IPC分类号:
F21V7/04 | F21S8/10 | F21Q1/00
国民经济行业分类号:
C4350 | C3874 | C4090 | C3879
当前申请(专利权)人地址:
東京都港区高輪4丁目8番3号
摘要:
【課題】 ステレオ印刷レンズを備えた車輌用標識灯において、灯具点灯時においても灯具非点灯時と略同様にステレオ印刷レンズによる立体感を灯具観察者に感じさせるようにする。
【解決手段】 リフレクタ14を、バルブ12からの光を拡散光として前方へ反射させる拡散反射面14aを備えた構成とすることにより、従来のように拡散レンズをステレオ印刷レンズ18の後方近傍に設けることを必要とせずに、標識灯としての拡散照射機能を得るようにする。そして、これにより、灯具点灯時、従来のようにステレオ印刷レンズ18の非印刷部分を透して拡散レンズの魚眼レンズステップがハッキリ見えてしまうことによってステレオ印刷レンズ18の立体感創出機能が減殺される、といった不都合が生じるのを防止する。
技术问题语段:
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に示すように、上記従来の車輌用標識灯100においては、灯具点灯時これを前方から観察したとき、ステレオ印刷レンズ110のステレオ印刷膜110aが形成されていない部分を透してその後方近傍に位置する拡散レンズ108の魚眼レンズステップ108sがハッキリ見えてしまうため、灯具点灯時にはステレオ印刷レンズ110による立体感を灯具観察者に十分に感じさせることができない、という問題がある。
【0007】本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、灯具点灯時においても灯具非点灯時と略同様にステレオ印刷レンズによる立体感を灯具観察者に感じさせることができる車輌用標識灯を提供することを目的とするものである。
技术功效语段:
【0012】 【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に係る標識灯は、そのリフレクタがバルブからの光を拡散光として前方へ反射させる拡散反射面を備えているので、従来のように拡散レンズをステレオ印刷レンズの後方近傍に設けることを必要とせずに、標識灯としての拡散照射機能を得ることができる。
【0013】 このため、灯具点灯時、従来のようにステレオ印刷レンズの非印刷部分を透して拡散レンズの魚眼レンズステップがハッキリ見えてしまうことによってステレオ印刷レンズの立体感創出機能が減殺される、といった不都合が生じるのを防止することができる。
【0014】 したがって、本願発明によれば、ステレオ印刷レンズを備えた車輌用標識灯において、灯具点灯時においても灯具非点灯時と略同様にステレオ印刷レンズによる立体感を灯具観察者に感じさせることができる。
【0015】 上記「拡散反射面」は、単一反射面でこれを構成してもよいが、請求項2に記載したように、これを複数の反射面素子からなる構成とすれば、所定の配光パターンを得るための拡散反射光の制御を容易に行うことが可能となる。
【0016】 この場合において、請求項3に記載したように、上記各反射面素子を魚眼状に形成するようにすれば、各反射面素子毎に拡散反射光が得られるので、上記制御を一層容易に行うことができ、また、上記標識灯を前方から観察したとき、ステレオ印刷レンズの非印刷部分を透してその奥の方にある反射面素子がキラキラと光って見えるように
权利要求:
【請求項1】 バルブと、このバルブからの光を前方へ反射させるリフレクタと、このリフレクタの前方に配置されたステレオ印刷レンズと、を備えた車輌用標識灯において、
上記リフレクタが、上記バルブからの光を拡散光として前方へ反射させる拡散反射面を備えている、ことを特徴とする車輌用標識灯。
【請求項2】 上記拡散反射面が、複数の反射面素子からなる、ことを特徴とする請求項1記載の車輌用標識灯。
【請求項3】 上記各反射面素子が、魚眼状に形成されている、ことを特徴とする請求項2記載の車輌用標識灯。
【請求項4】 上記各反射面素子が、所定の定点を共通の焦点とする軸線同一で焦点距離が異なる複数の回転放物面上に形成されている、ことを特徴とする請求項2または3記載の車輌用標識灯。
技术领域:
本願発明は、自動車のテールランプやストップランプ等の車輌用標識灯、特に、ステレオ印刷レンズを備えた標識灯に関するものである。
【0002】
背景技术:
従来より、車輌用標識灯においては、これを前方(本願明細書において「前方」とは、灯具正面側を意味する。)から観察したときに、そのレンズが立体的に見えるようにするため、ステレオ印刷レンズの採用が試みられている。
【0003】このステレオ印刷レンズは、並列配置された多数のシリンドリカルレンズ素子の後方にステレオ印刷膜が設けられたレンズであって、これを前方から観察する者に対し、その左右両眼の網膜に異なる映像を形成させて、あたかも立体的な像が存在するかのように認識させるようにするものである。
【0004】ところで一般に、車輌用標識灯においては、バルブからの光を拡散照射する必要がある。このため従来、ステレオ印刷レンズを備えた標識灯としては、図5に示すような構成のものが採用されている。
【0005】すなわち、この標識灯100は、バルブ102を支持する放物面リフレクタ104の前方に、インナレンズ(着色素通しレンズ)106、拡散レンズ(多数の魚眼レンズステップ108sが形成されたレンズ)108、ステレオ印刷レンズ110、およびアウタレンズ(素通しレンズ)112が配置された構成となっている。そして、この標識灯100においては、アウタレンズ112を透してステレオ印刷レンズ110により形成される立体像が外部から見えるようにするとともに、灯具点灯時には、バルブ102のフィラメント102aからの光を放物面リフレクタ104で前方へ反射させて平行光とした後、これをインナレンズ106で着色光にするとともに拡散レンズ108で拡散させ、さらにステレオ印刷レンズ110およびアウタレンズ112を透過させ、灯具前方へ拡散照射するようになっている。
【0006】
发明内容:
