摘要:
PURPOSE:To obtain a device capable of readily producing handmade ice cream and sherbet, by setting an evaporating pipe under a table plate and equipping a device to changeably provide the evaporating pipe with cooling and a high- temperature high-pressure gas. CONSTITUTION:A previously prepared raw material to make ice cream, etc., is cast into a table plate 2 and a refrigerant is circulated through a compressor 6, an outlet circuit 7, an evaporating pipe 5 and a suction circuit 14. The table plate 2 is cooled by the circulation of the refrigerant. In order to warm the table plate 2 for thawing, the refrigerant is circulated through the compressor 6, a high-temperature high-pressure gas feed circuit 17, the evaporating pipe 5 and a suction circuit 14. By the circulation, a high-temperature high-pressure gas made into a low temperature by a heat exchanger is fed to the evaporation pipe 5.
权利要求:
【請求項 1】
アイスクリーム等を調整することのできるテーブル板と、このテーブル板に取付けられた該テーブル板を冷却したりあるいは暖めたりすることができる蒸発パイプと、一端が前記蒸発パイプの供給側に接続され、他端が蒸発器、開閉装置、ドライヤー、タンク、コンデンサー、逆止弁をそれぞれ介してコンプレツサーの吐出側に接続されたコンプレツサーからの高温高圧ガスを冷媒にして供給する吐出回路と、一端が前記蒸発パイプの吐出側に接続され、他端が前記コンプレツサーの吸入側に接続された吸入回路と、一端が前記コンプレツサーの吐出側に接続され他端が前記蒸発パイプの供給側に接続された該蒸発パイプへ高温高圧ガスを供給する高温高圧ガス供給回路と、この高温高圧ガス供給回路と前記吐出回路とのいずれかを選択的に開閉する開閉装置と、前記吸入回路と前記吐出回路のコンプレツサーと逆止弁との間で熱交換する熱交換器とを備えたことを特徴とするアイスクリーム等の製造装置。
【請求項 2】
テーブル板は外周部が上方に傾斜された盆形状に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアイスクリーム等の製造装置。
【請求項 3】
テーブル板はアルミ材あるいはステンレス材等の熱伝導の良い金属材で形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載のアイスクリーム等の製造装置。
【請求項 4】
蒸発パイプは渦巻き状に形成され、テーブル板の底面に当接するように配置され、かつ外周部は断熱材で覆われていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項いずれかに記載のアイスクリーム等の製造装置。
【請求項 5】
蒸発パイプはテーブル板に渦巻き状に埋設されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項いずれかに記載のアイスクリーム等の製造装置。
【請求項 6】
吐出回路は一端がコンプレツサーの吐出側に接続され、他端が蒸発パイプの供給側に接続された吐出パイプと、この吐出パイプに順次介装された吸入回路によつて熱交換される熱交換器、逆止弁、コンデンサー、タンク、ドライヤーおよび蒸発器とから構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第5項いずれかに記載のアイスクリーム等の製造装置。
【請求項 7】
