IPC分类号:
A47L23/02 | A47L23/22 | B08B1/04 | A46B7/08
国民经济行业分类号:
C4111 | O8192 | C3594
当前申请(专利权)人地址:
大阪府東大阪市水走3丁目10番15号
摘要:
【課題】 目詰まりしにくいシューズクリーナー用の回転ブラシを提供する。
【解決手段】本発明は、シューズ底面に付着した塵泥を回転ブラシで掃除するシューズクリーナー1で、植毛材21と、植毛材21が植毛される部分23及び塵泥を下側に落とす開口又は切り欠き部分24を有しているブラシ台22と、を備えているブラシ部18と、ブラシ部18の下側に同軸に設けられた遠心ファン部19と、遠心ファン部19の下側に設けられた泥受け部20とを備えたことを特徴とする。当該構成を採用したことによって、ブラシ部の下方に遠心ファン部を設けたので、ブラシ部の回転に伴って、軸寄りの位置から放射状に向かう空気の流れができ、植毛材によってシューズ底面から除去された塵泥を泥受け部に溜まりにくくする。
【選択図】図1
技术问题语段:
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
雨が降った時の野球試合後、ゴルフプレイ後のシューズの底面には、多量の塵泥が付着している。従来の回転ブラシは、ディスク状のブラシ台上に泥が積もり、泥のある位置と植毛材先端までの距離が短くなっていき、10人も使えば、うまく掃除できなくなってしまう。また、ブラシ台上に偏って泥が付着すると、偏芯し、モーターの故障の原因となる。
【0005】
回転ブラシを交換又は水洗掃除するには、費用、手間、時間が必要になるので、交換又は水洗掃除の頻度を少なくすることが求められる。
【0006】
本発明は、上記従来例の問題を解決するためになされたものであり、長時間使用を可能にする回転ブラシと、これを用いたシューズクリーナーを提供することを目的とする。
技术功效语段:
【0015】本発明の回転ブラシは、ブラシ部の下方に遠心ファン部を設けたので、ブラシ部の回転に伴って、軸寄りの位置から放射状に周囲に向かう空気の流れができ、植毛材によってシューズ底面から除去された塵泥が泥受け部に溜まりにくい。また、溜まった場合でも、遠心ブラシの高さの分だけ、植毛材が詰まるまでのタイミングを遅くすることができる。従来のシューズクリーナーに本発明の回転ブラシを用いた場合、及び、本発明のシューズクリーナーでは、植毛材の周りに塵泥が詰まるまでのタイミングを飛躍的に遅くすることができる。
权利要求:
【請求項1】
シューズ底面に付着した塵泥を回転ブラシで掃除するシューズクリーナーで、上に向けた状態で使用される回転ブラシにおいて、
植毛材と、前記植毛材が植毛される部分及び前記塵泥を下側に落とす開口又は切り欠き部分を有しているブラシ台と、を備えているブラシ部と、
前記ブラシ部の下側に同軸に設けられた遠心ファン部と、
前記遠心ファン部の下側に設けられた泥受け部とを備えたことを特徴とする回転ブラシ。
【請求項2】
前記遠心ファン部は放射状に伸びている複数のブレードを有しており、前記ブラシ台の前記植毛材が植毛される部分が、前記複数のブレードに沿って放射状に伸びている、請求項1に記載の回転ブラシ。
【請求項3】
前記複数のブレードは、側方から見た形状が、前記ブラシ台の底と前記泥受け部の上面との間に区画される形状を有している、請求項2に記載の回転ブラシ。
【請求項4】
前記ブラシ台の前記植毛される部分と前記遠心ファン部のブレードの上部とが繋がって一体形成されており、前記遠心ファン部のブレードの下部と前記泥受け部の上面とが繋がって一体形成されている、請求項3に記載の回転ブラシ。
【請求項5】
前記ブラシ部は、前記放射状に伸びている植毛される部分の隣り合う部分の間を線状に接続してシューズの侵入を防ぐ防止部を有している、請求項2乃至請求項4の何れか一項に記載の回転ブラシ。
【請求項6】
前記泥受け部は、前記ブラシ部と同軸に設けられた円錐形状を有している、請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の回転ブラシ。
【請求項7】
