化粧シミュレーション用の顔の立体的表示装置

公开(公告)号:
JP2018033723A
公开(公告)日:
2018-03-08
申请号:
JP2016169997
申请日:
2016-08-31
授权日:
-
受理局:
日本
专利类型:
发明申请
简单法律状态:
失效
法律状态/事件:
撤回-视为撤回
IPC分类号:
A45D44/00 | G09F9/00
战略新兴产业分类:
数字文化创意活动
国民经济行业分类号:
C4119
当前申请(专利权)人:
花王株式会社
原始申请(专利权)人:
花王株式会社
当前申请(专利权)人地址:
東京都中央区日本橋茅場町1丁目14番10号
工商统一社会信用代码:
-
工商登记状态:
其他
工商注册地址:
-
工商成立日期:
1887-06-01
工商企业类型:
-
发明人:
浅井 宣通 | 三枝 千尋
代理机构:
特許業務法人翔和国際特許事務所
代理人:
-
摘要:
【課題】簡便且つ適切に化粧のシミュレーションを行い、化粧を施した状態の評価が可能な顔の立体的表示装置を提供すること。 【解決手段】化粧シミュレーション用の顔の立体的表示装置10は、長手方向を同一の方向として並んだ複数の棒4と、複数の棒4の先端を個々に位置決めする位置決め装置12と、位置決め装置12を制御して複数の棒4の先端をして顔の立体形状を再現する制御装置と、複数の棒4の先端に化粧が施された状態を表現する着色光を投影する光投影装置2を備える。 【選択図】図4
技术问题语段:
【発明が解決しようとする課題】 【0004】 上述したように、人の顔を平面状のディスプレイ装置に投影し表示する装置を用いて化粧の仕上がりを評価した場合、実際に人の顔に同じ化粧を施すと、印象が異なって見える場合がある。 シミュレーションと実際に化粧したときの印象とが異なってしまうという問題は、ディスプレイ装置の性能や、シミュレーション画像の質に依存すると考えられ、いままでも種々の検討と解決方法の提案が行われている。 ところで、人の眼は対象を立体的にとらえることから、対象の凹凸状態が印象に影響を与えていることは予想できる。そうだとすれば、三次元表面に化粧した状態を再現することで、より実際の印象に近づけられるのではないかと本発明の発明者は考えた。そこで、上述のごとく、近年脚光を浴びている三次元プリンタで顔の形状を再現し、そこに化粧を施すことも考えた。しかし、対象とする、化粧の仕上がりを評価したい人が替わると、その都度三次元プリンタを駆動しなければならず、材料が必要である、あるいは造形に時間がかかり、その間待っていなければならないといった問題がある。 そこで本発明は、化粧の仕上がりの印象を簡便に且つより正確に評価するための手段を提供することを課題とする。
技术功效语段:
【0007】本発明の装置によれば、顔形状を、長手方向を同一方向として並んだ複数の棒の先端で表現でき、顔の化粧による色味や光彩の状態を、着色光を投影する光投影装置を用いて表現できるので、簡便且つ適切に化粧のシミュレーションを行い、化粧を施した状態の評価ができる。
权利要求:
【請求項1】 長手方向を同一の方向として並んだ複数の棒と、該複数の棒の先端を個々に位置決めする位置決め装置と、該位置決め装置を制御して該複数の棒の先端をして顔の立体形状を再現する制御装置と、該複数の棒の先端に化粧が施された状態を表現する着色光を投影する光投影装置を備える、化粧シミュレーション用の顔の立体的表示装置。 【請求項2】 前記複数の棒を初期位置まで一斉に移動させる初期化装置を備える、請求項1記載の化粧シミュレーション用の顔の立体的表示装置。
技术领域:
【0001】 本発明は、人の顔に化粧を施した状態を評価する化粧シミュレーションを行う際に用いる、化粧シミュレーション用の顔の立体的表示装置に関する。
背景技术:
【0002】 化粧の仕上がりを評価するために、人の顔を平面状のディスプレイ装置に表示する化粧シミュレーション装置が知られている(例えば特許文献1参照)。 一方で、新製品の開発などにおいて、図面ではなく、三次元モデルを用いて検討を行うことも広く行われており、近年はいわゆる三次元プリンタで、簡便に図面を三次元形状にすることが盛んになってきている(例えば特許文献2参照)。 【先行技術文献】 【特許文献】 【0003】 【特許文献1】 特開2007-144194号公報 【特許文献2】 特開2016-502596号公報
发明内容:
【発明が解決しようとする課題】 【0004】 上述したように、人の顔を平面状のディスプレイ装置に投影し表示する装置を用いて化粧の仕上がりを評価した場合、実際に人の顔に同じ化粧を施すと、印象が異なって見える場合がある。 シミュレーションと実際に化粧したときの印象とが異なってしまうという問題は、ディスプレイ装置の性能や、シミュレーション画像の質に依存すると考えられ、いままでも種々の検討と解決方法の提案が行われている。 ところで、人の眼は対象を立体的にとらえることから、対象の凹凸状態が印象に影響を与えていることは予想できる。そうだとすれば、三次元表面に化粧した状態を再現することで、より実際の印象に近づけられるのではないかと本発明の発明者は考えた。そこで、上述のごとく、近年脚光を浴びている三次元プリンタで顔の形状を再現し、そこに化粧を施すことも考えた。しかし、対象とする、化粧の仕上がりを評価したい人が替わると、その都度三次元プリンタを駆動しなければならず、材料が必要である、あるいは造形に時間がかかり、その間待っていなければならないといった問題がある。 