透過光によつて立体感のある模様又は図柄を浮出させる印刷体

公开(公告)号:
JP1990250084A
公开(公告)日:
1990-10-05
申请号:
JP1989070430
申请日:
1989-03-24
授权日:
-
受理局:
日本
专利类型:
发明申请
简单法律状态:
失效
法律状态/事件:
驳回
IPC分类号:
B44F1/00 | G09F13/04 | G09F19/12
战略新兴产业分类:
-
国民经济行业分类号:
C2434
当前申请(专利权)人:
株式会社明和スクリーン
原始申请(专利权)人:
株式会社明和スクリーン
当前申请(专利权)人地址:
埼玉県川口市上青木1丁目21番6号
工商统一社会信用代码:
-
工商登记状态:
-
工商注册地址:
-
工商成立日期:
-
工商企业类型:
-
发明人:
西川 展弘
代理机构:
-
代理人:
小田島 平吉(外2名)
摘要:
本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
技术问题语段:
-
技术功效语段:
【0046】効果本発明の印刷体を、広告板、表示パネル、商品見本等に応用することによって、容易に且つ安価に立体感に溢れ中間色が鮮明な広告板、表示パネル、商品見本等が得られる。従って、従来の広告板等の上の平面的なイメージ写真等に比べ、顧客に対する宣伝効果が高まるだけでなく、顧客は購入する商品によく似た商品見本を見ることによって容易に商品内容を想起できるので商品選択が行い易くなる。
权利要求:
【請求項 1】 (a)光を透過する支持体、 (b)上記支持体の上に存在し、概ね同じ模様又は図柄を有する印刷層の少なくとも2層、 から成る、透過光によつて立体感のある模様又は図柄を浮出させる印刷体。
技术领域:
本発明は、透過光によって立体感のある模様又は図柄を浮出させる印刷体に関する。
背景技术:
従来、光透過性の支持体の上に模様又は図柄を有する多色の印刷層を設は裏面から照明する広告板や表示パネルが商品の宣伝や表示等に多数使用されている。 【0003】また、販売すべき商品と同じ形状、同じ模様又は図柄を有する商品見本を光透過性の材料から作製し、商品見本を内部から照明することによって、顧客の商品購買意欲を促すことも行われている。 【0004】例えば缶入り飲料あるいは酒類等の自動販売機においては、販売する缶入り飲料等と同じ形状、同じ模様又は図柄の商品見本を自動販売機前面の商品展示区画に多数展示し、且つそれら商品見本を上方あるいは下方から照明灯によって照明して、顧客の商品購買意欲を促している。そして、照明灯により商品見本に陰影が生じにくく、特に夜間においても展示を鮮明なものとする自動販売機の商品見本展示装置が、例えば特開昭63-291190号公報に示されている。 【0005】販売すべき商品がカップベンディングマシーンあるいはデイスペンサー等の自動販売機によって販売されるコツプ入りの飲料の場合、通常、自動販売機の前面パネルあるいは商品選択ボタン上に販売すべき商品名を表示している。 【0006】発明が解決しようとする問題点 光透過性の支持体の上に模様又は図柄を有する多色の印刷層を設は裏面から照明する広告板や表示パネルにおいては、広告板や表示パネルに設けられた印刷層に立体感がなく、顧客へのアラピールに乏しいといった問題がある。 【0007】また、印刷層の明るい色調の部分の光透過量が大きく暗い色調の部分の光透過量が少なく、明るい色調の部分と暗い色調の部分のコントラストが強いため、鮮明な中間色が得にくいという問題もある。透過光を使用せずに反射光だけを使用した場合には、広告板や表示パネルが暗いため中間色が殆ど見えないという問題を有する。 【0008】販売すべき商品と同じ形状、同じ模様又は図柄を有する商品見本を光透過性の材料から作製し、商品見本を内部から照明する場合にも、模様又は図柄に中間色が配されている場合、広告板等と同様に、鮮明な中間色が得にくいという問題がある。 【0009】販売すべき商品が例えば缶入り飲料あるいは酒類のような場合、販売すべき商品と同じ形状、同じ模様又は図柄の商品見本を作製することは、上記の鮮明な中間色を得にくいという問題を除けば比較的容易である。販売すべき商品がカップベンディングマシーンあるいはデイスペンサー等の自動販売機によって販売される飲料の場合、飲料の入れられたコツプから成る商品見本が、顧客へ最もアラピールし、商品購買意欲を促すだけでなく、購入すべき商品を顧客が容易に認識できる。しかしながら、光透過性のコツプの外側表面上に単に飲料を印刷した印刷層を設けても、立体感がなければ顧客は商品見本が飲料の入ったコツプであることを認識しにくいという問題がある。 【0010】また一般に、反射光から得られた商品見本の色調は透過光から得られた商品見本の色調と異なる。 【0011】そのため、反射光を用いて商品見本を展示するのか透過光を用いて商品見本を展示するのかによってそれぞれ異なるインクを調色し印刷を施さなければならないという問題もある。 【0012】従って、本発明は透過光によって立体感のある模様又は図柄を浮出す印刷体を提供することを目的とする。 【0013】更に、本発明は透過光によって鮮明な中間色を得られる印刷体を提供することを目的とする。 【0014】本発明はまた、透過光と反射光によって色調に差異がない印刷体を提供することを目的とする。