請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の回転ブラシを上に向けた状態で設置し、当該回転ブラシのブラシ部にシューズを載置して掃除を行うことを特徴とするシューズクリーナー。
【請求項8】
さらに、前記回転ブラシによってシューズ底面から掃除され、前記泥受け部から落ちてきた塵泥を集める、着脱可能な泥受トレイを備えている、請求項7に記載のシューズクリーナー。
技术领域:
【0001】
本発明は、回転ブラシを用いてシューズの底面に付着した塵泥を掃除するシューズクリーナに関する。
背景技术:
【0002】
シューズクリーナーは、回転軸を上に向けたモーターと、当該モーターの回転軸に、上を向けた状態、即ち、植毛材が上側となるように取り付けられた回転ブラシを備えている。従来の回転ブラシは、モーターに塵泥が直接付着するのを防ぐため、モーターを覆う程の大きさの薄いディスク状のブラシ台と、このブラシ台全面に植毛された植毛材とを備えている(特許文献1の図5を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】
特開2015-192843号公報
发明内容:
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
雨が降った時の野球試合後、ゴルフプレイ後のシューズの底面には、多量の塵泥が付着している。従来の回転ブラシは、ディスク状のブラシ台上に泥が積もり、泥のある位置と植毛材先端までの距離が短くなっていき、10人も使えば、うまく掃除できなくなってしまう。また、ブラシ台上に偏って泥が付着すると、偏芯し、モーターの故障の原因となる。
【0005】
回転ブラシを交換又は水洗掃除するには、費用、手間、時間が必要になるので、交換又は水洗掃除の頻度を少なくすることが求められる。
【0006】
本発明は、上記従来例の問題を解決するためになされたものであり、長時間使用を可能にする回転ブラシと、これを用いたシューズクリーナーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明の回転ブラシは、シューズ底面に付着した塵泥を回転ブラシで掃除するシューズクリーナーで、上に向けた状態で使用される回転ブラシにおいて、植毛材と、前記植毛材が植毛される部分及び前記塵泥を下側に落とす開口又は切り欠き部分を有しているブラシ台と、を備えているブラシ部と、前記ブラシ部の下側に同軸に設けられた遠心ファン部と、前記遠心ファン部の下側に設けられた泥受け部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
前記遠心ファン部は放射状に伸びている複数のブレードを有しており、前記ブラシ台の前記植毛材が植毛される部分が、前記複数のブレードに沿って放射状に伸びている、ことが好ましい。
【0009】
前記複数のブレードは、側方から見た形状が、前記ブラシ台の底と前記泥受け部の上面との間に区画される形状を有している、ことが好ましい。
【0010】
前記ブラシ台の前記植毛される部分と前記遠心ファン部のブレードの上部とが繋がって一体形成されており、前記遠心ファン部のブレードの下部と前記泥受け部の上面とが繋がって一体形成されている、ことが好ましい。
【0011】
前記ブラシ部は、前記放射状に伸びている植毛される部分の隣り合う部分の間を線状に接続してシューズの侵入を防ぐ防止部を有している、ことが好ましい。
【0012】
前記泥受け部は、前記ブラシ部と同軸に設けられた円錐形状を有している、ことが好ましい。
【0013】
本発明のシューズクリーナーは、前記何れか一項に記載の回転ブラシを上に向けた状態で設置し、当該回転ブラシのブラシ部にシューズを載置して掃除を行うことを特徴とする。
【0014】
さらに、前記回転ブラシによってシューズ底面から掃除され、前記泥受け部から落ちてきた塵泥を集める、着脱可能な泥受トレイを備えている、ことが好ましい。
【発明の効果】
【0015】
