは、ある態様において、ボトルマウント106が鍵穴取り付けインサート800にきつく締結されることを可能とする。 【0051】 図9は、本開示の態様に従う、着用可能なモジュラ運搬システム100を使用する方法(900)のフローチャートである。ある態様において、取り付けインサート202にボトルマウント106を取り付けるプロセスは、概して、2段階プロセスである。第1のステップは、ボトルマウント106を取り付けインサート202に取り付けること(902)を含む。ボトルマウント106は、第1に取り付けインサート202の上面414をボトルマウント106の背面に抗して(マウント内面502の反対側に)置くこと(904)によって取り付けインサート202に機械的に取り付け、そのため2つの物体は、ボトルマウント106のスロット404の内部に、及びスロット404を通して配置された取り付けインサート202の上部ポスト突起部410及び下部ポスト突起部412と共に入れ子にされ/組み合わされる。ボトルマウント106を取り付けインサート202と共に係止するために、力が、ボトルマウント106に適用され、ボトルマウント106を取り付けインサート202の下部くさび408の方向において取り付けインサート202の表面に沿って縦方向にスライドさせる(906)。取り付けインサート202の表面は、ボトルマウント106の端部ブロック504が、取り付けインサート202の上部ラッチ406と下部くさび408との間でスライドできるように、屈曲するように設計される。 【0052】 ある態様において、取り付けインサート202が、屈曲するとき、このことはまた、取り付けインサート202の少なくとも1つの上部ポスト突起部410が、ボトルマウント106のマウント内面502上に可逆的に係止する(908)ことをもたらすであろう。取り付けインサート202が、完全に係合されるとき、ボトルマウント106は、取り付けインサート202の複数の安定化点間に(上述されるように)係止されるはずである。この係止プロセス中、ボトルマウント106及び取り付けインサート202の特性は、全ての表面が、機械的にきつく引かれた平面となるように設計される。 【0053】 ある態様において、第2の、任意のステップは、ボトルマウント106を固定するために着用可能なモジュラ運搬システム100上に係止クリップ204を取り付けること(910)を含む。ある態様において、係止クリップ204は、取り付けインサート202の係止ポスト402上に設置される(912)。ある態様において、係止クリップ204の少なくとも1つのスライド604は、係止クリップ204のクリップタブ608が取り付けインサート202の少なくとも1つの下部ポスト突起部
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