そこで本発明は、化粧の仕上がりの印象を簡便に且つより正確に評価するための手段を提供することを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明の発明者らは、化粧の評価は人の顔に基づき行うので、人の頭部の前方のみが立体として再現していれば、充分評価できることに着目し、複数の棒を平面から突出させることで顔形状を再現し、その再現した顔形状、すなわち棒の先端に着色光を投影することで、化粧時の顔を立体的に表現できるとの着想の下、本発明を完成した。 【0006】 すなわち、本発明は、長手方向を同一の方向として並んだ複数の棒と、該複数の棒の先端を個々に位置決めする位置決め装置と、該位置決め装置を制御して該複数の棒の先端をして顔の立体形状を再現する制御装置と、該複数の棒の先端に化粧が施された状態を表現する着色光を投影する光投影装置を備える、化粧シミュレーション用の顔の立体的表示装置を提供するものである。 【発明の効果】 【0007】 本発明の装置によれば、顔形状を、長手方向を同一方向として並んだ複数の棒の先端で表現でき、顔の化粧による色味や光彩の状態を、着色光を投影する光投影装置を用いて表現できるので、簡便且つ適切に化粧のシミュレーションを行い、化粧を施した状態の評価ができる。
具体实施方式:
【0009】 以下、本発明に係る顔の立体的表示装置の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。 なお、本発明は、以下に説明する形態に限定されるものではなく、技術思想を一にする実施形態であれば、全て本発明の範囲に含まれる。また、図面中の各符号は、その機能が同一ないし類似のものについては異なる実施形態においても同一符号を付したが、同一符号を付したものであっても、全く同一の構成ないし動作をするものではない。このことは、以下の各実施形態についての説明により、容易に理解できるであろう。 【0010】 図1は、本発明にかかる化粧シミュレーション用の顔の立体的表示装置である化粧シミュレータ10の基本的全体構成を示す。なお、この基本構成は、本明細書で示す実施形態に共通するが、本発明はこれに限定されるものではない。 化粧シミュレータ10は長手方向を同一とする複数の投影用棒4(図3参照)の先端の包絡線の集合体である包絡面で所定の立体形状を表す立体再現装置1と、この立体再現装置1により再現された人の顔形状Fに、化粧画像である着色光を投影する光投影装置としての2つのプロジェクタ2,2とを備える。 プロジェクタ2,2は、再現された立体形状である人の顔形状Fに2つのプロジェクタの光を正面前方の2方向、具体的には例えば左右あるいは上下から照射することで、人の顔形状Fに色彩を施し、化粧された人の顔を立体的に再現ないし表現する。 詳細に述べると、三次元空間に立体的に配置された個々の投影用棒4の先端によって、プロジェクタ2から投影された着色光が反射し、この着色光が反射した位置を人体の一部の表面として認識可能な立体像が形成される。なお、制御の容易さを考慮すると、個々の投影用棒4にプロジェクタ2の一画素が割り当てられるのが望ましい。そのためにはプロジェクタと、再現される人の顔形状Fとの距離を充分大きくする必要がある。プロジェクタと、再現される人の顔形状Fとの距離が近い場合は、プロジェクタから投影する画像を、立体形状に応じて周知の幾何学的演算により修正する必要があるが、本発明の趣旨から外れるので説明は省略する。 プロジェクタ2は1つでも良いが、本実施形態のように2つ以上を例えば左右、上下のように対称な位置に配置することで、全ての投影用棒4の先端が、プロジェクタ2,2から見たときに他の投影用棒の陰に隠れることがなくなり、より良い立体像が得られる。このとき2つのプロジェクタから投影する画像は、投影する角度に応じて相互に異なっているのが好ましいことは、容易に理解できるであろう。 【0011】 立体再現装置1においては、図2に示すごとく、複数の投影用棒4(図4参照)が略平面上の表示板14の表面に突出可能に、且つそれらの長手方向が表示板14の表面に対して垂直となるように並んでいる。本実施形態においては、複数の投影用棒4は、その長さ及び形状が全て同じになっている。立体再現装置1は、複数の投影用棒4が長手方向に沿って進退自在に移動することで複数の投影用棒4の先端により顔面Fの形状を形成する投影用棒ユニット17(図4参照)と、投影用棒4を個々に長手方向に沿って前進あるいは後退させるための位置決め装置である投影用棒駆動装置12と、投影用棒駆動装置12を制御して顔の立体形状を再現する制御装置として機能する図示しない汎用コンピュータとを備える。 ここで、制御装置は、投影用棒駆動装置12を制御するとともにプロジェクタ2で投影する光を制御することが、全体の制御を統一的に行えるので好ましい。 【0012】 続いて、第一の実施形態に係る立体再現装置1について、その詳細を説明する。 図3に表示板14と投影用棒4との関係を示す。図3に示したように、表面が平らな表示板14には複数の孔15,15···が開けられ、その複数の孔15,15,···の各々に投影用棒4が挿入されている。孔15の形状は、投影用棒4の横断面形状と相補形状になっている。このように長手方向を同一として複
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