本発明の回転ブラシは、ブラシ部の下方に遠心ファン部を設けたので、ブラシ部の回転に伴って、軸寄りの位置から放射状に周囲に向かう空気の流れができ、植毛材によってシューズ底面から除去された塵泥が泥受け部に溜まりにくい。また、溜まった場合でも、遠心ブラシの高さの分だけ、植毛材が詰まるまでのタイミングを遅くすることができる。従来のシューズクリーナーに本発明の回転ブラシを用いた場合、及び、本発明のシューズクリーナーでは、植毛材の周りに塵泥が詰まるまでのタイミングを飛躍的に遅くすることができる。
具体实施方式:
【0017】
本発明のシューズクリーナー用回転ブラシは、植毛材と当該植毛材を植毛するブラシ台とを備えたブラシ部の下側に、シロッコファン、ターボファンを含む遠心ファン部及び泥受け部を設けたもので、前記ブラシ台は、塵泥を下側に落とす開口又は切り欠きを有している。ブラシ部の回転に伴い、遠心ファン部は回転軸側から周囲に向けて放射状に進む風を作り、泥受け部に塵泥が溜まるのを防ぎ、植毛材の先近くまで塵泥が溜まるまでの時間を飛躍的に遅くし、目詰まりを防ぐ。泥受け部は傘のような円錐形状を有しているのが好ましく、当該構成を採用することで、より一層泥が溜まるのを防ぐことができる。
【0018】
本発明の一実施の形態に係る回転ブラシ及びこの回転ブラシを用いてシューズの底面に付着した塵泥を掃除するシューズクリーナー1の説明を添付図面を参照しつつ行う。図1に示すように、シューズクリーナー1は、電動モーター(図3を参照)で動き、外部電源に接続するためのコンセントケーブル2を有している。シューズクリーナー1は、幅約420mm、奥行き約600mm、高さ約370mmの略立方体のシューズクリーナー本体3と、取っ手部4とで構成されている。
【0019】
取っ手部4は、シューズクリーナー本体3の背部に取り付けられている高さ約1050mmの2本のスタンドロッド5、6と、このロッド5、6の先に取り付けられており、使用者が使用時に手を置くための幅約400mmのハンドルバー7とで構成されており。ハンドルバー7は、クリーナーの始動スイッチ8を備えている。シューズクリーナー1は、使用者が始動スイッチ8を押下している間だけ動作する。
【0020】
図2に示すように、シューズクリーナー本体3は、カバー9と、ケース10とで構成されている。ケース10の側部には、このケース10の底面と略同じ形状で、内部に溜まった塵泥を取り除くため両矢印A方向にスライド移動する引き出し式の泥受トレイ11を着脱可能な状態で備えている。泥受トレイ11によって、掃除により取り除いた塵泥を速やかに処分することが可能になり、シューズクリーナー1の使用可能時間をさらに伸ばすことができる。
【0021】
カバー9には、使用者のシューズを差し込む、幅約200mm、奥行き約450mmの開口部12が設けられている。開口部12の内側、ケース10の上側(図3を参照)には、差し込んだシューズのブレを防ぐための、間隔約150mmで平行に並べられている1対のガイドレール13が設けられている。ケース10の内部には、ガイドレール13の下側に回転ブラシ14が上を向けて設けられている。
【0022】
図3は、シューズクリーナー本体3のカバー9を取り除いた状態で、ケース10を上から見た図を示す。ガイドレール13の下側には、回転ブラシ14と、この回転ブラシ14の駆動部15が設けられている。使用者は、このガイドレール13の間にシューズを差し込み、回転ブラシ14上に載置して掃除を行う。この駆動部15は、泥受トレイ11の少し上にケース10の両側部に略平行に固定されている2本の板状の支持フレーム16、17の上に取り付けられている。回転ブラシ14は、駆動部15の上側において植毛材を上に向けた状態で設置されている。泥受トレイ11は、2本の支持フレーム16、17の下側に設けられており、駆動部15の状態によらず、図面左右方向に引き出すことができる。
【0023】