しかしながら、図6に示すように、上記従来の車輌用標識灯100においては、灯具点灯時これを前方から観察したとき、ステレオ印刷レンズ110のステレオ印刷膜110aが形成されていない部分を透してその後方近傍に位置する拡散レンズ108の魚眼レンズステップ108sがハッキリ見えてしまうため、灯具点灯時にはステレオ印刷レンズ110による立体感を灯具観察者に十分に感じさせることができない、という問題がある。
【0007】本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、灯具点灯時においても灯具非点灯時と略同様にステレオ印刷レンズによる立体感を灯具観察者に感じさせることができる車輌用標識灯を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、標識灯としての拡散照射機能をレンズではなくリフレクタに持たせることにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0009】すなわち、本願発明は、請求項1に記載したように、バルブと、このバルブからの光を前方へ反射させるリフレクタと、このリフレクタの前方に配置されたステレオ印刷レンズと、を備えた車輌用標識灯において、上記リフレクタが、上記バルブからの光を拡散光として前方へ反射させる拡散反射面を備えている、ことを特徴とするものである。
【0010】上記「ステレオ印刷レンズ」は、上述のように、並列配置された多数のシリンドリカルレンズ素子の後方にステレオ印刷膜が設けられたレンズであって、これを前方から観察する者に対し、その左右両眼の網膜に異なる映像を形成させて、あたかも立体的な像が存在するかのように認識させるように構成されたレンズを意味するものであるが、その具体的構成は特に限定されるものではない。例えば、前面に多数のシリンドリカルレンズ素子が並列で形成されるとともに後面にステレオ印刷膜が形成された1枚のレンズでこれを構成することもできるし、あるいは、後面(または前面)に多数のシリンドリカルレンズ素子が並列配置されたレンズと、その後方に配置され、前面(または後面)にステレオ印刷膜が形成された2枚のレンズでこれを構成することもできる。
【0011】上記「拡散反射面」は、上記バルブからの光を拡散光として前方へ反射させるように構成されたものであれば、その具体的構成は特に限定されるものではない。
【0012】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に係る標識灯は、そのリフレクタがバルブからの光を拡散光として前方へ反射させる拡散反射面を備えているので、従来のように拡散レンズをステレオ印刷レンズの後方近傍に設けることを必要とせずに、標識灯としての拡散照射機能を得ることができる。
【0013】このため、灯具点灯時、従来のようにステレオ印刷レンズの非印刷部分を透して拡散レンズの魚眼レンズステップがハッキリ見えてしまうことによってステレオ印刷レンズの立体感創出機能が減殺される、といった不都合が生じるのを防止することができる。
【0014】したがって、本願発明によれば、ステレオ印刷レンズを備えた車輌用標識灯において、灯具点灯時においても灯具非点灯時と略同様にステレオ印刷レンズによる立体感を灯具観察者に感じさせることができる。
【0015】上記「拡散反射面」は、単一反射面でこれを構成してもよいが、請求項2に記載したように、これを複数の反射面素子からなる構成とすれば、所定の配光パターンを得るための拡散反射光の制御を容易に行うことが可能となる。
【0016】この場合において、請求項3に記載したように、上記各反射面素子を魚眼状に形成するようにすれば、各反射面素子毎に拡散反射光が得られるので、上記制御を一層容易に行うことができ、また、上記標識灯を前方から観察したとき、ステレオ印刷レンズの非印刷部分を透してその奥の方にある反射面素子がキラキラと光って見えるようにすることができるので、ステレオ印刷レンズによる立体感に加えて、灯具の奥行き感を灯具観察者に感じさせることができる。
【0017】また、請求項4に記載したように、上記各反射面素子を、所定の定点を共通の焦点とする軸線同一で焦点距離が異なる複数の回転放物面上に形成するようにすれば、灯具の奥行き寸法に応じて所要の拡散反射光を得ることができる。例えば、上記軸線に近い回転放物面ほど焦点距離を短く設定すれば、リフレクタを薄型化することができるので、奥行き寸法の短い灯具に適したものとなり、一方、上記軸線に近い回転放物面ほど焦点距離を長く設定すれば、リフレクタを深く形成することができるので、奥行き寸法の長い灯具に適したものとなる。
【0018】
具体实施方式:
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
【0019】図1は、本願発明の一実施形態に係る車輌用標識灯を示す側断面図である。
【0020】図示のように、本実施形態に係る標識灯10は、自動車のテールランプであって、フィラメント12aを有するバルブ12と、このバルブ12からの光を前方へ反射するリフレクタ14と、このリフレクタ14の前方に配置されたインナレンズ16、ステレオ印刷レンズ18およびアウタレンズ20とを備えてなっている。
【0021】上記バルブ12は、リフレクタ14の光軸Ax上の点Fにフィラメント12aが位置するようにして該リフレクタ14に支持されている。このリフレクタ14は、バルブ12からの光を拡散光として前方へ反射させる拡散反射面14aを備えている。この拡散反射面14aは、リフレクタ14の光軸Ax上の定点Fを共通の焦点とする軸線同一で焦点距離が異なる複数の回転放物面上に、図3に示すような魚眼状(凸面状)に形成された複数の反射面素子14sが割り付けられてなっている。したがって、これら各反射面素子14sに入射したバルブ12からの光は、光軸Axと平行な軸線を中心として上下方向および左右方向に拡散する光となって前方へ反射することとなる。上記複数の回転放物面は、図1において2点鎖線で示すように、光軸Axに近い回転放物面ほど上記焦点距離が短くなるように設定されている。
【0022】上記インナレンズ16は、赤色素通しレン