吐出回路は一端がコンプレツサーの吐出側に接続され他端が蒸発パイプの供給側に接続された吐出パイプと、この吐出パイプに順次介装された吸入回路によつて熱交換される熱交換器、コンデンサー、ドライヤーおよび蒸発器とから構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第5項いずれかに記載のアイスクリーム等の製造装置。
【請求項 8】
吸入回路は一端が蒸発パイプの吐出側に接続され他端がコンプレツサーの吸入側に連通された吸入パイプと、この吸入パイプに介装されたアキユームレータとから構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第7項いずれかに記載のアイスクリーム等の製造装置。
【請求項 9】
開閉装置は吐出回路のドライヤーと蒸発器との間に介装された第1の電磁弁と、高温高圧ガス供給回路に介装された第2の電磁弁とからなることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第8項いずれかに記載のアイスクリーム等の製造装置。
背景技术:
従来、アイスクリームを製造する場合、所定の配合がなされた材料を冷凍システムで凍結させることができるポツト内に入れ、撹拌棒によつてかきまぜながら製造するアイスクリーム製造装置が用いられている。
【0003】しかしながら、この従来のアイスクリーム製造装置は冷凍システムで凍結させることができるポツトを用いているため、小型化がむずかしく、小さなものでも1回の操作で50人分のアイスクリームを製造しなければならないという欠点があつた。
【0004】また、1回の製造操作ごとにポツトや撹拌棒を洗浄しなければならず、その作業が大変であるという欠点があり、さらに1回の製造操作で50人分ものアイスクリームができるため、多数の種類のアイスクリームを用意したくても大量に販売される店以外では製造することができないという欠点があつた。
【0005】「本発明の目的」
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、少量のアイスクリーム等を手作りで簡単に効率よく製造することができるとともに、実演状態でアイスクリーム等を製造している所を見せることができ、かつ洗浄の容易なアイスクリーム等の製造装置を得るにある。
【0006】「本発明の目的を達成するための手段」
本発明はアイスクリーム等を調整することのできるテーブル板と、このテーブル板に取付けられた該テーブル板を冷却したりあるいは暖めたりすることができる蒸発パイプと、一端が前記蒸発パイプの供給側に接続され、他端がコンプレツサーの吐出側に接続されたコンプレツサーからの高温高圧ガスを冷媒にして供給する吐出回路と、一端が前記蒸発パイプの吐出側に接続され、他端が前記コンプレツサーの吸入側に接続された吸入回路と、一端が前記コンプレツサーの吐出側に接続され他端が前記蒸発パイプの供給側に接続された該蒸発パイプへ高温高圧ガスを供給する高温高圧ガス供給回路と、この高温高圧ガス供給回路と前記吐出回路とのいずれかを選択的に開閉する開閉装置と、前記吸入回路と前記吐出回路のコンプレツサー側とで熱交換する熱交換器とを備えたことを特徴としている。
【0007】「本発明の実施例」
以下、図面を示す実施例により、本発明を詳細に説明する。
【0008】第1図ないし第5図の実施例において、1はケース体で、このケース体1の上面にはテーブル板2が取付けられている。このテーブル板2はアルミ材あるいはステンレス材で外周部が上方に傾斜された盆形状に形成されたテーブル板本体3と、このテーブル板本体3の底面に固定された断熱材製の保温カバー4とから構成されている。
【0009】5は前記テーブル板2に取付けられたテーブル板本体3を冷却したりあるいは暖めたりすることができる蒸発パイプで、この蒸発パイプ5は前記テーブル板本体3の底面に当接するように渦巻き状に配設されている。
【0010】6は前記ケース体1内に配置されたコンプレツサーである。
【0011】7は一端が前記コンプレツサー6の吐出側に接続され、他端が前記蒸発パイプ5の供給側に接続された前記コンプレツサー6からの高温高圧ガスを冷媒にして供給する吐出回路で、この吐出回路7は一端が前記コンプレツサー6の吐出側に接続され、他端が前記蒸発パイプ5の供給側に接続された吐出パイプ8と、この吐出パイプ8に前記コンプレツサー6側から蒸発パイプ5側へ順次介装された逆止弁9、コンデンサー10、タンク11、ドライヤー12および蒸発器13とから構成されている。
【0012】14は一端が前記蒸発パイプ5の吐出側に接続され、他端が前記コンプレツサー6の吸入側に接続された吸入回路で、この吸入回路14は一端が前記蒸発パイプ5の吐出側に接続され、他端が前記コンプレツサー6の吸入側に接続された吸入パイプ15と、この吸入パイプ15中に介装されたアキユームレータ16とから構成されている。