図4は、回転ブラシ14及び駆動部15の構成を説明するため、回転ブラシ14及び駆動部15をケース10から取り出した状態を示す斜視図である。回転ブラシ14は、ブラシ部18と、遠心ファン部19と、泥受け部20とで構成される。ブラシ部18は、植毛材21と、ブラシ台22とで構成される。植毛材21は、多数の毛束又は樹脂製等の糸束等、シューズ底面を掃除するのに好適な材料を用いる。ブラシ台22は、植毛材21が植毛される部分23及び塵泥を下側に落とす開口又は切り欠き部分24(点線で囲んで示す)を有している。遠心ファン部19は、放射状に伸びている複数のブレード25を有しており、ブラシ台22の植毛材21が植毛される部分23は、ブレード25に沿って軸中心から周囲に向けて放射状に伸びている。本実施形態においては、ブラシ台22の植毛される部分23と遠心ファン部19のブレード25の上部とは、繋がって一体形成されているが、理解の容易のため、図中に点線でブラシ台22とブレード25の境界を点線で示す。当該構成を採用することによって、構成部品の数を少なくでき、製造工程の簡略化を図ることができる。回転ブラシ14は、例えば、削り出し、3Dプリンタ、または、金型等を用いた成形技術によってつくられる。
【0024】
駆動部15は、駆動モーター26と、減速機27とを備えている。減速機27は、駆動モーター26の回転軸を横向き(図で右斜め下方)から上向き(図で上方)に変え、同時に、回転速度の調節を行う。このような減速機の構成は周知であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0025】
なお、図3に示した泥受トレイ11は、回転ブラシ14によってシューズ底面から掃除され、泥受け部20から落ちてきた塵泥を集める。
【0026】
図5は、回転ブラシ14と駆動部15を横から見た図である。回転ブラシ14の泥受け部20は、ブラシ部18と同軸に設けられた円錐形状を有している。この形状を採用することにより、上面部分に塵泥が溜まりにくくする。
【0027】
図6は、図5に示したブラシ部14の改良例を示す。改良例では、遠心ファン部19の代わりに、遠心ファン部28を用いる点が異なる。遠心ファン部28は、ブレード29の側方から見た形状が、ブラシ台22の底と泥受け部20の上面との間に区画される形状と同じに設計されている。当該構成を採用することによって、ブレード29の面積を最大にし、軸から放射状に周囲に向かう風を増やす。当該構成におて、ブレード29の下部と、泥受け部20の上面とは、繋がって一体形成されている。当該構成を採用することによって、構成部品の数を少なくでき、製造工程の簡略化を図ることができる。
【0028】
図7は、図5に示した回転ブラシ14に改良を施したものを示す。ブラシ部18は、放射状に伸びている植毛される部分23の隣り合う部分の間の空間、即ち、塵泥を下側に落とす開口又は切り欠き部分24を線状に接続してシューズの侵入を防ぐ防止部30を備えている。「線状に接続」とは、開口又は切り欠き部分24を完全に塞ぐことはせずに、塵泥を下側に落とす機能を妨げないように、一部を橋渡しするよう接続することをいう。具体的には、防止部30は、図示するように、塵泥を下側に落とすため、開口又は切り欠き24を完全に塞ぐことはせずに、帯状に伸びている板状材である。この防止部30を設けることによって、使用者のシューズの踵部分またはつま先が、遠心ファン部19のブレード25(図4を参照)に当たるのを防ぐ。
【0029】
図8は、この改良を施した回転ブラシ14と駆動部15の斜視図である。図示するように、防止部30は、遠心ファン部19のブレード25の幅約1/3程の厚みのもので、ブレード25と一体形成されている。
【0030】
この防止部30に係る改良は、図6に示した回転ブラシ14の改良例に対しても、同様に施すことができる。
【0031】
なお、本発明は、上記各種実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、ブラシ台22の植毛される部分23と遠心ファン部19のブレード25は、一体形成されていなくても良い。同様に、遠心ファン部19のブレード25の下部と泥受け部20の上面とは、一体形成されていなくても良い。この構成を採用することで、部品点数は増えるが、例えば、ブラシ台22、遠心ファン部19、泥受け部20の順に高速回転させる制御が可能になる。単一の駆動源で、同軸に並べられた複数の部材を異なる回転速度で回転させる技術については、3針時計等で既に確立されているので、詳しい説明は省く。ブラシ台22と遠心ファン部19とを分離することで、例えば、遠心ファン19に含まれており