发明内容:
上記の問題は、本発明に従い、 (a)光を透過する支持体、 (b)上記支持体の上に存在し、概ね同じ模様又は図柄を有する印刷層の少なくとも2層、から成る、透過光によって立体感のある模様又は図柄を浮出させる印刷体によって解決される。 【0016】支持体は、光を透過すればよく、透明、不透明を問わない。支持体は、ガラス、プラスチック等、広告板、表示パネルあるいは商品見本等を作製するのに適した材料であればよい。 【0017】印刷層は、模様又は図柄を立体感あるものとするために、少なくとも2層を必要とするが、3層以上であってもよい。これらの2層の印刷層の眉間に光の一部を透過し他を反射する中間層を設け、3層′!R戊の印刷体とすることもでき、この場合中間層は模様または図柄を有していても有してぃなくともよい。 【0018】1層の印刷層とは、例えば黄色/赤色/青色/黒色の印刷版を用いた印刷により得られた印刷層を意味する。また、1回の印刷とは、これらの4つの印刷版により1層の印刷層を得るための印刷工程を意味する。 【0019】印刷層は、例えば光を透過するプラスチックフィルム上に模様又は図柄を少なくとも2回印刷することによって形成することができる。この印刷層を支持体に取付けて印刷体を作ることができる。 【0020】模様又は図柄の印刷層が1層印刷された光を透過するプラスチックフィルムを少なくとも2層、支持体と共に、積層することによって印刷体を形成することもできる。 【0021】また、支持体上に模様又は図柄を少なくとも2回直接印刷することによって印刷層を形成することもできる。 【0022】模様又は図柄は、透過光によって模様又は図柄に立体感が生ずる限り、2つの印刷層において完全に同一としなくともよい。 【0023】印刷層を形成するための印刷方法はいかなる方法であってもよい。優れた耐候性の印刷層を得るためには、印刷層の厚さは厚いことが望ましい。 【0024】適切な印刷方法の一例としては、スクリーン印刷法が挙げられる。 【0025】然玉 光を透過する支持体上に、概ね同じ模様又は図柄の少なくとも2層の印刷層を設けることによって、最外層の印刷層で反射した光と、少なくとも2層の印刷層を透過した光によって模様又は図柄が立体感温れて見える。また、中間色も鮮明となる。
具体实施方式:
以下、第1の実施例として、カップベンディングマシーン内に展示する商品見本であって、販売すべき飲料がコツプに入れられているように見える商品見本である印刷体およびその作製方法について説明する。 【0027】光を透過する透明なプラスチック材料から販売に使用するコツプと同じ形状のコツプを作製し、印刷体の支持体20とした。 【0028】販売すべき炭酸飲料と氷の小片を後に述べる方法で写真撮影を行い、それを基に通常の方法でスクリーン印刷用の印刷版を4版(黄色/赤色/青色/黒色用)作製した。これらの印刷版を使用して、透明なプラスチックフィルム24上に2回印刷を行い、2層の印刷層22A、22Bを得た。 【0029】印刷に使用したインクは2回の印刷とも同じものを使用した。印刷層を有するプラスチックフィルム24をコツプに取付けるのに適当な大きさに切断しコツプに取付けることによって、第1図に示すような商品見本である印刷体10を得た。なお、第1図において模様または図柄は省略しである。 【0030】第2図に断面図で示されるように、金属製の筐体30中に光源(白色蛍光灯が適する)32を入れ、筐体頂面34にコツプ底面よりすこし小さい円孔36をあけ、円孔36上に上記印刷体lOを置いた。これら全体をカップベンディングマシーンの商品展示区画内に入れ、光源32によって印刷体IOの内部を照明した。商品見本である印刷体10は、炭酸飲料から発生する炭酸ガスの泡と氷の小片が立体感温れて見え、あたかもコツプに炭酸飲料を入れたように見えた。また、氷の小片および飲料の中間色を鮮明に見ることができた。 【0031】なお、反射光のみで印刷体10を見た場合と、透過光を用いて印刷体10を見た場合で、印刷層の色調に大きな差異は認められなかった。 【0032】上記第1の実施例で2回の印刷を行う代わりに、3回の印刷
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