【0013】17は前記コンプレツサー6からの高温高圧ガスを前記蒸発パイプ5へ供給する高温高圧ガス供給回路で、この高温高圧ガス供給回路17は一端が前記コンプレツサー6の吐出側に接続され、他端が前記蒸発パイプ5の供給側に接続された高温高圧ガス供給パイプ18で構成されている。
【0014】19は前記吐出回路7と前記高温高圧ガス供給回路17とのいずれかを選択的に開閉する開閉装置で、この開閉装置19は前記吐出回路7のドライヤー12と蒸発器13との間の吐出パイプ8中に介装された該吐出パイプ8を開閉する第1の電磁弁20と、前記高温高圧ガス供給回路17の高温高圧ガス供給パイプ18中に介装された該高温高圧ガス供給パイプ18を開閉する第2の電磁弁21とから構成され、前記第1の電磁弁20が開状態では第2の電磁弁21は閉状態となるように設定されている。
【0015】22は前記吸入回路14の熱と前記コンプレツサー6から吐出される高温高圧ガスの熱とを熱交換させる熱交換器で、この熱交換器22は前記吸入回路14のアキユームレーター16とコンプレツサー6との間の吸入パイプ15が連通し、前記吐出回路7のコンプレツサー6と逆止弁9との間の吐出パイプ8およびコンプレツサー6と第2の電磁弁21との間の高温高圧ガス供給パイプ18が内部22aと貫通するように構成されている。
【0016】上記構成のアイスクリーム等の製造装置にあつては、テーブル板2上にあらかじめ調理されたアイスクリーム等を作る原料を流し込み、駆動スイツチ23を入れ、冷媒をコンプレツサー6、吐出回路7、蒸発パイプ5および吸入回路14と循環させる。この冷媒の循環によつて、テーブル板2は冷凍され、テーブル板2上の原料が冷凍される。この時、へら等を用いて掻きまわしながらアイスクリーム等に仕上げるが、テーブル板2上に凍結しやすいので、この場合には開閉装置19を切換えるための解凍スイツチ24を操作して、冷媒をコンプレツサー6、高温高圧ガス供給回路17、蒸発パイプ5、吸入回路14と循環させる。この冷媒の循環によつて蒸発パイプ5内に熱交換器22によつて低温にされた高温高圧ガスが供給されるため、テーブル板2は暖められ解凍される。このようにへら等を用いて掻きまわす作業と、テーブル2の冷凍や解凍を数回繰返して所定のアイスクリーム等に仕上げる。
【0017】なお、25は停止スイツチである。
【0018】「本発明の異なる実施例」
次に第6図ないし第12図に示す本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これらの実施例の説明に当つて、前記本発明の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0019】第6図および第7図の実施例において、前記本発明の実施例と主に異なる点は、テーブル板2Aをアルミ材等で形成し、内部に渦巻き状の蒸発パイプ5を埋設した点で、このように構成することにより、蒸発パイプ5の熱を効率良くテーブル板2Aに伝熱することができる。このようにアイスクリーム等の製造装置を構成しても良い。
【0020】第8図ないし第10図の実施例において、前記本発明の実施例と主に異なる点は、蒸発パイプ5Aを略パルス波形形状となるように曲げ形成した点で、このように形成した蒸発パイプ5Aを用いてアイスクリーム等の製造装置を構成しても同様な作用効果が得られる。
【0021】第11図の実施例において、前記本発明の実施例と主に異なる点は、テーブル板2に吐出回路7の吐出パイプ8に接続された渦巻き状の蒸発パイプ5と、高温高圧ガス供給回路17の高温高圧ガス供給パイプ18に接続された渦巻き状の蒸発パイプ5Bとを設けた点と、熱交換器22の内部22aに吸入回路14のアキユームレーター16とコンプレツサー6との間の吸入パイプ15を貫通させるとともに、吐出回路7のコンプレツサー6と逆止弁9との間の吐出パイプ8およびコンプレツサー6と第2の電磁弁21との間の高温高圧ガス供給パイプ18を内部22aと連通するように構成した点で、このように2本の蒸発パイプ5,5Bを用いてアイスクリーム等の製造装置を構成しても同様な作用効果が得られる。
【0022】第12図の実施例において、前記本発明の実施例と主に異なる点は、高温高圧ガス供給回路17の高温高圧ガス供給パイプ18を熱交換器22を介装することなくコンプレツサーの吐出側に接続させた点で、このようにアイスクリーム等の製造装置を構成してもよい。
【0023】なお、前記本発明の実施例では吐出回路7に逆止弁やタンクを介装したものに付いて説明しいたが本発明は吐出回路7に逆止弁やタンクを介装しないものを用いてもよい。
【0024】「本発明の効果